「不可視の両刃」放射線に挑む~英国大学院博士課程留学~

英国に留学して放射線研究に取り組む日本人医師ブログ

日英間郵便事情

2016-11-29 | 留学全般に関して
先週月曜日に英国から日本へ郵送依頼した書類が、今週火曜日に日本に到着した旨の連絡がありました。
とても大事な書類でしたので、無事に届いて安心しました。英国から日本へ書類をお送りするのはいつもヒヤヒヤします。

私の知る限り、英国の郵便機関に対する評価は毀誉褒貶相半ばしています。
英国にはRoyal Mail(ロイヤルメール)とParcel Force (パーセルフォース)の二者の郵便機関があって、私はRoyal Mailで書類を日本に送っています。今のところ、私が送ったもので紛失したものはありません。利用するサービスと金額によって、1週間前後で届いたり、1~2カ月かかったりする場合に分かれることはありますが、ちゃんと届いてはいるようです。また、私宛の郵便物もおそらく全て届いていると思われます(こちらは紛失していても気付かないのですが)。
まあ、腐っても大英帝国の末裔の皆さんですし、Brexit(EU離脱)という離れ業をしたとはいえ、欧州列強の一角であります。郵便機関においても、ちゃんとした先進国のサービスという印象です。むしろ私個人としては、日本で郵便物の一時的紛失(配達員が別の家に届けてしまった)を経験しているので、日英比較すればどちらかというと、日本の郵便機関の方を信用していないかもしれません。

日本と同じように、切手を貼ってポストに投函する、あるいは郵便局まで持っていくなどの利用の仕方があるのですが、実際には幾つか罠があります。慣れていないと混乱すると思います。私自身も「謎の自動サービス機」の前で困惑したことがありました。英語の問題もあります。
郵便に限らずとも、「旅の恥は掻き捨て」というか自分自身の不器用さゆえに最初から上手く行くことなんてほとんどなくて、いつも生き恥を晒しながら生きているようなものですがね。

イギリスの郵便ポストですが、私は赤いものしか見たことがありません。あるいは他の色のものが近所にあるのかもしれませんが、おそらくポストと気づいていないのでしょう。黒いポストもあるそうですから。上の写真のポストは、Belfastの中心部に設置されているものですが、赤いですね。ちなみに後ろのピエロたちは配達員ではありません、残念ながら。

渡英直後、お世話になっている方々へポストカードをお送りしてみました。喜んでくださった方、無反応な方、色々でした。たしかにE-mail、Line、Messengerなどの方が手っ取り早くて気軽ではあるのですが、しかし、手紙の温もりを大切にしたいと私は昔から思っています。
そろそろクリスマスカードもお送りしてみようかな