「不可視の両刃」放射線に挑む~英国大学院博士課程留学~

英国に留学して放射線研究に取り組む日本人医師ブログ

大学内にはあまりBrexitの混乱はなく…

2019-04-10 | 留学全般に関して
英国に戻ってから体調は悪いままで、困っています。とはいえ、今秋の大学院修了に向けてやらなければならないことははっきりしており、おちおち寝てはいられません。本学もそうですが、英国の研究大学の場合、博士論文は200頁以上ということになっていますから。

Brexit(英国EU離脱)をめぐる騒動もいよいよ大詰めですが、学内にはあまり混乱の気配はありません。私の大学院の友人達もEU出身者ばかりですが、皆さん「なるようになるべ」という感じで自然体でいます。私のボスも英国紳士の1人として以前はよく「Brexitは愚かしい」と嘆いていたのですが、最近ではもう「どうにもならない」という感じで、あまり話題に出しません。
う~む、個人的には、今回のBrexitは個人的には世界史に残るかもしれないイベントだと思うのですがね。現地では意外と盛り上がっていないような印象がありますね。
先月、大学から「Brexitあるけど、混乱が生じないように努めます」という趣旨のメールがありました。今のところ、大学側の思惑通り、あまりたいした混乱は生じていないようですね。

今日も大学院のEU出身の友人L君と話をしたのですが、彼もBrexitのことよりも、博士号取得後の就職先が正式に決まっていないことを嘆いていました。まあ、とりあえず、自分の目先のことの方が大事だよねえ。うん。


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