先日、主演ヒュー・ジャックマン自身の言葉によって、出演者にデイヴィッド・ウェナムの名前が追加されたバズ・ラーマン監督の新作『オーストラリア』。どうやらデイヴィッドの役も明らかになりつつあるようです。
以下かなりネタバレかも……
第一報は The Hollywood Reporter から。
ロイターにもほぼ同様のニュースが出ていました。
これによると、デイヴィッドは、ニコール・キッドマン演じる土地持ちの英国女性から、その土地(牧場)を奪おうと画策する敵役のようです。
"a station manager" とあるので、初め「駅長さん…?」と思ってしまいましたが、豪州に於いて "station" とは牧場や農場を指して言うこともあるそうです。この場合はそちらでしょう。
デイヴィッド悪役…!?
もしかして、"The Proposition" のイーデン・フレッチャーみたいなヤツだったらどうしよう……
でも、実はこの役、映画『オーストラリア』がニコール&ヒューの主演コンビで動き始めた頃から言われていた「第三の重要な役」のようです
これについて、豪メディアには更に踏み込んだ記事が載っていました。
NEWS.com.au
デイヴィッド以外に出演がほぼ確実視されている人たちについて、まずジャック・トンプソンは酔いどれ会計士の役で、彼を当て込んで書かれたんじゃないかとも言われているとか。
当初トンプソンがその役か?と噂されていた "cattle baron" こと北部の大地主(牧場主)を、ブライアン・ブラウンが演じるようです。
そしてデイヴィッドの役は上述の通りですが、そこに役名らしきものが……
ニール・フレッチャー……!?
「またフレッチャーかい!」
もしかして「フレッチャー=悪そうな名前」というイメージでもあるんでしょうか?
それはともかく、ブラウン氏もデイヴィッドも、当初「ニコールの夫役か?」と言われたりもしましたが、それだと開巻間もなくお亡くなりになりそうだし、結局お二方とも、それより大きい役だったという訳ですね。
いえ、デイヴィッドには(それも同じバズ監督で)オードリイという前例があるから、いろいろ不安だったんですよ
でも今回の報道通り決定したなら、ニコールはもちろん、ヒューと顔を合わせるシーンもあるかも……もしかして争うようなシーンも……?等々いろいろ考えて、ドキドキが止まりません。
まさかこの映画のことで、デイジー情報に翻弄される日が来ようとは思ってもみませんでした。
ヒューが「彼が出るよ」っていう感じで言ったのか定かではありませんが、共演を喜んでの発言と固く信じております!(笑)
デイジーが再びフレッチャー一族を演じる(かどうかは知りませんが)、何か、「バック・トゥ・ザ・フューチャー2,3」的な悪役しか浮かびません(あ、馬鹿な役だ・・・涙)。
第二次世界大戦中ですから、西部劇風じゃないはずなのに・・・牧場とくれば・・・ジョン・ウェイン!なイメージ!
牧場主ってことですか?オージーに疎いのでわかりませんでした。駅長が何で牛?って思いましたもの(笑)。
この情報でしばらく楽しめます!いや、めでたい!
ただ、ディジーがどこまで役作りをするか・・・考えただけで、嬉しいやら、怖いやら・・・(汗)
この映画の話を聞いたとき、ファラミア殿下も入るような気はしてました。だって、できる限りオーストラリアのキャストでいきたい、と言う話をバズ監督してませんでしたっけ?もっと色々キャストが増えないかな~(ヒューゴさんやジェフリーさんはどうよ?)
ファラミアとカールしか見たことないので想像つきませんが…。
大役なのはうれしいですが。
演技力を堪能できるんでしょうね。
「あの」フレッチャーの孫とかだったら嫌です
managerですから、牧場主と言うよりニコール(かその夫)所有の牧場の管理を任されていた人物なのかも、とも思います。
それが乗っ取りにかかるということかな、と。
酷薄な役かカッコいい悪役か、はたまた『ムーラン・ルージュ!』の公爵系か判りませんが、ヒューにボコられるシーンなどが普通にありそうで、ちょっと心配です。
>misao様
私も彼の出演はあり得るな、と心ひそかに思って(願って)いました。バズ監督で主演コンビがあの二人ですし。
ところで、The Propositionのフレッチャーは、必ずしも「悪役」ではないと私は思っていますが、相当エグイ行いをしていることに変わりはないですからね……
同じパターンの役を続けてやるのは嫌だという人だから、また違った感じの演技になるんじゃないでしょうか。
>rukkia様
実は彼は悪役やワルな役を何回も演じているんですよ。キャリアの上ではファラミアがむしろ特殊だったんですね。暴力系、ワイルド系、酷薄な爬虫類系、情けない小悪党、憎めないサイコ野郎と、その役柄も様々です。
だから今度はどんな感じで来るのか、期待と不安でいっぱいです