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デイジーデイジー・98 最近の彼とオーストラリア映画

2006-01-28 22:44:48 | デイヴィッド・ウェナム


ヒンダスタン・タイムス…というからには、インドのメディアなんでしょうか?
とにかく、こちらのニュースによれば、ダッカ国際映画祭というものが開催されていたようです。
土地柄もあり、殆どの賞はインドとイランの映画で独占したようですが、その中で唯一、主演男優賞はオーストラリア映画 "Three Dollars" の主役デイヴィッド・ウェナム氏の手に渡ったとのこと。
いや、思いもかけない所で彼の名前を見てびっくりです。

映画祭関連では、現在アメリカはユタ州にて、ロバート・レッドフォードが主催者であることでも知られるサンダンス映画祭が開かれていますが、これには "The Proposition" が出てるんですよね。インディース系映画祭として有名なこちらで、オーストラリア・ローカルの映画がどれくらいアピールするか、ちょっと興味あります。
この映画ともデイヴィッドとも関係ありませんが、横田めぐみさん拉致事件を扱ったドキュメンタリーが観客賞を取ったとの情報も伝わって来ています。

一方、オーストラリア映画・テレビ界の現状を憂うるシドニー・モーニング・ヘラルドのこちらの記事にも、デイヴィッドの名前が出ていました。
PCや携帯で、テレビドラマでも映画でもクリケットの試合でも配信されるような時代、このままでは市場がアメリカに独占されることへの危機感を訴える内容で、これに対し、やたらな自由化に歯止めをかけて、自国の文化を保護すべきだと訴える豪セレブの一人として、ジェフリー・ラッシュ、トニ・コレットと共にウェナム氏の名前も挙がっています。
まあ、彼は以前からそういうことを主張していました。

確かにオーストラリア映画と言うと、この日本に於いても、作品も情報も、それこそインドやイランの映画以上に(以下に、と言うべきか?)はいって来ませんね。
なまじ英語圏なのがいけないのか、今一つアピール・ポイントに欠けるきらいはあります。
上記の国の映画や、また海外に輸出される日本映画のように、宗教や文化や生活習慣の違いが「壁」であると同時に、新鮮な驚きを以て迎えられるというほどでもないでしょうし。

とは言え、豪映画だって頑張ってるんだよ、という記事も同じSMHに出ていました。
チケットの売り上げの80%以上が米映画のもので、豪映画は2.8%って…確かにこれでは危機感も募ろうというものですが、一方で、近頃は豪映画に出演する英米俳優もいるということで、トップ画像は "Jindabyne" に出演のガブリエル・バーン。
これって、デボラ・リー・ファーネスさんも出演した映画ですよね。撮影は昨年始め頃で、その間、御夫君ヒュー・ジャックマンさんがオスカーくんの面倒をみたり主夫していたという…
他にローラ・リニーとかも出ているようで、これもちょっと観てみたいですね。

この内容では「オーストラリア」カテゴリでも良かったかも…
でも、久々にデイヴィッドの名前を見て嬉しかったんだもん
"300" の撮影もそろそろ終わったはずだし、また豪映画関係で情報がはいって来ないかな~と心待ちにしております。

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