ときどき
日本時間の今未明、英国のエリザベス二世女王陛下崩御の報があり、今朝はTVもネットもそのニュースでもちきりでした。享年96歳。70年にわたる英国史上最長の在位でした。自分などが生まれるずっと前からその座にあって、第二次世界大戦後の英国を支え続けた女王陛下。謹んでお悔やみを申し上げます。
さて今日の本題。
娘と共に赤坂ACTシアター改めハリー・ポッターシアターにて、話題の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』を観て来ました。女王陛下の国が世界に誇るシリーズの公式続編として制作された舞台オリジナル作品です。
昨日は赤坂のホテルで一泊。チェックインの後、少し休んでからBizタワー内のお魚定食が美味しいお店で晩御飯を食べ、更にカフェでさっぱりしたものを飲みつつ時間をつぶしてから、《マホウドコロ》と名付けられた公式グッズショップ(要予約)でお買い物。その画像は昨日上げました。
お泊りした理由は、午前11:45開場、12:15開演という早めのタイムスケジュールゆえです。自宅から日帰りで行けない場所ではありませんが、混んだ電車に乗って観る前に疲れるのも嫌だし、電車の遅延などの恐れもありますからね。
というわけで、今日はホテルで朝食を取り、少し休んだのちチェックアウト。コロナ禍の影響で今はどの劇場でもクロークでの荷物預かりはしていないため、駅のコインロッカーに娘と自分のスーツケース、カートを預けました。
駅ビルの11時前から開いていたお店で早めの昼食。赤坂には何度か来ていますが、初めて入るお店でした。お昼はうどんメニュー中心で、美味しかったです。機会があれば夜にも来てみたいと思いました。
(9/10に気がつきましたが、「美味しかった」と書いたつもりが当初「惜しかった」になっていました!全く違う意味になってしまうじゃないですかー もちろん今は訂正してあります。)
赤坂駅周辺は今やすっかり「ハリポタタウン」と化し、地下鉄駅から駅ビル前を通って劇場へ到る道もこの通りです。
真ん中に見えるのは「タイムターナー」ですね。
こちらのルートは劇場まで外階段を延々と上がることを思い出して、ちょっと後悔しましたが、こういう写真も撮れて良かったです。ホグワーツの「動く階段」周りの肖像画のイメージでしょうか。ここの人たちは動いたりしゃべったりはしませんでしたが。
11:45開場とは座席に座れるようになる時間のことで、劇場自体は既に開いていて、プログラム&グッズ売り場は早くも大賑わいでした。
この前ACTシアターに来たのはもう5年前のこと。作品は石丸幹二さん主演『スカーレット・ピンパーネル』(再演)でした。このたびも、もちろん石丸さんのハリーがお目当てです。
本日の出演者はこういう形で掲示されていました。
下手くそ写真のせいで皆さんのお名前が今いちはっきり見えませんが、洒落ていますよね。
ついでにこちら ↓ は物陰の飲食コーナーの壁をミニギャラリー風に飾っていた内の一枚。どれが誰の杖でしょうか?
作品の内容については詳述もネタバレもしませんが、「タイムターナー」を使ってのタイムトラベルの連続やタイムパラドックスは、原作として出版されている舞台脚本を読んでいないと、ちょっとわかりにくいかな、という気もしました。自分は原作既読です。
ハリー、ハーマイオニー、ロンなどかつての仲間たちが大人になった姿を見るのも楽しいけれど、物語を主導するのはハリーの息子アルバス・セブルス・ポッターと、その親友でありドラコ・マルフォイの息子であるスコーピウス。ともに父親の存在ゆえに苦しむ二人の友情と冒険はいろいろな意味で危なっかしくてハラハラするし、観ていて切なくもなりました。特にスコーピウスがすごく良い子で、良い子過ぎて泣けてきます。
目まぐるしいストーリーを文字通り動かすのが装置(大道具)とアンサンブルさんたちです。一体どうやって?と言いたくなるような「魔法」の表現。登場人物の感情と乖離しない(時に一体化した)ダイナミックな装置の移動や場面転換。すべてに目を奪われました。
観る前は、第1幕100分、20分の幕間をはさんで、第2幕も100分という長丁場を耐えられるかどうか危惧していましたが、息をもつかせぬ面白さに、時が経つことなど忘れて見入ってしまいました。あのスペクタキュラーな演出だけでも一見、再見の価値はあると思います。
キャストについてごく簡単に触れると、石丸さんのハリーは期待通り。ミュージカルではありませんが、これまで観てきた石丸さんの様々な役や演技を思い出したりしました。
もうひとり印象に残った人は福井貴一さん。事前情報ではエイモス・ディゴリー(セドリックの父)役との情報しか得ていませんでしたが、実はダンブルドアとスネイプ先生という、ハリーの人生にとって重要な(そして息子の名前の由来でもある)二人の人物も演じていらっしゃったんですね。そのどちらも素晴らしかったです。
あと、三大魔法学校対抗試合の実況の声が吉田鋼太郎さんに似ているなぁ……と思ったら、本当に鋼太郎さんでした!但し本当に「声」のみのご出演です。
そのほかの細かい感想や小ネタや思い出したことなどは、ツイッターで少しずつ上げています。
実は割と暗くつらい話であり観劇時間も4時間近いのに、観終わってぐったりとはならず、むしろ元気をもらって劇場を後にすることができたのは、基本アトラクション作品として造られているからかもしれません。
電車で自宅最寄駅まで戻り、鶏料理メインの居酒屋で娘と共に夕食。いい感じにお腹が空いて、美味しくいただきました。
日本時間の今未明、英国のエリザベス二世女王陛下崩御の報があり、今朝はTVもネットもそのニュースでもちきりでした。享年96歳。70年にわたる英国史上最長の在位でした。自分などが生まれるずっと前からその座にあって、第二次世界大戦後の英国を支え続けた女王陛下。謹んでお悔やみを申し上げます。
さて今日の本題。
娘と共に赤坂ACTシアター改めハリー・ポッターシアターにて、話題の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』を観て来ました。女王陛下の国が世界に誇るシリーズの公式続編として制作された舞台オリジナル作品です。
昨日は赤坂のホテルで一泊。チェックインの後、少し休んでからBizタワー内のお魚定食が美味しいお店で晩御飯を食べ、更にカフェでさっぱりしたものを飲みつつ時間をつぶしてから、《マホウドコロ》と名付けられた公式グッズショップ(要予約)でお買い物。その画像は昨日上げました。
お泊りした理由は、午前11:45開場、12:15開演という早めのタイムスケジュールゆえです。自宅から日帰りで行けない場所ではありませんが、混んだ電車に乗って観る前に疲れるのも嫌だし、電車の遅延などの恐れもありますからね。
というわけで、今日はホテルで朝食を取り、少し休んだのちチェックアウト。コロナ禍の影響で今はどの劇場でもクロークでの荷物預かりはしていないため、駅のコインロッカーに娘と自分のスーツケース、カートを預けました。
駅ビルの11時前から開いていたお店で早めの昼食。赤坂には何度か来ていますが、初めて入るお店でした。お昼はうどんメニュー中心で、美味しかったです。機会があれば夜にも来てみたいと思いました。
(9/10に気がつきましたが、「美味しかった」と書いたつもりが当初「惜しかった」になっていました!全く違う意味になってしまうじゃないですかー もちろん今は訂正してあります。)
赤坂駅周辺は今やすっかり「ハリポタタウン」と化し、地下鉄駅から駅ビル前を通って劇場へ到る道もこの通りです。
真ん中に見えるのは「タイムターナー」ですね。
こちらのルートは劇場まで外階段を延々と上がることを思い出して、ちょっと後悔しましたが、こういう写真も撮れて良かったです。ホグワーツの「動く階段」周りの肖像画のイメージでしょうか。ここの人たちは動いたりしゃべったりはしませんでしたが。
11:45開場とは座席に座れるようになる時間のことで、劇場自体は既に開いていて、プログラム&グッズ売り場は早くも大賑わいでした。
この前ACTシアターに来たのはもう5年前のこと。作品は石丸幹二さん主演『スカーレット・ピンパーネル』(再演)でした。このたびも、もちろん石丸さんのハリーがお目当てです。
本日の出演者はこういう形で掲示されていました。
下手くそ写真のせいで皆さんのお名前が今いちはっきり見えませんが、洒落ていますよね。
ついでにこちら ↓ は物陰の飲食コーナーの壁をミニギャラリー風に飾っていた内の一枚。どれが誰の杖でしょうか?
作品の内容については詳述もネタバレもしませんが、「タイムターナー」を使ってのタイムトラベルの連続やタイムパラドックスは、原作として出版されている舞台脚本を読んでいないと、ちょっとわかりにくいかな、という気もしました。自分は原作既読です。
ハリー、ハーマイオニー、ロンなどかつての仲間たちが大人になった姿を見るのも楽しいけれど、物語を主導するのはハリーの息子アルバス・セブルス・ポッターと、その親友でありドラコ・マルフォイの息子であるスコーピウス。ともに父親の存在ゆえに苦しむ二人の友情と冒険はいろいろな意味で危なっかしくてハラハラするし、観ていて切なくもなりました。特にスコーピウスがすごく良い子で、良い子過ぎて泣けてきます。
目まぐるしいストーリーを文字通り動かすのが装置(大道具)とアンサンブルさんたちです。一体どうやって?と言いたくなるような「魔法」の表現。登場人物の感情と乖離しない(時に一体化した)ダイナミックな装置の移動や場面転換。すべてに目を奪われました。
観る前は、第1幕100分、20分の幕間をはさんで、第2幕も100分という長丁場を耐えられるかどうか危惧していましたが、息をもつかせぬ面白さに、時が経つことなど忘れて見入ってしまいました。あのスペクタキュラーな演出だけでも一見、再見の価値はあると思います。
キャストについてごく簡単に触れると、石丸さんのハリーは期待通り。ミュージカルではありませんが、これまで観てきた石丸さんの様々な役や演技を思い出したりしました。
もうひとり印象に残った人は福井貴一さん。事前情報ではエイモス・ディゴリー(セドリックの父)役との情報しか得ていませんでしたが、実はダンブルドアとスネイプ先生という、ハリーの人生にとって重要な(そして息子の名前の由来でもある)二人の人物も演じていらっしゃったんですね。そのどちらも素晴らしかったです。
あと、三大魔法学校対抗試合の実況の声が吉田鋼太郎さんに似ているなぁ……と思ったら、本当に鋼太郎さんでした!但し本当に「声」のみのご出演です。
そのほかの細かい感想や小ネタや思い出したことなどは、ツイッターで少しずつ上げています。
実は割と暗くつらい話であり観劇時間も4時間近いのに、観終わってぐったりとはならず、むしろ元気をもらって劇場を後にすることができたのは、基本アトラクション作品として造られているからかもしれません。
電車で自宅最寄駅まで戻り、鶏料理メインの居酒屋で娘と共に夕食。いい感じにお腹が空いて、美味しくいただきました。