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映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

ついに公開!『ダークナイト』

2008-08-09 23:41:48 | バットマン、ダークナイト
のち
昨夜は蒸し暑さでよく眠れず(クーラーが使えないので)、今日も今日とて、全身絞られるように汗が出るほど湿度が高かったです。

そんな天気でしたが、いよいよ本日公開となった、クリストファー・ノーラン監督、クリスチャン・ベイル主演のバットマン・シリーズ新作『ダークナイト』を観て参りました!
初回に行きたかったけれど、諸般の事情により、自宅から二番目に近いワーナー・マイカルで(ここが近場では最も大きいスクリーンでの上映なので)、午後イチの回を鑑賞。心配していた客足ですが、自分が観た回はほぼ満席でした。

で、映画の内容ですが──傑作!
あまりに前評判が良いので逆に不安を感じたくらいですが、聞きしに勝る大傑作でした!
寝不足だったけれど目を閉じる間も気を抜く暇もなく、外の暑さを完全に忘れるくらい本当に背筋が寒くなりました。
自分はティム・バートンのファンですが、彼の監督した二作品、またノーラン監督自身の前作『バットマン ビギンズ』も含めて、これまでのシリーズとは一線を画する作品です。アメリカン・コミックの映画化として頂点を極めてしまった作品であり、今後このジャンルでこれを超えるものは現れないでしょう。また、ジャンルの枠を外しても傑作であると思います。

詳しい感想は、後日改めてちゃんと書く予定です。
観終った後はぐったり消耗し、帰途少し落ち着いてから、じわじわと涙が出て来ました。決して後味が良いとは言えないのに、是非もう一度観たい!と思わせてくれる作品でもあります。

タイトル『ダークナイト』がスクリーンに映し出されるのは、この悲痛な物語が終わってからのこと。「暗黒の騎士」という言葉の意味するところは、すべてを観た後でなくてはわかりません。
闇の彼方へ向けて走り去る彼は、これからどこへ向かうのでしょう。どこへ行けるのでしょう……

話は違いますが、一昨日アマゾンから『ノーカントリー』DVDが届きました。これも傑作ですが、『ダークナイト』はこの作品と共通する部分も多いように思います。決して「コイン」のことだけでなく。
しかし、この二作を続けて観るのはあまりにダークでヘビーなので、DVD鑑賞は当分お預けになりそうです。

『ダークナイト』レビュー

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