6月15日夜にベルファストの中心部にあるアルスターホール Ulster Hallで、ベルファスト市若手オーケストラCBYO (City of Belfast Youth Orchestra)の演奏を聴きに行きました。
お目当てはアントニン・ドヴォルザークの『新世界から From the New World』(交響曲第9番)。私はこういう演奏会に積極的に足を運ぶような人間ではないのですが、友人やら同居人やらに連れられて、ここ最近はこの街で演奏を耳にすることが多いです。ドヴォルザークという名前を知らなかったとしても、誰もが一度は必ず耳にしたことがあるであろう『新世界から』を第一から第四楽章まで聴いてきたのでした。
時には昔の話をしましょうか。
私は小学生の頃に一時期ピアノを習っていました。しかし、親には申し訳ないような気もしますが、当時の私はまるで微塵もピアノに興味がなく、小学校の音楽のテストでひどい点数をとったものでした。そのうち野球や将棋に関心が出てきて、一方でピアノは完全に忘れられていきました。実家には誰も弾かなくなったピアノが今もポツンと残されています。
あの頃の私には、音楽を楽しむことが出来なかったのです。
だから、正直、私にはオーケストラとして演奏が上手いのか下手なのかはよく判りません。リズムや音階が合っているような合っていないような、ただ、なんとなくその調べに身を委ねてきただけです。すこし皮肉なことに、大人になってしばらくしてから、すこしずつ音楽を楽しむことが出来るようになってきた気がします。
それにしても演奏している楽団の皆さんの楽しそうなこと、楽しそうなこと。
「人生を楽しむとはこういうことさ」と。
なんだか、そんなことを言われたような気がしました。
お目当てはアントニン・ドヴォルザークの『新世界から From the New World』(交響曲第9番)。私はこういう演奏会に積極的に足を運ぶような人間ではないのですが、友人やら同居人やらに連れられて、ここ最近はこの街で演奏を耳にすることが多いです。ドヴォルザークという名前を知らなかったとしても、誰もが一度は必ず耳にしたことがあるであろう『新世界から』を第一から第四楽章まで聴いてきたのでした。
時には昔の話をしましょうか。
私は小学生の頃に一時期ピアノを習っていました。しかし、親には申し訳ないような気もしますが、当時の私はまるで微塵もピアノに興味がなく、小学校の音楽のテストでひどい点数をとったものでした。そのうち野球や将棋に関心が出てきて、一方でピアノは完全に忘れられていきました。実家には誰も弾かなくなったピアノが今もポツンと残されています。
あの頃の私には、音楽を楽しむことが出来なかったのです。
だから、正直、私にはオーケストラとして演奏が上手いのか下手なのかはよく判りません。リズムや音階が合っているような合っていないような、ただ、なんとなくその調べに身を委ねてきただけです。すこし皮肉なことに、大人になってしばらくしてから、すこしずつ音楽を楽しむことが出来るようになってきた気がします。
それにしても演奏している楽団の皆さんの楽しそうなこと、楽しそうなこと。
「人生を楽しむとはこういうことさ」と。
なんだか、そんなことを言われたような気がしました。