前編未読の方はこちらからどうぞ
【後編】
同僚の酒飲み友達(以降;酒友)と合流し、ビール祭り再開。
最近、この酒友とはよく一緒に酒を飲む。一緒に飲むからには、世の中にもっともっと美味しいビールがあることを知ってもらいたい。(例えば、彼は「黒ビールは甘ったるくて苦手」と言っているが、それはドイツ系のデュンケルやシュバルツのことだろう。世の中にはスタウトやポーターという、決して甘ったるいばかりではない、「黒い上面発酵ビール」というものもあるということ、もちろんラガーの黒ビールにも美味しいビールはたくさんあるぞ。などなど。)
~~~さて~~~
3杯目(3軒目)
今回唯一、日本から出店されていたCRAFT BEER屋さん、Baird Beer。静岡は修善寺からお越しのようだ。WEBサイトを見てみると、2000年からやっているとか。もう随分長いようだ。
TAPには、小麦系の"Wheat King Wit"と、軽めなペールエール系の"Single Take Session Ale"、定番ラガーが繋がれていた。
酒友はWheatを、私はSession Aleをチョイス。どちらもさっぱりすっきり飲める良品であった。
日本のメーカーながらオーナーが西洋人だからなのか、ブースの中に日本人の姿は見られなかった。一言、クラフトビール好きな日本人は上海にも居るよ。と伝えたかったが、とりあえず英語で、We're Japanese!とだけ言っておいた。(笑)
4杯目(4軒目)
喉が渇いていたらしい酒友は、1杯目をあっという間に飲み干し、次!次!と意気込んでいる。
次に行こうと決めていたのは、SLOW BOAT BREWERYという、北京のブルワリー。WHEAT,DOUBLE IPA,TRIPPLE IPA,CHOCOLATE STOUTというラインナップだ。ここでは酒友に、思いっきりホップの香りと味を感じてほしいので、TRIPPLE IPAを勧めた。IBUs=95のなかなかホッピーな一杯だ。一口飲ませてもらったが、なかなか美味い。
私が4杯目に選んだのは、そろそろ黒いのが飲みたくなってきたので、CHOCOLATE STOUTだ。
チョコレートと言っても、実際にチョコレートが入っているわけではなく、焙煎麦芽からまるでカカオのような香りがするからこういう名前なのだよ。等々と酒友に説明しつつ、味あわせる。見た目よりは案外すっきり飲める1杯である。ドイツ系の黒ビールとの違いは分かってもらえただろうか。
5軒目(酒友の3杯目)
酒友は2杯目もあっという間に飲んでしまって、次を御所望だ。私はまだスタウトがシッカリ残っているので、ここは通常のスタウトとスペシャルなスタウトの飲み比べをしようと思い、BOXING CAT BREWERYのスペシャルビールを選ぶことにした。
Bourbon Barrel Aged King Louie Imperial Stout
WEBサイトにこのビールの説明文が載っていた。
http://www.boxingcatbrewery.com/?page_id=391
いずれ消えてしまうかもしれないので、勝手に転記。
A limited release beer as 400 liters was aged for 13 months in Jim Beam Bourbon oak barrels from the USA. This beer is named after Louie, the original cat that inspired Boxing Cat as the company name. This velvety beer contains several roasted malts including a light dash of smoked malt. The addition of coffee adds a rich complexity to this beer with notes of chocolate, coffee, bourbon, vanilla along with some subtle smokiness. The use of fragrant hops offsets the malt backbone of this beer as they contribute a balanced bitterness and hop bouquet. A truly complex stout with many layers of flavor.
Alcohol: 8.9% ABV
Jim Beamのバーボン樽で13ヶ月熟成させたスタウト。さぞやどっしりガッツリ焙煎麦芽の旨味が感じられるかな。。。
。。。これが、思いのほか強烈だった。
一口飲ませてもらう。「!!??これ、完全にウィスキーの味がする!!」
単に熟成して発酵が進んだことによるアルコール度数の上昇(例えばバーレイワインのような)とは違う、ストレートなアルコールの攻撃力を感じた。これで8.9%??感覚的には20%以上あるのでは?と思えるほど。
樽に浸みこんだバーボンがビールに逆に浸み出してきた?そんなことってあるのかなぁ。。。実は樽の中に少しバーボンが残っていて、そこにビールを入れちゃったんじゃないか??(笑)
さすがの酒好きな酒友も、これはきつい。お前が選んだのだから、少し責任取れ。(笑) ということで、1/3程はこれを飲んだ。
先程買った4杯目のスタウトがとても爽やかに感じられるほどである。
このビールのおかげでかなり酔ってしまったが、お互い最後にもう一杯だけ飲もう。今度はさっぱりした奴がいいね。
5杯目(酒友4杯目?)
だんだん記憶が怪しくなってきている。酒友はもう1,2杯何か飲んでいたような気がする。画像も残っていないので良く分からない。。。
上海は静安寺のDr.Beer、ここのGinger Pale Aleをいただく。
ジンジャー(ショウガ)の味と香りはほとんど感じられなかったが、Pale Aleとして普通に美味しい。
~~~
酒友と一緒に行けたことで一度に色々なビールを味わうことができ、とても楽しかった。
何より、梅雨時期でありながら、この日は少し日焼けしてしまうくらいいい天気で、昼間から太陽の下でビールを飲む。という最高の贅沢ができたことが嬉しかった。
【次回もう少しだけ番外編として、その他の食べ物や全体の雰囲気など書く予定】
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【後編】
同僚の酒飲み友達(以降;酒友)と合流し、ビール祭り再開。
最近、この酒友とはよく一緒に酒を飲む。一緒に飲むからには、世の中にもっともっと美味しいビールがあることを知ってもらいたい。(例えば、彼は「黒ビールは甘ったるくて苦手」と言っているが、それはドイツ系のデュンケルやシュバルツのことだろう。世の中にはスタウトやポーターという、決して甘ったるいばかりではない、「黒い上面発酵ビール」というものもあるということ、もちろんラガーの黒ビールにも美味しいビールはたくさんあるぞ。などなど。)
~~~さて~~~
3杯目(3軒目)
今回唯一、日本から出店されていたCRAFT BEER屋さん、Baird Beer。静岡は修善寺からお越しのようだ。WEBサイトを見てみると、2000年からやっているとか。もう随分長いようだ。
TAPには、小麦系の"Wheat King Wit"と、軽めなペールエール系の"Single Take Session Ale"、定番ラガーが繋がれていた。
酒友はWheatを、私はSession Aleをチョイス。どちらもさっぱりすっきり飲める良品であった。
日本のメーカーながらオーナーが西洋人だからなのか、ブースの中に日本人の姿は見られなかった。一言、クラフトビール好きな日本人は上海にも居るよ。と伝えたかったが、とりあえず英語で、We're Japanese!とだけ言っておいた。(笑)
4杯目(4軒目)
喉が渇いていたらしい酒友は、1杯目をあっという間に飲み干し、次!次!と意気込んでいる。
次に行こうと決めていたのは、SLOW BOAT BREWERYという、北京のブルワリー。WHEAT,DOUBLE IPA,TRIPPLE IPA,CHOCOLATE STOUTというラインナップだ。ここでは酒友に、思いっきりホップの香りと味を感じてほしいので、TRIPPLE IPAを勧めた。IBUs=95のなかなかホッピーな一杯だ。一口飲ませてもらったが、なかなか美味い。
私が4杯目に選んだのは、そろそろ黒いのが飲みたくなってきたので、CHOCOLATE STOUTだ。
チョコレートと言っても、実際にチョコレートが入っているわけではなく、焙煎麦芽からまるでカカオのような香りがするからこういう名前なのだよ。等々と酒友に説明しつつ、味あわせる。見た目よりは案外すっきり飲める1杯である。ドイツ系の黒ビールとの違いは分かってもらえただろうか。
5軒目(酒友の3杯目)
酒友は2杯目もあっという間に飲んでしまって、次を御所望だ。私はまだスタウトがシッカリ残っているので、ここは通常のスタウトとスペシャルなスタウトの飲み比べをしようと思い、BOXING CAT BREWERYのスペシャルビールを選ぶことにした。
Bourbon Barrel Aged King Louie Imperial Stout
WEBサイトにこのビールの説明文が載っていた。
http://www.boxingcatbrewery.com/?page_id=391
いずれ消えてしまうかもしれないので、勝手に転記。
A limited release beer as 400 liters was aged for 13 months in Jim Beam Bourbon oak barrels from the USA. This beer is named after Louie, the original cat that inspired Boxing Cat as the company name. This velvety beer contains several roasted malts including a light dash of smoked malt. The addition of coffee adds a rich complexity to this beer with notes of chocolate, coffee, bourbon, vanilla along with some subtle smokiness. The use of fragrant hops offsets the malt backbone of this beer as they contribute a balanced bitterness and hop bouquet. A truly complex stout with many layers of flavor.
Alcohol: 8.9% ABV
Jim Beamのバーボン樽で13ヶ月熟成させたスタウト。さぞやどっしりガッツリ焙煎麦芽の旨味が感じられるかな。。。
。。。これが、思いのほか強烈だった。
一口飲ませてもらう。「!!??これ、完全にウィスキーの味がする!!」
単に熟成して発酵が進んだことによるアルコール度数の上昇(例えばバーレイワインのような)とは違う、ストレートなアルコールの攻撃力を感じた。これで8.9%??感覚的には20%以上あるのでは?と思えるほど。
樽に浸みこんだバーボンがビールに逆に浸み出してきた?そんなことってあるのかなぁ。。。実は樽の中に少しバーボンが残っていて、そこにビールを入れちゃったんじゃないか??(笑)
さすがの酒好きな酒友も、これはきつい。お前が選んだのだから、少し責任取れ。(笑) ということで、1/3程はこれを飲んだ。
先程買った4杯目のスタウトがとても爽やかに感じられるほどである。
このビールのおかげでかなり酔ってしまったが、お互い最後にもう一杯だけ飲もう。今度はさっぱりした奴がいいね。
5杯目(酒友4杯目?)
だんだん記憶が怪しくなってきている。酒友はもう1,2杯何か飲んでいたような気がする。画像も残っていないので良く分からない。。。
上海は静安寺のDr.Beer、ここのGinger Pale Aleをいただく。
ジンジャー(ショウガ)の味と香りはほとんど感じられなかったが、Pale Aleとして普通に美味しい。
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酒友と一緒に行けたことで一度に色々なビールを味わうことができ、とても楽しかった。
何より、梅雨時期でありながら、この日は少し日焼けしてしまうくらいいい天気で、昼間から太陽の下でビールを飲む。という最高の贅沢ができたことが嬉しかった。
【次回もう少しだけ番外編として、その他の食べ物や全体の雰囲気など書く予定】
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