ときどき
ヒュー・ジャックマン主演 "The Boy From Oz"、先日来コメント下さっているマチコ様が、シドニー公演の詳細なレポートをお寄せ下さいました。
実際のステージが目に浮かぶような内容で、こちらも嬉しくなります。
皆様にもお読み頂きたく、マチコ様のお許しを貰って、こちらでアップさせて頂きました。
『私はブロードウェイは未見で、りんりんさん他行かれた方のレポートを読んだだけなのですが、今回のオーストラリア公演はブロードウェイ版よりも、かなりヒュー(ピーター)に的を絞ってストーリーや曲を再構成したんじゃないのかなあという印象を受けました。
Qさんもすでにblogに載せていらっしゃいましたが、今回はグレッグとのキスシーンはありませんでした。そのかわり、といってはなんですが、ライザとのキスシーンはありました(ほんとに一瞬ですが)。
グレッグと見つめ合って歌うシーンや、お母さんとの「いい人を見つけたんだ」「すてきね。なんて名前?」「・・・グレッグだよ」「・・・・・・素敵な名ね」のシーンもありましたが、彼がゲイであったことを隠してはいませんが強調してもいませんでした。
確かにお客さんはご高齢のカップルや家族連れが多く、私(20代後半)はかなり若い方でした。そういう方たちに配慮したというのもあるんでしょうし、全体としても、ジュディ・ライザ・グレッグとの絡みよりも、お母さんとちびピーターとの絡みをより多くしたことによって削られたというのもあるんではないかと思いました。
お客さんにもっとヒューファンがいるのかと思いきや、ピーターファンだったんだろうと思われるような年齢層の方が多かったのには驚きました。
では以下、曲順にそって場面を紹介していきますね。
Act 1
1.Not the boy next door
2.If you were wondering
3.When I get my name in lights
4.Pretty keen teen
5.All I wanted was the dream
6.Only an older woman
7.Don’t wish too hard
8.Sure thing baby
9.Quiet please there’s a lady on stage
10.I’d rather leave while I’m in love
11.Taught by exparts
12.Not the boy next door
Act 2
13.Everything old is new again
14.Best that you can do
15.Love don’t need the reason
16.I honestly love you
17.I still call Australia home
18.When I get my name in light
19.Don’t cry out loud
20.Tenterfield saddler
21.I go to Rio
22.Once before I go
以上、パンプレットに載っている曲順です。
Act 1
1.Not the boy next door
8/10付エントリーでQさんが言っていた「人間ミラーボール」(笑)はこの曲です。
会場はアリーナクラスで、日本で言えば日本武道館級の大きさでした。
1万人ぐらい入るのではないでしょうか。
舞台は2段になっていまして、上の段にオーケストラがいました。
舞台両脇に四角いスクリーンがあり、舞台の上の段の後ろ(オーケストラの後ろ)にも半月型の大きなスクリーンがあって、計3つのスクリーンが設置されていました。
このスクリーンがあったおかげでヒューの表情がよくわかりました。
というか、これがなかったら完全に豆粒でした・・・。
舞台に幕はなく、オーケストラの演奏が始まると、半月型のスクリーンに映し出された幕の画像が上がっていき、公演が始まりました。
で、ヒューが白いピアノに乗って天井から降りてきたんです!人間ミラーボール姿で!
黄色い歓声が上がってました(もちろん私もですが)。
ヒューは余裕でピアノの上に寝そべって投げキッスしてました。
で、下に着くとピアノから降りて、3人の女性コーラスを連れて「Not the boy next door」です。
このときの「Not the boy next door」は短かったと思います。
あの、2004年のトニー賞を髣髴とさせるパフォーマンスで、完全に「ヒューオンステージ」状態でした。
で、歌い終わると今度はピアノの上に立って、早着替えです。
最初に人間ミラーボールででてきたとき、思っていたよりヒューが太って見えて、意外に思ってたのですが、実は二重に衣装を着ていたのでした。
このときは下に次の衣装を着ていたので、ヒューが自分で剥ぎ取ってました。
これを皮切りに、とにかくヒューは衣装を変えてましたね~。
1曲ごとというと大げさかもしれませんが、2曲に一回は変えてました。
ここでは、ミラーボールを剥ぎ取って、赤いシャツと黒パンツにお着替え。
赤いシャツは胸元にひらひらのフリルがついたかなり派手なシャツでした。
この次に出てくるちびピーターとおそろいです。
で、お着替えが済むと、今度は「遅れてきた人いじり」です。
大きな会場なので、当然いじられる人は前のほうの席の方でしたが。
前から2列目あたりに遅れて入ってきたマダムに「車を入れてきたの?」
とか聞いてました(すいません、英語力がなくてアドリブはほとんど聞き取れず・・・)。
「隣はだんなさん?かわいいじゃない。でもだんなじゃなくてあなたが車を入れに行ったの?」とか、けっこうしつこく(笑)、なかなか座らせずにいろいろ話しかけてましたよ~。
ブロードウェイと違ってあれだけ大きい会場にもかかわらず、余裕で話しかけてる姿に「舞台の人なんだな~」と思いました。
ここらへんまで、次の曲が始まるまではほとんどピーターを感じさせず、私もなんだかヒューのコンサートに来ている気持ちになってました。
2.If you were wondering
で、遅れてきた人いじりが終わると先ほど乗ってきたピアノの前に座って「If you were wondering」を歌いだしました。
曲の途中、ちびピーターが登場し、「I was a boy~」のところを歌いだし、ふたりで交互に歌います。
3.When I get my name in lights
曲が終わるとピーターが「僕は小さいころから歌って稼いでいたんだ」と言い、舞台はピーターの子供時代に変わります。
アップライトの茶色いピアノが登場し、お母さんやバーの女主人やお客がちびピーターのパフォーマンスを見守ります。
ヒューピーターもその場にいてお客の一人のようにちびピーターを見守ります。
4.Pretty keen teen
次はブロードウェイでは「Lovr crezy」だった場面です。
リハーサルの動画がネットで上がっていましたが、まさにあのシーンです。
ブロードウェイ版と同じような明るい青のジャケットで若々しくてかわいいです。
テレビで歌うという設定で、テレビに向かってピーターがふざけたりして、はじけてて、楽しいシーンでした。
大きなスクリーンでは昔のテレビ風に白黒の映像が流れてました。
これは先に録画したものだったようです。
ブロードウェイではアレンブラザーズの話は結構あったようですが、オーストラリア版ではクリスの名前すら紹介されませんでした・・・。
5.All I wanted was the dream
青いジャケットを脱ぎ、ベストを着ながらピーターは母親と話しています。
香港に行くことになり、お母さんがとても心配していて、
「食べ物は食べちゃだめよ、水も飲んじゃだめよ」とかなり無茶なことを言いますが、ピーターは心配しないでと軽くいなして香港へと旅立ちます。
ピアノの前にピーターが座りクリスがギターを持って、香港のクラブで歌っています。曲は曲順には載っていない「Walzing Matilda」。
歌い終わると、ピーターがジュディ・ガーランドに気づき、「Over the rainbow」をワンフレーズ弾いて、「みなさんミス・ジュディ・ガーランドです」と勝手に観衆に紹介してしまいます。
隠れようとするジュディにあなたのファンだったんだ、どうか1曲歌ってほしい、僕が伴奏するからとピーターが言い、いやいやながらジュディは歌いだします。
私はほぼステージの真横から1度見たのですが、このシーンではピアノがステージの中心を向いていたため、この曲の間ずっとヒューの背中を見ていました。
この曲ではピーターは歌わず、ずっとピアノの演奏をしているのですが、手の動かし方や体の動かし方が本当にピアノを弾いてるように見えて
「まさかヒューが演奏してるんじゃないでしょうね?」と本気で疑ってしまうぐらい、見事な演技でした。
(このあと、オーケストラをじっと見ていたら、指揮者の人が後ろ向きでキーボードを弾いているのが見えて、やっぱりヒューが弾いているわけではないとわかったのですが)
うがった言い方をすれば、このシーンはヒューは歌うわけではなく、スポットライトはあくまでジュディにあたっているわけで、演技に手抜きをしようと思えば、してもお客にはわからないシーンだと思うんですよ。
でも、本当に弾いていると思わせてしまうほどの演技をしてるヒューに感動してしまいました。
そういう細かいところにも手を抜かない、ヒューのプロ根性に感動してしまったシーンです。
6.Only an older woman
この曲はブロードウェイ版ではジュディ・ピーター・クリス・ジュディのマネージャーの4人で歌うところだったようですが、オーストラリア版では、ジュディとピーターがふたりで燕尾服にシルクハットでパフォーマンスします。
私はここの演出はちょっとなんでこうしちゃったんだろうなと思っちゃったんですが。
ピーターはすごくかわいいんですが、話の流れとしては意味がないというか。
ジュディとピーターが出会ったところから気があったことを強調したかったのかなとも思うんですが、歌の内容が話と合っているだけに、無理にパフォーマンスに
しないで、二人の出会いの1場面として歌ったほうが唐突な感じがしなくてよかったんじゃないのかなと思ってしまいました。
ここで、特に別れのシーンもなく、クリスのシーンは終わりです。
ブロードウェイ版と比べて、クリスが一番シーンが削られてしまった人ではないでしょうか。
7.Don’t wish too hard
NYに着いたジュディがピーターにライザを紹介します。
出会ってすぐ意気投合した二人がクラブで踊るシーンです。
ブロードウェイ版ではジュディが歌っていた「Don’t wish too hard」ですが、オーストラリア版ではアンサンブルが歌っていて、ジュディは出てきません。
派手なダンサーたちとノリノリでピーターとライザが踊っているところでライザがピーターに言います。
「私たちおかしいわよ。毎日電話して、毎日一緒にいて。これだけ電話してるんだから電話代を節約するために一緒に住むっていう手もあるわね。どう思う?」
何も言わないピーターにライザが答えを迫るとピーターが言います。
「Merry me!」
ここで、ピーターがライザにキスします。
アンサンブルがまだ「Don’t wish too hard」を歌っている中、ライザとピーターが一瞬舞台から去り、今度はウェディングドレス姿になり、ジュディ・ピーターのお母さんを連れて再び登場します。
ここでスクリーンには、ライザとピーターの結婚を知らせる新聞の映像が映し出されます。写真はもちろんヒューとライザ役のアンジェラさんです。
というわけで、1曲の間で二人は出会い、結婚します。
ここの部分もブロードウェイ版と比べてかなりスピーディですね。
ジュディが結婚に反対するシーンはありませんでした。』
申し訳ありませんが字数制限で今日はここまで。続きは改めてお届けします。
一人でささやかに日々ブログを更新していて、本当に待っていて下さる人はいるんだろうか?と思ってしまったり、今回の公演にしても、自分は行けなかった、と落ち込むことなどもありましたが、続けていれば、コメント欄に知らなかった情報をお寄せ頂けたり、時にこうして嬉しい贈り物などもあるのですね。
本当に、お読み下さいます皆様あってのブログです。何だか元気が出て来ました。
そしてマチコ様、ありがとうございました。
ヒュー・ジャックマン主演 "The Boy From Oz"、先日来コメント下さっているマチコ様が、シドニー公演の詳細なレポートをお寄せ下さいました。
実際のステージが目に浮かぶような内容で、こちらも嬉しくなります。
皆様にもお読み頂きたく、マチコ様のお許しを貰って、こちらでアップさせて頂きました。
『私はブロードウェイは未見で、りんりんさん他行かれた方のレポートを読んだだけなのですが、今回のオーストラリア公演はブロードウェイ版よりも、かなりヒュー(ピーター)に的を絞ってストーリーや曲を再構成したんじゃないのかなあという印象を受けました。
Qさんもすでにblogに載せていらっしゃいましたが、今回はグレッグとのキスシーンはありませんでした。そのかわり、といってはなんですが、ライザとのキスシーンはありました(ほんとに一瞬ですが)。
グレッグと見つめ合って歌うシーンや、お母さんとの「いい人を見つけたんだ」「すてきね。なんて名前?」「・・・グレッグだよ」「・・・・・・素敵な名ね」のシーンもありましたが、彼がゲイであったことを隠してはいませんが強調してもいませんでした。
確かにお客さんはご高齢のカップルや家族連れが多く、私(20代後半)はかなり若い方でした。そういう方たちに配慮したというのもあるんでしょうし、全体としても、ジュディ・ライザ・グレッグとの絡みよりも、お母さんとちびピーターとの絡みをより多くしたことによって削られたというのもあるんではないかと思いました。
お客さんにもっとヒューファンがいるのかと思いきや、ピーターファンだったんだろうと思われるような年齢層の方が多かったのには驚きました。
では以下、曲順にそって場面を紹介していきますね。
Act 1
1.Not the boy next door
2.If you were wondering
3.When I get my name in lights
4.Pretty keen teen
5.All I wanted was the dream
6.Only an older woman
7.Don’t wish too hard
8.Sure thing baby
9.Quiet please there’s a lady on stage
10.I’d rather leave while I’m in love
11.Taught by exparts
12.Not the boy next door
Act 2
13.Everything old is new again
14.Best that you can do
15.Love don’t need the reason
16.I honestly love you
17.I still call Australia home
18.When I get my name in light
19.Don’t cry out loud
20.Tenterfield saddler
21.I go to Rio
22.Once before I go
以上、パンプレットに載っている曲順です。
Act 1
1.Not the boy next door
8/10付エントリーでQさんが言っていた「人間ミラーボール」(笑)はこの曲です。
会場はアリーナクラスで、日本で言えば日本武道館級の大きさでした。
1万人ぐらい入るのではないでしょうか。
舞台は2段になっていまして、上の段にオーケストラがいました。
舞台両脇に四角いスクリーンがあり、舞台の上の段の後ろ(オーケストラの後ろ)にも半月型の大きなスクリーンがあって、計3つのスクリーンが設置されていました。
このスクリーンがあったおかげでヒューの表情がよくわかりました。
というか、これがなかったら完全に豆粒でした・・・。
舞台に幕はなく、オーケストラの演奏が始まると、半月型のスクリーンに映し出された幕の画像が上がっていき、公演が始まりました。
で、ヒューが白いピアノに乗って天井から降りてきたんです!人間ミラーボール姿で!
黄色い歓声が上がってました(もちろん私もですが)。
ヒューは余裕でピアノの上に寝そべって投げキッスしてました。
で、下に着くとピアノから降りて、3人の女性コーラスを連れて「Not the boy next door」です。
このときの「Not the boy next door」は短かったと思います。
あの、2004年のトニー賞を髣髴とさせるパフォーマンスで、完全に「ヒューオンステージ」状態でした。
で、歌い終わると今度はピアノの上に立って、早着替えです。
最初に人間ミラーボールででてきたとき、思っていたよりヒューが太って見えて、意外に思ってたのですが、実は二重に衣装を着ていたのでした。
このときは下に次の衣装を着ていたので、ヒューが自分で剥ぎ取ってました。
これを皮切りに、とにかくヒューは衣装を変えてましたね~。
1曲ごとというと大げさかもしれませんが、2曲に一回は変えてました。
ここでは、ミラーボールを剥ぎ取って、赤いシャツと黒パンツにお着替え。
赤いシャツは胸元にひらひらのフリルがついたかなり派手なシャツでした。
この次に出てくるちびピーターとおそろいです。
で、お着替えが済むと、今度は「遅れてきた人いじり」です。
大きな会場なので、当然いじられる人は前のほうの席の方でしたが。
前から2列目あたりに遅れて入ってきたマダムに「車を入れてきたの?」
とか聞いてました(すいません、英語力がなくてアドリブはほとんど聞き取れず・・・)。
「隣はだんなさん?かわいいじゃない。でもだんなじゃなくてあなたが車を入れに行ったの?」とか、けっこうしつこく(笑)、なかなか座らせずにいろいろ話しかけてましたよ~。
ブロードウェイと違ってあれだけ大きい会場にもかかわらず、余裕で話しかけてる姿に「舞台の人なんだな~」と思いました。
ここらへんまで、次の曲が始まるまではほとんどピーターを感じさせず、私もなんだかヒューのコンサートに来ている気持ちになってました。
2.If you were wondering
で、遅れてきた人いじりが終わると先ほど乗ってきたピアノの前に座って「If you were wondering」を歌いだしました。
曲の途中、ちびピーターが登場し、「I was a boy~」のところを歌いだし、ふたりで交互に歌います。
3.When I get my name in lights
曲が終わるとピーターが「僕は小さいころから歌って稼いでいたんだ」と言い、舞台はピーターの子供時代に変わります。
アップライトの茶色いピアノが登場し、お母さんやバーの女主人やお客がちびピーターのパフォーマンスを見守ります。
ヒューピーターもその場にいてお客の一人のようにちびピーターを見守ります。
4.Pretty keen teen
次はブロードウェイでは「Lovr crezy」だった場面です。
リハーサルの動画がネットで上がっていましたが、まさにあのシーンです。
ブロードウェイ版と同じような明るい青のジャケットで若々しくてかわいいです。
テレビで歌うという設定で、テレビに向かってピーターがふざけたりして、はじけてて、楽しいシーンでした。
大きなスクリーンでは昔のテレビ風に白黒の映像が流れてました。
これは先に録画したものだったようです。
ブロードウェイではアレンブラザーズの話は結構あったようですが、オーストラリア版ではクリスの名前すら紹介されませんでした・・・。
5.All I wanted was the dream
青いジャケットを脱ぎ、ベストを着ながらピーターは母親と話しています。
香港に行くことになり、お母さんがとても心配していて、
「食べ物は食べちゃだめよ、水も飲んじゃだめよ」とかなり無茶なことを言いますが、ピーターは心配しないでと軽くいなして香港へと旅立ちます。
ピアノの前にピーターが座りクリスがギターを持って、香港のクラブで歌っています。曲は曲順には載っていない「Walzing Matilda」。
歌い終わると、ピーターがジュディ・ガーランドに気づき、「Over the rainbow」をワンフレーズ弾いて、「みなさんミス・ジュディ・ガーランドです」と勝手に観衆に紹介してしまいます。
隠れようとするジュディにあなたのファンだったんだ、どうか1曲歌ってほしい、僕が伴奏するからとピーターが言い、いやいやながらジュディは歌いだします。
私はほぼステージの真横から1度見たのですが、このシーンではピアノがステージの中心を向いていたため、この曲の間ずっとヒューの背中を見ていました。
この曲ではピーターは歌わず、ずっとピアノの演奏をしているのですが、手の動かし方や体の動かし方が本当にピアノを弾いてるように見えて
「まさかヒューが演奏してるんじゃないでしょうね?」と本気で疑ってしまうぐらい、見事な演技でした。
(このあと、オーケストラをじっと見ていたら、指揮者の人が後ろ向きでキーボードを弾いているのが見えて、やっぱりヒューが弾いているわけではないとわかったのですが)
うがった言い方をすれば、このシーンはヒューは歌うわけではなく、スポットライトはあくまでジュディにあたっているわけで、演技に手抜きをしようと思えば、してもお客にはわからないシーンだと思うんですよ。
でも、本当に弾いていると思わせてしまうほどの演技をしてるヒューに感動してしまいました。
そういう細かいところにも手を抜かない、ヒューのプロ根性に感動してしまったシーンです。
6.Only an older woman
この曲はブロードウェイ版ではジュディ・ピーター・クリス・ジュディのマネージャーの4人で歌うところだったようですが、オーストラリア版では、ジュディとピーターがふたりで燕尾服にシルクハットでパフォーマンスします。
私はここの演出はちょっとなんでこうしちゃったんだろうなと思っちゃったんですが。
ピーターはすごくかわいいんですが、話の流れとしては意味がないというか。
ジュディとピーターが出会ったところから気があったことを強調したかったのかなとも思うんですが、歌の内容が話と合っているだけに、無理にパフォーマンスに
しないで、二人の出会いの1場面として歌ったほうが唐突な感じがしなくてよかったんじゃないのかなと思ってしまいました。
ここで、特に別れのシーンもなく、クリスのシーンは終わりです。
ブロードウェイ版と比べて、クリスが一番シーンが削られてしまった人ではないでしょうか。
7.Don’t wish too hard
NYに着いたジュディがピーターにライザを紹介します。
出会ってすぐ意気投合した二人がクラブで踊るシーンです。
ブロードウェイ版ではジュディが歌っていた「Don’t wish too hard」ですが、オーストラリア版ではアンサンブルが歌っていて、ジュディは出てきません。
派手なダンサーたちとノリノリでピーターとライザが踊っているところでライザがピーターに言います。
「私たちおかしいわよ。毎日電話して、毎日一緒にいて。これだけ電話してるんだから電話代を節約するために一緒に住むっていう手もあるわね。どう思う?」
何も言わないピーターにライザが答えを迫るとピーターが言います。
「Merry me!」
ここで、ピーターがライザにキスします。
アンサンブルがまだ「Don’t wish too hard」を歌っている中、ライザとピーターが一瞬舞台から去り、今度はウェディングドレス姿になり、ジュディ・ピーターのお母さんを連れて再び登場します。
ここでスクリーンには、ライザとピーターの結婚を知らせる新聞の映像が映し出されます。写真はもちろんヒューとライザ役のアンジェラさんです。
というわけで、1曲の間で二人は出会い、結婚します。
ここの部分もブロードウェイ版と比べてかなりスピーディですね。
ジュディが結婚に反対するシーンはありませんでした。』
申し訳ありませんが字数制限で今日はここまで。続きは改めてお届けします。
一人でささやかに日々ブログを更新していて、本当に待っていて下さる人はいるんだろうか?と思ってしまったり、今回の公演にしても、自分は行けなかった、と落ち込むことなどもありましたが、続けていれば、コメント欄に知らなかった情報をお寄せ頂けたり、時にこうして嬉しい贈り物などもあるのですね。
本当に、お読み下さいます皆様あってのブログです。何だか元気が出て来ました。
そしてマチコ様、ありがとうございました。
いつもROM専でお世話になってます eowyn と申します.
このすばらしいレポートにワクワクしてしまいました.アップデート&レポートありがとうございました.
ところで,いきなり不躾な質問なのですが,9月中旬に追加公演があるとのこと,是非チケットを取って,行って見たいと思うのですが,どのような手段をとれば良いのでしょうか?
もし,ご存知ならご教授頂けると幸いです.
豪俳優大好きです.これからもどうぞよろしくお願いいたします.
eowyn
行けない私は半ふてくされ状態(大人気ない)でしたがこのレポートを読ませて頂いて、なんだかとてもほんわかして幸せな気持ちになってきました。
ヒューがステージで歌っている姿が目の前に浮かんできます。
でもほんのちょっとだけあのミラーボールを見たい気は今だにしますけど・・
ああいうのをミラーマンというのかしらん?
eowynさん チケット取れるといいですね。
あのような、ボキャブラリーのお粗末なレポートを
アップしてくださり、ありがとうございました。
「アップしてくださるなんてうれしいです」と書いたくせに、
本当にアップされているのを見たら、変な汗が・・・(笑)。
誤字脱字・勘違い等はヒュー・マジックにかかって
おかしくなっていたときに書いたレポートだということで
お許しください。
メルボルン公演にいけなくなった、と書かれていたQさんに
このようなレポートをお送りするのは、失礼なんじゃないかと
かなり考えたのですが、この感動を誰に伝えたいか、と考えたとき、
旧blog時代からお世話になっていた(こちらが一方的にですが)
Qさんにお話したいなあと思いましてレポートを送らせて
いただきました。
毎日毎日、小さなニュースまで拾って教えてくださるQさんの
blogを本当に楽しみにしてます。
今まで、子供の長縄跳び状態で、なかなかタイミングがつかめず
コメントもできなかったのですが、これからはたくさんコメントを
書かせていただこうと思っていますので、よろしくお願いいたします。
eowyn様
初めまして。
温かいお言葉ありがとうございます。
シドニーの追加公演ですが、こちらのサイト↓
http://www.ticketmaster.com.au/custom/boyfromoz/
で、インターネットで購入できますよ。
ぷよ様
初めまして。
レポート読んでいただき、ありがとうございます。
ミラーボール、あれだけで一見の価値あり、でした。
あの姿で「Not the boy next door」を歌って踊るんですが、
衣装でライトが反射してしまって、ヒューの顔がぜんぜん
見えなかったんです。
「どうしよう、ずっとこの衣装だったらヒューの顔が見えない…」と一瞬あせったのですが、すぐにお着替えだったのでほっとしました(笑)。
とにかくヒューがすごい&かっこいい&かわいい舞台で
見終わった後、本当に幸せな気分でした。
その雰囲気を少しでもレポートでお伝えできたら
うれしいです。
>eowyn様
はじめまして。素晴らしいHNですね!
チケットのことは、マチコ様のコメントに書かれたチケットサイトで申し込めます。
シドニー公演とメルボルンその他での公演は、取り扱いが違いますのでご注意下さい。
当ブログ「ブックマーク」欄のBFO公式サイトトップページからは、どちらにも跳べるようになっています。
シドニー追加公演の日程は、9/14~16と22、23日です。但し、いい席はあまり残っていないかも知れません。
その後でしたら、9/29~10/2にパースでの公演も予定されています。
とにかく日程の合う方には是非ご覧になってほしいと応援しております。
>ぷよ様
本当に、レポートを拝見したり画像を観たりしているだけで幸せな気持ちになりますね
でも、私もやはりあの「ミラーボール」は実際に見てみたい気が…
>マチコ様
重ねてありがとうございます。愛あるレポートを私一人で読んでいては勿体ないと思い、紹介させて頂きました。
皆様にも喜んで頂けたようで、私も嬉しいです。
ただ上にも書きましたが、gooブログには字数制限がありますので、何回かに分けてアップすることになると思います。申し訳ありません…
丁寧な御返答ありがとうございます
チケット取りました!シドニー公演!会社さぼってチケット取って,夫にも言ってません
最初の決済がうまくいかなくて,Cエリア6列目というポジションがBエリア11列目となりました.でもBエリアはアリーナ真正面なので(Cエリアは舞台向かって右サイド)いいのかなぁと.
ふぉぉぉ~,どうしましょぉぉぉ~~
本当にありがとうございます.これからもどうぞどうぞよろしくお願いいたします
もちろんレポートします!
追伸:eowyn は原作の No man, am I! が好きでHNにしました.
シドニー追加公演行かれるんですね!
ぜひぜひ楽しんできてください。ほんっとうに楽しいですから!
正面の席ですと、もしかしたら「Not the boy next door」(前半最後)の
お客いじりのステージが近いんではないでしょうか?
ぜひ生ヒューを堪能してきてくださいね~。
オペラグラスを忘れずに!(←私は忘れてしまって大後悔したので…)
パンフレット(AU$20)もマストバイですよ~。
Q様
>何回かに分けてアップすることになると思います。申し訳ありません…
こちらこそすいません。もっとうまく簡潔にまとめられればよかったのですが…。
あれだけ書いてもまだヒューの魅力は伝え切れてないと自分では思うので、
今回の公演は本当に映像化してほしいと願っています。
アドバイスありがとうございます.オペラグラス忘れそうでやばいです.今から鞄に入れないと….
そしてすんばらしい公演レポート!
夫には息子には出張っていっとけと,激怒・憤怒されてしまいました.ので,これから一ヶ月奉仕の精神で尽くし,理解してもらおうと思います.頑張ります
LIVEって違いますよね!
でわでわ
eowyn
シドニー公演間に合って良かったですね。楽しんでいらして下さい。
でもやはり、家族のご理解を得ることはいちばん大切だと思いますよ。こういう「趣味」の領域のことに関しては難しいですが…頑張って下さい。
「生」で観たい!というお気持ちはよくわかりますので…
>マチコ様
そういう訳で、私も映像化は是非!お願いしたいです。オーストラリア公演を観に行ける人は、英米だってそう多くはないと思いますし、アリーナでのコンサート形式に近い公演なら、BW版よりむしろ映像化し易い気もします。
私も「心」は一緒にオーストラリアに行きますので宜しくお願いします。
く~~未だに諦められない未練がましい私です。
マチコ様の続編レポートとりんりんさんのレポートも拝見しました。
お二人のレポートはとてもリアルで読んでるだけで鼻血・・・(失礼)気絶モノです。
目の前にお尻フリフリのヒューがぁぁぁ(妄想)
汗で濡れた愛しの胸毛がぁぁぁ(妄想)
逞しい腕でマラカス振って歌って踊りまくってる彼がぁぁぁ(妄想)
ミラーボール衣装じゃなくても彼は充分眩しいです。
こんな素敵な人がホントにいるなんて信じられない。
どうしてそんなに素敵で可愛いの?ヒュー。
今はただひたすらQさんの言うように「映像化」を待つしかありません。
こんなに素晴らしいショーなら(観たつもり)絶対に実現すると思います。
お願いだから実現して!ヒューもそう願っていると思います。
本当にそうなんですよね.家族の理解があってこそなんですよね.今回のことで,いろいろ考えました.今までほんと悪妻・悪母だったので,これを機にもっと家族に感謝して生きたいと思いました.心あるメッセージありがとうございます♪
>ぷよさま
了解です!「心」一緒にいきましょう!心強いです カンタス航空20:00発です :-)
eowyn