やっと"300"での役名が公表されて、昨日から今日にかけて、国内外のデイヴィッド(系)ファン・サイト様や掲示板は大賑わいでしたねえ。で、その Dilios というのがどういう役かと言うと、"story teller"、つまり「語り部」なんですね。
以下原作ネタバレ。
物語の初めの方に出て来るレオニダス王の少年時代のとあるエピソードを皆に語って聞かせるのもDiliosなら、ラスト、300人のスパルタ兵の物語を語るのもこの人。
戦いの途中、彼は片目を失うのですが、そのためではなくて「そなたには、他のスパルタ人にはない才能がある」(つまり「物語る」才能ですね)ということで、「すべてのギリシャの民に伝えよ、我らの『勝利』の物語を」と、王の命令により、ひとり帰されるのです。
そして、おそらくは原作冒頭の "We march." も、ラストの "We charge." も、この人の「語り」によるもの……
という訳で、映画の方もデイヴィッドのナレーションに始まり、デイヴィッドのナレーションで終わってくれると、たいへん嬉しいです。
願わくは、原作よりもう少し出番が増えてくれると更に嬉しい。
或る所で、モントリオール市内で撮られたらしきバトラーさんの写真を拝見したのですが、原作のレオニダス王(の絵)のまんま!という感じでした。
デイヴィッドはどんな風になってるんでしょうね?おヒゲとかヘアスタイルとか…
そして、コスチュームはやっぱり「あれ」なのでしょうか…?