Loomings

映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

今日のおでかけ

2022-03-25 22:16:24 | 雑記

同じ市内で前から行きたかった所へ、思い切って出かけてみました。思い切って、というほどの距離でもないし、大昔に行ったことのある場所もあるのですが。
見出し画像は、途中で見かけた咲きかけの桜。週末には満開になると言われていますが、雨の予報も出ているんですよね……
まずはイタリアンレストランでランチ。お昼どきとは言え平日なのに、ずいぶん混んでいました。
お店を出た後はとにかく坂道を登り、そこからまただらだら下って、こういう所へ。



谷戸(やと)と呼ばれるこの田園風景、実は市役所からほんの数分で現れます。ここに到る坂道には「沓切坂」という名前もついています。新田義貞の鎌倉攻めの途中の「関戸の戦い」に由来すると言われていますが、逆に太平記に基づいて伝説が作られたというのが正しいようです。関戸の戦い自体は史実ですが。
「狼谷戸」と呼ばれているのはもう少し奥かも。市内のここから離れた別の丘の下にも「狼谷戸」と呼ばれる場所がありますが、昔はそんなにあちこちで狼(ヤマイヌ)が出没していたんでしょうか?

で、向こうに見える里山全体が「原峰公園」と呼ばれる公園となっています。



入口から少し進むとこんな風景が。途中で分岐した小径を行った先の広場はこういう感じでしたが、



ここは梅園だったようですね。もっと早く、花の見頃に来れば良かったです。先ほどの分かれ道も、別ルートの方が見どころもあった模様。昔、子供たちと一緒に行ったのはそちらでした。今回は鬱蒼とした山道をひたすら彷徨い歩きました。怖い急階段を登ったり下りたり、ひたすらハードな道のりでした。久しぶりにノルディックステッキ2本で出かけて良かったです。平坦な場所で犬の散歩をさせている二、三の人たち以外には、殆ど誰とも会いませんでした。

他に行きたい所もあったけれど、手持ちの地図を見てもよくわからず、とにかく公園を抜けて住宅地に出たところ、すごい高級住宅地でした。日本家屋ではなく、洋館風の立派な邸宅が並んでいました。住所を見ると、確かに近隣で昔から有名な住宅地ではありましたが、日頃クルマなどで別方向から見ていた区分地より、更に高級感があり……とにかく民家なので写真は撮りませんでした。
そして不思議なことに、行けども行けども辺りには人っ子ひとり見当たりませんでした。正確には通行人や自転車少年は見かけたのですが、住民さんは誰ひとり姿を見せず——千と千尋じゃないけれど、異世界に迷い込んでしまったような不思議な感覚でした。

とにもかくにも山を降りたところ、思いのほか目的地から離れていたことが判りました。
バスで一駅分くらい戻って辿り着いたのがこの熊野神社です。



バスで前を通りかかったことは何度もあるのに、来たことはこれまで一度もありません。急な坂道を(また坂道!)登って本殿前まで来てみたら、現在改装工事中でした。なので写真もなしです。お参りさえ本殿ではできませんでした。
しかし、前から気になっていたものは撮れました。



「関戸」というだけあって、はるか昔、ここには関所が設けられていました。この辺りにはその南木戸があったようです。

ここまででかなり疲れたので、近くの停留所からバスに乗って、いつもの駅前まで出ました。とにかく、カフェで冷たいものを飲んで一休み。ショッピングセンターでは雑誌とサラダくらいしか買わず、またバスに乗って、自宅近くまで戻りました。

日差しも風も強い中を歩いて、埃まみれ花粉まみれ汗まみれになったので、帰宅後は即シャワー!でした。横になることもなく、着て行ったものなどを洗濯して、早めの夕食もちゃんと家で作りました。やはり適度に動いた方が体にも良いようです。明日はぐったり……かもしれませんが。

夜は【金曜ロードショー】で『塔の上のラプンツェル』視聴。野球中継延長により、30分遅れての放送開始でした。それはともかく、何度観ても楽しいし好きな作品です。実は、公開当時は東日本大震災の影響で、日本ではさほど話題にならず大ヒットもしなかったんですよね。しかし時を経て徐々に評価を上げ、今では「ディズニー作品ではこれが一番好き」と言う人も多い大人気作となりました。金ロー枠でも定番作品の一つ。また観られて良かったです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今日のおでかけ | トップ | 日記です »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

雑記」カテゴリの最新記事