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映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

豪州に生きる日本人

2006-01-09 13:31:20 | オーストラリアとその映画・演劇
天のしずく―地球と水の物語

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本日午前11時より、テレビ東京で『豪州に生きる日本人 大好き!タスマニア・メルボルン』という番組が放送されました。
タスマニア在住の写真家相原正明氏や、氏もパネリストを務めた「エコ・ツーリズム2005」(於ホバート)に協力や出資している日本人たち、メルボルンに拠点を置いて、アボリジニアン・アートの研究や収集、日本への紹介などしている女性、またオーストラリアに工場を設けている幾つかの食品製造会社等が紹介されていました。
テレビ東京のサイトにはページがないようですが、制作元のテレビせとうちには出ていましたので、リンクしておきます。→こちら

紹介されていた食品会社の一つは、現地の小麦を使い、あちらで製麺工場を稼働させています。
日本で麺類に使われる小麦は、その大部分を輸入に頼っているのですが(これは知っていた)、麺類には豪州産小麦が最適であること、更にオーストラリアは有機農業先進国でもあり、安全性も保証できることなど、短い中でも有益な知識や情報を得ることができました。
農業、特に有機農業との関係は、あくまでも自然との人との関わり、また人間同士の関わりがベースなので、大企業の論理とは異なる方法論や生産のあり方が必要とされる、というお話は判りやすく、共感もできました。

相原氏はやや年齢が高めですが、企業として、また個人として、物心両面からこれらの交流事業に関わり、それを仕事としている(行こうとしている)人たちが、拝見したところ三十代から四十代前半にかけての世代らしいことに、頼もしさを感じました。
巨大資本の論理だけが世界を席巻することへのささやかな抵抗は、こういう所から可能になって行くのかも知れません。

ところで、ふと思ったのが、オーストラリアの人っていわゆる白人系の人でも、何となくアジアっぽいかも、ということ。
タスマニアの自然に抱かれたクアハウスのスパでぐだーっとしていたり、マッサージにうっとりしている姿など見て、そう感じました。
タスマニアについては、以前この記事等でお伝えしたように、「グリーン」党代表の上院議員ボブ・ブラウン氏を通じて、デイヴィッド・ウェナムさんも環境保護運動に協力していることなどから、ちょっと関心を持ち始めたところでしたが、あちらの自然は、オーストラリア大陸中央部等のダイナミックな「大自然」とは違って、もっと穏やかで優しい感じです。そのへんが日本人を惹きつけるのかも知れませんね。もちろんそこに棲息する動物や植生は日本とは大きく異なりますが。

アフィリエイトは番組よりプレゼントのお知らせがあった、相原氏の写真集です。
関心のある方は、こちらもご覧下さい。

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