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映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

日記です

2022-09-04 22:15:39 | 雑記

今日は晴れて気温が上がったけれど、湿度も高いままで爽やかさはあまりなかったです。洗濯を終えて、昼前に近くのコンビニまでちょっと買い物に行っただけで汗びっしょり。またエアコンを入れることにしました。
今日も妹および息子と電話やメールで四十九日の打ち合わせ。後は家で読書したりTVを観たりでした。

午後にテレ東で観たのは橋爪功さん主演の2時間サスペンス『共犯』。橋爪さんは元刑事さんで、過去の幼女誘拐殺人事件と現在の幼女失踪事件の繋がりを解きほぐしていく話ですが、解決はあれで本当に良かったんでしょうかね?いろいろ疑問は残るものの、過去パートの橋爪功・本田博太郎・益岡徹が並ぶ絵面の強さは見ものです。重要な役で大杉漣さん、チョイ役で菅原大吉さんが出ていたり、他にも梨本謙次郎さん、大鶴義丹さんと、熟年バイプレイヤーオールスターな作品でした。あと若手刑事役で渡辺大さんが出演していて、お顔にもお父さんの面影がありますが、それより声がそっくりなことに驚きました。

夜はいつものごとく大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。
成長して柿澤勇人さんが演じるようになった三代将軍実朝公ですが、実はまだ13歳。坂東武者たちは武芸、大江広元は政治学、そして三浦義村は色事(!?)と、それぞれに担当を決めて教育に当たります。一方、牧の方(りく)や阿波局(実衣)は、実朝に都から正室を迎え、朝廷との繋がりを強固なものにしようと働きかけます。後鳥羽院の従妹に当たる宮が許嫁と決まり、お迎えする使者として時政とりくの子である北条政範を筆頭とした若者たちが送られます。
そんな周囲の動きをよそに、母である政子だけは、繊細な実朝に相応しい、もっと好きになれそうなものを……と、和歌集の大部の書写を、ひそやかに息子の許に届けようと考えるのです。
流されるまま「鎌倉殿」を務めることを余儀なくされる実朝ですが、和田義盛の招きで、その妻となった巴、また義時や八田知家らと、義盛が狩ったシカを使った鹿(しし)鍋を囲み、少しだけ彼らと打ち解けます。そして或る時、母が用意した和歌集をついに手に取り、たちまち心奪われるのでした。

サブタイトル「理想の結婚」とは、実朝のために進められる縁談と同時に、義時に三人目の妻として、伊賀氏の娘であり二階堂行政の孫でもある「のえ」(菊地凛子さん)が薦められる流れをも指します。血は繋がらないながら母として比奈を慕っていた泰時は猛反対するも、義時自身は、過去二人の妻に拒否されてきた「キノコ」を喜んでくれたことや、八田殿の「裏表のない女」「非の打ち所なし」という評により、すっかりその気に。
しかし——ラスト直前に、のえが猫をかぶっていただけの(実はキノコも嫌い)裏表ありまくり女であることが発覚。それを知るのは今のところ泰時のみですが、この人が後の「伊賀の方」となると思うと、いろいろ不穏ですね。
不穏と言えば、後鳥羽院と源仲章や慈円たちが平賀朝雅を巻き込んでの、鎌倉に向けての悪巧みあり、その都へ赴いた政範が16歳にして急死するという怪事件もあり。執権となった時政が、畠山重忠から武蔵国に於る実権を奪おうとする動きありと、いわゆる「箸休め回」に見えて、その陰で新たな破局へ向けて様々な物事が進行しつつあります。

来週は、政範の死の真相や、平賀朝雅と畠山重保の対立なども語られることになるのでしょうか?そして時政の専横も……
しかし今作の時政は、権力に目がくらんでの横暴と言うより、気の良い田舎親父そのままにホイホイ賄賂を受け取ったり、ただ妻を喜ばせたいがために邪魔者を排除しようとしたりと、「変貌」も「闇落ち」もせぬまま堕落して行くというのがやり切れないですね。家族や小さい集団の中でなら善良な人物でいられただろうに、と……

大河の後はEテレで【クラシック音楽館】。今日はその後の【美の壺】も観ながら、これを書いています。

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