今日は朝から寒かったです。睡眠時間は足りているはずなのに眠いのは寒さのせいかもしれません。それでも頑張って起きて、洗濯もしました。朝ドラはリアルタイム視聴できましたが、朝食は抜き。いつもの病院へ月に一度の検診に行き、採血もするためです。
トップ画像は朝の富士山。冬になると綺麗に見えるのが嬉しいです。最高気温が二桁いかないと聞いてダウンコートを着て出かけて正解でした。
病院へは早めに着きましたが、年明けだからかいつにも増して混んでいました。呼ばれたのは予約時間の30分後くらい。診察はあっと言う間に終わりました。その後で採血。処方箋をもらって病院を出て、とにかく何か食べようとイタリアンファミレス《 オリーブの丘》へ。
ランチはメインの「チキンときのこのポルチーニクリームドリア」にスープとサラダ、ドリンクバーが付いてきますが、サラダはマルゲリータのミニピザに換えることができるのでそちらにして、サラダは季節限定ローストビーフサラダを別に頼みました。
このお店はコーヒーも美味しく、ドリンクバーのカプチーノもフォームミルクたっぷりです。
お腹いっぱいになって外に出て少し歩いたら、頭がボーッとした感じで、これはいわゆる「至って」しまった状態なのかと……血糖値が最低の状態で採血するため朝食抜きが推奨されるのに、そのあと急上昇しては元も子もないと思うのですが。
ともあれ駅前まで出て、薬局に処方箋を出しました。今日はそちらも混んでいて、なんと1時間待ちとのこと。
待ち時間を潰す必要があるのと、実はマンションで日中に工事があり、その間は家に居にくい事情もあったため、思い切って立川へ行くことにしました。新たなノートPCを探す旅の続きです。
午後になったから、モノレールの窓から富士山は見えないかもしれないと思いましたが、やがて遠くの山並みの向こうに、やや影になりながらも雄大な姿が見えて来たのは嬉しかったです。
立川は多摩市より寒かったです。このモノレール下の道に風が吹き抜けるせいでしょうか。おしゃれなお店も並んで、ちょっとパリっぽい雰囲気でもありましたが、この写真では全然そうは見えませんね。
シネマシティの前で見かけた『レ・ミゼラブル』4Kリマスター版プラス極音上映NOポスター。今日は観る予定も時間もありませんでしたが、早く観たいです。
そこから、かつては近所にあり、今や立川で半分くらいアウトドアショップになってしまったMacショップに行ってみました。最新機器を求めるつもりはなかったけれど、一応は公式ショップなので前世代機もそれなりの価格です。先日量販店で見たのもそれくらいのお値段でした。
予算には限りがあり、分割払いのするのも──と思いつつ、一旦そこを離れて、JR駅方面へ歩きました。
モノレール駅北側はパリか表参道かという感じですが、JR駅とその周辺は池袋っぽい雰囲気です。
立川にこのようなご当地キャラが……ウドみたいなヒト(?)だけじゃなかったんですね。
駅の前を過ぎて、大きいビックカメラのビルに、と言うよりその中のソフマップへ行き、中古ノートPCコーナーで様々な機種を見比べました。そもそもMacBookのProにするのかAirにするのかというところから、店員さんとも相談しながら、結局2020年版の(いわゆる第10世代)13インチAirを6万円台で購入することができました。このトシではもうProのスペックは要らないし、店員さんからはメモリが8Gでは後々大変かもと言われたけれど、ゲームも動画編集もしない身ではそれで十分です。
重かったら送ってもらおうかとも思っていましたが、杖をつきながらも自分で持ち帰れるくらいの重さでした。さすが「Air」です。それにしても、エアキャップ(プチプチ)で包んで紙袋に入れただけの状態で精密機器を持ち帰るのはちょっと心配です。
ドキドキしながらモノレールに乗り、また電車に乗り換えて最寄駅に戻り、ちょっとだけ百均とコンビニに寄って、後は真っ直ぐ帰りました。
とにかくPCを無事家まで持ち帰らなくてはと言うことで頭がいっぱいで、薬局へ処方箋薬を取りに行くことをすっかり忘れていたことに、家に着いてから気がつきました……
帰宅後まずしたことは、もちろん新たなPCのセットアップ。まず起動に時間がかかり、最新のOS「Sequoia」をダウンロード→インストールにも1時間以上かかりました。
さすがに待ちきれないため、インストール中のまま晩ごはんも食べたり。晩ごはんは今日も白菜と鶏だんごの鍋です。また素麺を入れました。
どうやら準備ができたようなので、Chromeもインストール。写真やブックマーク、各サイトのパスワードも全て残って(共有されて)いました。これでかなり助かります。そこから、主なポータルサイトやよく利用するショッピングサイトにログイン。SNSのアカウントも復元できました。
とりあえず、これで基本的なことはできるようになりましたが、前のProのデスクトップに置いたままのフォルダや書類、画像がどうなっているかと思うと……
夜も更けてから、『カムカムエヴリバディ』再放送の録画などを視聴。9時から【金曜ロードショー】で『ハウルの動く城』放映もありましたが、TBSで放映の映画『花束みたいな恋をした』を観ました。2021年の公開時も好評で、劇場で観たいと思いながら機会を逸した作品です。
日本の恋愛映画にありがちな難病や波瀾万丈エピソードの連続ではなく、「相手の名前を叫びつつ走る」シーンなどもなく、オタク…と言うか、ややマニアックな傾向にある若い男女二人が、好きなもの(本や映画など)が共通していることから心を通わせ、やがて恋人となり同棲もして、しかし様々な要因や心のすれ違いで別れに至るまでを、静かに描いた映画でした。
世間の目やら親からのプレッシャー、就職やお金のこと、職に就いてからの仕事のこと、それぞれの生活時間のずれ──ひとつひとつは些細な、ごくありふれた事柄が、時間の流れと共に大きな歪みとなっていく有様がリアルでした。「大人」になるって何だろう?と切なくなります。彼らの時間を彩る本や映画、音楽、TV番組などが、あざとさギリギリで巧みに取り扱われていたと思います。時代を動かすような大きい文化ではなく、様々に細分化されたカルチャーやモノの中にこそ、時代の断片が宿る。そういう映画でもありました。なんとなくバンバンの「いちご白書をもう一度」を思い出してしまったあたり、自分は既に立派な(?)老人ですが。
観ている途中、息子と電話で話したり(この映画のことではなく)したため、観そびれたシーンなどもあり、ちゃんと落ち着いて観てみたくなりました。
『ハウル』は途中からの視聴。既に何度も観ている作品ですが、やはり面白いですね。劇場での初見時には意味がよくわからなかったり、あまりノレなかったのですが、観るたびに好きになってゆく不思議な映画です。
というわけで、新たなMacで書いてみました。自分はやはりキーボードがある方が書きやすいです。