Coming Soon.net 経由で知ったことですが、Entertainment Weekly に、ヒュー・ジャックマンの X-MEN 関連インタビューが出ていました。
要約すると──1や2の頃は、マーシャルアーツみたいな「きれいなファイト」ではなくて、ストリート・ファイター然としたファイティング・スタイルに徹していたが、今回はスタント・コーディネーターと相談して、原作ウルヴァリンのスタイルも取り入れてみた。しかし、そこには、原作ウルヴァリンが小柄だからこそ、という動きもあって、長身の自分がそれをこなすのはなかなか大変だった。
……というようなことを語っています。
次に、監督が変わったことの影響や、ちゃんと原作ファンも満足させられるものになっているのか?という質問に対して、1や2の頃には予算の都合上実現できなかったことが、(振り付けやアクションも含めて)今回はかなりできていると思う。支えてくれたファンの存在を忘れたことはないし、各キャラクターをないがしろにしたり、ファンを失望させるようなことにはならない、と述べています。
また、予定されている「ウルヴァリンのスピンオフ」に関しては、X-MEN シリーズ自体はアンサンブルの映画で、その一パートを演じるのは素晴らしいことだが、ウルヴァリンというキャラクターについては、まだまだ掘り下げる余地があると思うし、長編映画の主人公たり得ると思う。現在はまだスクリプトにかかったばかりだが、何人かの優れたフィルムメーカーや脚本家が興味を示してくれている……とのこと。
自分で脚本を書く気はないのか?という問いには、このキャラクターについて語れることは多々あるが、自分自身はあくまでも俳優としての観点から関わって行きたい、と答えています。
X3について、ヒュー自身がこれだけ語ったのは初めてのような気がします。
まあ何にしても、ファンとしては、カッコいいヒュー様が見られれば、それで満足な訳ですが。