ラディ・ギターの桜井です。
今回は【和歌】
昔、学校の授業で
百人一首を題材にしたら
出てくる 六歌仙「在原業平」
伊勢物語に出てくる遊び人、
恋多き貴族であります。
○【白玉か なにぞと人の 問ひし時
露とこたへて 消(け)なましものを】
在原業平
意味:
草の葉に宿る露を
「あれは何?真珠かしら?」と
あの人が私に尋ねると
「あれは陽の光に輝いて消えた露ですよ」と答えた
私も露のように消えてしまえればよかったのに…。
○【雪の内に 春はきにけり うぐひすの こほれる涙 今やとくらむ】
二条后(藤原高子)
意味:
まだ雪の舞ううちに
春がやって来ました。
ウグイスの凍っていた涙は、
今はもう…
溶けるでしょうか。
【藤原高子・在原業平】の恋は
伊勢物語の題材になりました
愛する人に向けた
切なさに訴える和歌です
【藤原高子】
二条天皇の妻になるべく
育てられた藤原氏の令嬢
そんな令嬢と逢瀬を重ね
駆け落ちまで
してしまう【在原業平】
その時に詠んだ和歌が
露に心情を込めた一番上の和歌
結局、追っ手につかまり、
業平と高子の恋は
成就できず
引き離されてしまいます
互いに恋、
叶わなかった悲恋の歌
今から千年も前、
平安時代にも 互いの全てを捨て
命をかけた駆け落ちがあったんてすね。
2つの和歌、
この駆け落ちのストーリーを知ると
男女それぞれの切なさが
格段に訴えかけてきます。
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