でもって、今日はこっちのディスク 。
"Stiff" のサム・ニールは、実は「顔見せ」程度にしか出ていなくて、このプロジェクトでは、やはりこちらの監督の方に重きを置いていたのかな、と思いました。
そのニール監督の手腕ですが、サスペンスタッチのオープニングから、死体発見そして回想へと、テンポ良い運びで、その後もキレのいい演出が小気味良かったです。
このマレイ・ウィーランシリーズ映像化プロジェクトが頓挫しているのは、デイヴィッドのみならず、ニール氏のためにも残念ですよ。
さて、今回は原作(翻訳)を読んでいたにも関わらず、やっぱり言葉がよく聴き取れず…
デイヴィッド=マレイは、ますますヘタレおじさん全開です。
のっけから女に押し倒され(原作通り)、巨大女の胸に埋まり、またもあちこち負傷し、へっぽこアクションも披露してくれます(原作通り)。
でも、彼って一応「モテる」設定なのかなあ?何かって言うと女性がちょっかい出して来たり、面倒見てくれたり。モテると言うより、ほっとけないって感じかも。
あと、ブリーフはいつも黒なのか、と思ったり、この綺麗なおみあしを "300" ではふんだんに見せてくれるのだろうか、などと考えたり、相変わらずそんな目でしか見られない自分をどうにかしたいです…
他の出演者も、男女とも一癖ありそうな感じの人たちばかりでいいですね。
その中で豪以外でも知られてる人って言ったら、やはり芸術省長官フィリップ・ヴィール役のブルース・スペンス氏でしょうか。魁偉としか言えない容貌に2mはあろうかと言う長身。でも気さくで紳士的ないい人、という役どころが面白かったです。
このかたについては、7月に「スターウォーズとオーストラリア俳優たち」なるエントリーで触れたことがありました。→ こちら
しかし、マレイ=デイヴィッドと一緒の場面では、これ、ファラミア大将と「サウロンの口」のツーショットよね~、なんて思うと妙な気もします(笑)。
指輪の話題が出たついでにもう一つ。
デイヴィッドが(心ならずも?)ドタキャンすることとなった Ring*Con ですが、彼の代りに(という言い方はあまりに失礼かつ気の毒ですが)ビリー・ボイド氏が出席することになったようです。こちらをご覧下さい。
大将……あなた、やっぱりペレグリン殿には大きな借りが……
ごめんピピン!ごめんビリー!…と、私でさえ言いたくなります…