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映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

今日のおでかけ

2024-12-01 19:35:15 | 雑記

なんと今日から12月!今年も残すところ1ヶ月です。夏が長すぎ、秋は存在したのかどうかも判らず、また今のところ暖冬気味ゆえ、あまり実感がありません。

今朝は7時前に目が覚めましたが、腰がすごく痛かったです。やはり長時間のPC作業(ブログ書き)がいけなかったのでしょうか。目の痛みも取れません。
しかしせっかく早く起きたのだからと、TBSで放送されている石丸幹二さん司会の健康番組【ゲンキの時間】をつけてみたところ、偶然にも「痛み」特集でした。ペインクリニックの先生による、痛みにはそれを感じる個所以外に原因があることもあり、思わぬ病気が隠れている恐れもありというお話、ためになりました。土日は寝坊することが多いので、この番組もなかなか観られないのですが、今日は観られて良かったです。
鎮痛剤に頼るのはその原因を見誤ることになるとも言われていましたが、今日は股関節炎がひどかった時のような痛みを感じたため、さすがにロキソニンテープを貼りました。今朝の痛みは姿勢の悪さと目の酷使によるものという自覚もあるので……
それにしても、朝の健康番組で石丸さんの穏やかなお顔を見て、優しい口調(美声)を聴くと、それだけで健康に良さそうな気もします

番組を観た後とりあえず洗濯にとりかかりました。朝ごはんはシャウエッセン入りポトフと全粒粉くるみパン。ポトフをやっと食べ終わりました。

昼少し前、娘と駅前で待ち合わせ、電車に乗ってお昼を食べに行きました。すかいらーく系のカジュアル中華点心の《桃菜》のサービスクーポン券を持っていて、その期限が今月中旬までなので、娘のスケジュールが空いているうちに行っておこうと。娘に渡したい物(食品)もありました。

桃菜 | すかいらーくグループ

桃菜 | すかいらーくグループ

すかいらーくグループの「桃菜」公式サイト。

桃菜

 


注文したのは食べ放題のCコース。サービス券で15%オフとなります。



前菜のクラゲと棒棒鶏とザーサイ。



海老春巻と二種の小籠包(とザーサイ)。この二種小籠包(普通のものと蟹入り)セットはwebメニューには載っていません。お店としても、別々に蒸すよりまとめて出す方が手間もかからないのかも。



焼売三種(肉焼売・海鮮焼売・飾り海老焼売)と蒸し餃子三種(海老・チーズ入り・トリュフ入り)。チーズ入りが意外と美味しかったです。



上から酢豚、青椒肉絲(二人前)、白身魚の唐揚げ油琳ソース。酢豚は娘のです。



トンポウロウ。



自分たちとしてはこれが目的だったとも言える北京ダック。以前より美味しくなった気がします。



蒸し鶏のお粥。ここでやっとザーサイの出番。お粥にのせていただきます。



胡麻団子は1個すつ分け、自分はこのオーギョーチ、娘はマンゴープリンをデザートにしました。

ドリンクは別料金ですが、プーアル茶だけはポット(魔法瓶)が無料で提供されます。娘は梅酒も頼んでいました。

食べ放題コースは時間制限120分。オーダーストップはその30分前ですが、その後コース外のアラカルトメニューを注文するのはもちろん自由です。とは言え、さすがにお腹いっぱいでこれ以上は頼みませんでした。来たのは約4ヶ月ぶりですが、満腹満足です。

お店を出た後、今日も素晴らしい快晴だし散歩しようかとも思いましたが、結局駅周辺のお店を少し覗いただけで、また電車に乗って自宅最寄駅に戻りました。

食後のコーヒーはこちらの駅前《タリーズ》で。まだ日差しもあって暖かい時間だったからか、外テラスの人も多かったです。自分たちも真冬になる前に寄っておこうと思いました。



娘はカフェラテ、自分はアイリッシュラテ(左)。タリーズはちゃんと美味しいコーヒーが意外と安く飲めるのが良いですね。

その後は特に買い物もせず、駅前で娘と別れて帰りました。なお、腰痛はその頃にはすっかり治っていました。やはり姿勢を正して、一日少しでも歩かないといけませんね。
しかし帰宅後は少し横になって休みました。

お昼を多めに食べ、クリームたっぷりアイリッシュラテまで飲んだので、晩ごはんはレトルトの小豆雑穀粥にミニ豆腐をだしで温めて軽めに済ませました。
夜のTVはEテレ【カールさんとティーナさんの古民家村だより】。近頃は県外どころか海外からの移住者さんもいるようです。カールさんにはいつまでもお元気でいてほしいです。その後【ソーイング・ビー7】の再放送も観ました。

シャワーの後は大河ドラマ『光る君へ』。サブタイトルは「刀伊の入寇」。まさにその争乱が描かれます。
大宰府で周明と再会したまひろ。何十年も経っているのにお互い一目でわかるとは、こちらこそ「運命のふたり」だったのか?と思わせます。

かつて越前でまひろを利用しようとし、命まで狙ったことを詫びる周明。もうそれは過去のことと許すまひろ。二人は別れてからの互いの来し方を語り合う。交易の話が進まず宋の商人たちが越前を去った後、一度は対馬に戻ったものの、そこにも既に知る人はなく、大宰府まで流れて来た周明。暫く通詞をしていたが、大宰権帥藤原隆家の目を治した宋の名医に出会い、再び薬師の道を志すようになったという。
まひろも夫となった宣孝のこと、現・太皇太后に仕え、物語を書き続けていたことなどを話す。その物語を書き終えた今、自分にはもう何も残っていないと語るまひろに、周明は「自分の物語」を書いてみればどうかと勧める。
久しぶりの再会とわずかな言葉だけで、出会った当時の左大臣にして現・太閤道長が、まひろの「いとしい人」だと気づく周明。懐かしい人と旧交を温めると言うより、どうやら今もまひろに未練ある感じな「昔の男」ムーブが何とも言えません。

その前、周明の案内で大宰府の政庁を訪れたまひろは、そこで双寿丸、そして隆家とも再会する。まひろが彰子様の女房・藤式部だと気づいた隆家は、彼女を丁重にもてなし旅の安全を図るよう太閤道長からお達しがあったと伝え、まひろを驚かせる。更に道長が出家したことを聞かされ、ショックを受けるまひろ。周明はその時の表情でまひろの想いを知ることになったのですが、それにしても太閤殿下、まひろが着くより先に手を回すとは、早馬でも使ったんでしょうか?

隆家は当時まだ日本で流通していなかったお茶(お抹茶?)でまひろをもてなす。都を離れ、内裏での権力争いなど下らぬことだと思うようになったと言う隆家は、大宰府で善政を敷き、平為賢ら配下の武士たちにも信頼され、彼らを仲間と呼んで友情とも呼べる絆を深めていた。
鎧を身に着けた髭モジャ姿で、水を得た魚のようにいきいきと武士たちに混じる隆家。関白家の子、都の上級貴族としての生活より、彼には本来こちらの方が性に合っていたのでしょう。関白家の栄誉とプライドに執着し、道長を呪詛し続けた兄・伊周とは対照的な人生です。

まひろが、かつての友さわがそこで暮らし、世を去った土地・松浦へ向かうことを決めた頃、都では倫子が赤染衛門に依頼した「殿の栄華の物語」に困惑していた。その冒頭が宇多天皇の時代から始まっていたのだ。しかし衛門は、今の藤原家の繁栄を描くにはそもそもの始まりから書き起こさなくてはいけない、何なら大化改新から始めたいくらいだと主張する。
衛門が書きたいのは随筆でも物語でもなく「歴史」なのですね。歴史オタクと言うより、清少納言、紫式部、赤染衛門、更にはかつての道綱母と、この時代の作家それぞれの文学に対するスタンスを描いた大河ドラマは、ツイッターで言われていたように画期的です。仮名で書かれた歴史書はまだなかったという話も、思えばその通りでした。
遠い目をして「衛門の好きなようにして」とつぶやく倫子様にも笑ってしまいました。

まひろが松浦へ向かった直後、壱岐から一人の僧侶が、命からがらの態で大宰府を訪れる。海の向こうから賊が集団で襲来、子供と老人を皆殺しにして、他の者たちを連れ去ったという報告に驚愕する隆家。壱岐では作物も牛馬も奪われ、国守まで殺された、と。
異国から襲来したらしい侵略者たちが、やがて博多をも襲撃することを恐れた隆家は、筑前、筑後、豊前、肥前の国守らに軍勢を集めることを命じ、自らも配下の武士団を率いて博多へ向かう。刀伊の入寇の始まりである。
鎌倉武士ではないから、元寇の時みたいに「博多を奪われそうならその前にこっちで燃やしちまおうぜ!」なんてことにはなりません。
しかし隆家が博多に着いた頃には、敵が大船団を率いて接近中。隆家は出陣を決意して、鏑矢を放つ。上陸しかけていた敵は鏑矢の音に驚き、いったんは退く。
土地の武士団の長たちは、次に敵が襲来するのは「船越の津」あたりと推測。隆家はそこに兵を向けると共に、博多の守りをも固めた。

この「敵」について、当初は高麗の者ではないかと考えられていましたが、現在では女真族だったのだろうというのが定説です。国家規模の軍事的侵略と言うより、海賊による大規模な略奪行為と考えた方が良さそうですが、それでも襲われる側にとっては紛れもない侵略です。軍事行動ではない、略奪そのものが目的の略奪というのがむしろ恐ろしいです。

そんな事態になっているとは知らぬまま、まひろはその「船越の津」の近くまで辿り着いていた。まひろと乙丸を送っていた周明は、松浦での用事が済んだらまた大宰府に戻って来てほしいと、まひろに告げる。「話したいことがある」と。
しかし、そこで異国人に追われて逃げる住民たちに遭遇。あっと言う間に争乱に巻き込まれてしまう。そのさなか、土地の武士たちと双寿丸も現れ、敵と戦闘を始める。「逃げろ!」という双寿丸の声に駆け出すまひろたち。躓いて転びかけたまひろの手を取った周明だが、その時、一本の矢がその胸を貫く——

この結末にはさすがに驚きました。戻って来たら話したいことが——などというのは死亡フラグと言われていましたが、それにしても急すぎます。
実は周明の再登場を知った時から、もしかしたらまひろは最後、彼と共に宋の国へ旅立つのでは、というファンタジー的展開も期待したんですよ。紫式部の後半生については判っていないことが多いから、架空の人物と結ばれてもそれはそれで有りなのではないかと……やはり「運命のふたり」ではなかったけれど、少なくとも周明にとってのまひろはファム・ファタールだったと言えるのではないでしょうか。

そして「平安大河」の最終盤で描かれる戦闘シーン。むしろ近年の戦国大河よりリアルな「いくさ」が描かれていました。そもそも刀伊の入寇が大河ドラマで取り上げられること自体、今回が初めてです。隆家もまるで「武家の棟梁」みたいなカッコ良さでしたが、やがてこの国が、大規模なもの小規模なもの合わせて、600年にも及ぶ恒常的内戦状態に突入してゆくことをも予見させます。

残すところ後2回。刀伊の入寇の後始末も気になりますが、まひろの旅はどこまで続くのでしょうか——

大河ドラマの後は【クラシック音楽館】。N響の桂冠名誉指揮者ブロムシュテットによる北欧音楽集。97歳のマエストロはさすがに椅子に腰掛けての指揮でしたが、演奏はみずみずしいです。

更にその後は今週も『坂の上の雲』再放送。日英同盟など平等なものになるはずがない、ロシアとの戦争を回避はあくまでも日本自身の外交によるものでなくてはならぬとの信念を持つ伊藤博文は、自らロシアへ渡る。同じく戦争回避したいウィッテル、また皇帝アレクサンドル2世とも面談し、良い手応えを感じる。皇帝は外面は穏やかに接していたが、そもそも日本を国家とも認めず、更に大津事件の恨みもあり、交渉は決裂する。前にも書きましたが、加藤剛さんが演じると伊藤博文も誠実な人に見えます。
今回の主役はこの伊藤博文、そして広瀬武夫少佐でした。心を通わせたアリアズナ嬢、そしてボリスとの別れ。第二の故郷とも言うべきロシア、そして好誼を深めたロシア軍人たちと、いずれは敵として戦うことになるという予感を抱きつつ、広瀬はロシアを離れます。
やがて日英同盟は締結され、日本国内では戦争歓迎ムードが高まる中、同盟の立役者だった小村寿太郎は、この先の困難さを予見していた——

というわけで、今日も結局、何時間もPCと向き合ってしまいました。明日の体調が心配です。

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