■IDOL×IDOL STORY!6巻
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Amazon IDOL×IDOL STORY!7巻
※.ネタバレ要注意 (引用は全て『IDOL×IDOL STORY!7巻』)
各キャラについて ※ネタバレを多分に含みます、勝手な想像も多分に含みます
僕は連載の方は見ていません(だから推測部分がすでに違っている事があると思います)
・表紙より
今巻で二次審査「星取り戦テスト」の結果が出る、そしてこの表紙なれば…脱落は小犬丸鈴ですか?と思ってしまうような表紙。表紙の絵柄としてはごく普通な感じですね。帯に書かれた「何度もアイドルに巣くわれた。 今度は私が救う番だ。」この言葉、今巻で誰かが言っている台詞かなと軽く探してみたけど見当たりませんでした。
・5秒で判る7巻の内容
二次審査の結果が出ました
白黒が入れ替わりました
双葉優梨が退場しました
三次審査の内容が書かれていてチーム分けが終了しました
・ネタバレ内容 要注意
誰もが注目するところ。
これ、最初の方に描かれたページなんだけど、二次審査の大将戦が全員に注目されている、期待されているというような感じがこのページから伝わってきました。ここまで2VS2ですからね。漫画的にありきたりな展開ではあるけどちょっとこの大将戦がどうなるかは読めませんでしたね。僕はだいたい主人公派なので美海に勝って欲しいな~とは思ってましたけどね。結果は2-5で依吹が勝ってます。観戦者2票は美海なんだけど、ちょっと白星側の出場者決定が長引いてそれで練習不足の指摘がされてましたね(美海が大将になったのは前日らしいことが書かれていた)。関係者が全員黒星側に票を入れてた。
まとめるとこうなんですよね。
アリア:先鋒(白):次鋒(黒):中堅(白):副将(白):大将(黒):白の方が1つ多い
お兄様:先鋒(黒):次鋒(黒):中堅(白):副将(黒):大将(黒):光以外黒
にゃこ:先鋒(黒):次鋒(黒):中堅(黒):副将(黒):大将(黒):全部黒
影谷:先鋒(黒):次鋒(黒):中堅(白):副将(白):大将(黒):黒の方が1つ多い
武山:先鋒(白):次鋒(黒):中堅(黒):副将(黒):大将(黒):律以外黒
観客:先鋒(白):次鋒(黒):中堅(白):副将(黒):大将(白):白の方が1つ多い
星取りは2-3で黒星側勝利なんだけど、票数で言うと白13-黒22と結構差がついてしまってるんですよね。しかも観客2票を3回白が取ってるので、関係者票のみだとさらに差が広がってしまう。1次審査もそうだったんだけど、どうもチームワークを重視してる感がありますね。
【勝手な考察】
関係者の票が結構判れてるのが興味深いです。しかし、にゃーこ先生は全部黒星側ですか…若干情が入ってませんかね。それはマッスル武山もほぼ同じか。特に中堅戦は次鋒戦の真逆で全員白でもおかしくなかったように感じましたからね。他は特に気になる所は無いかな。
個人順位。
1位 双葉紬
2位 七種依吹
3位 千馬律
4位 轟麗
5位 蒼井光
6位 一青偏
7位 渚美海
8位 双葉優梨
9位 柊小雪
10位 宝龍紫織
11位 藤真朱璃
12位 赤桐火花
13位 琴森愛音
14位 小犬丸鈴
15位 九重華鈴
双葉紬が1位なのがめっちゃ意外ですけどね。そもそも選ばれた理由は愛音が不調で歌えなくなったからという理由である以外描かれておらず、ステージでもアリア及び影谷が優梨に軍配をあげてるんだけどね。黒星側勝利の立役者は間違いなく轟麗だと思ってました。次鋒戦がチーム戦であるというとあの発想(気づき)が無ければ、技術的には紫織が勝ってるだろうし三連敗で中堅戦までで終わってますから。さらに黒星側の様子を描いたシーンの中で麗が思う所を述べたからチームがみたいな所があったし、それでも個人4位ですか…個人順位にはステージ上のみならずという所があるの思うので、麗は技量的には全体の中でちょっと劣るのかもしれない。
で、退場者は双葉優梨です。
2巻前にはそんな感じがありましたがね。今巻の表紙を見てそうか鈴も今回目立ってないしあるかもしれんと思ってしまってた。アリアが退場者を選んだ理由は決して後ろ向きなものではなく、アイドルとしての姿勢に疑問を感じたアリアが問いかけ、優梨の世界で活躍できるようなダンサーになりたいという言葉を引き出して退場になりました。しかし、美海を圧倒する歌唱力と元々あるダンスの実力から言ってスペックはトップクラスの優梨がここで退場ですか。ストーリー的な違和感はないですけど、この退場の仕方は今後も再利用されるような気がしますね。
個人的に思う所。
優梨が副将、美海が大将に選ばれた様子をもう少し描いて欲しかったなと思いました。話数が多くなってしまうからなのか、それとも描くにしても描きようがないかあるいは描く必要が無いか、どういう理由で描かれなかったのか作者や担当編集者に聞いてみたいですね。そういう事を書くスペースとして作者のあとがきがあっていいと思う。コミックを買った人だけが楽しめる感じで。
っとここで一息、今巻の律さん。
二次審査で最初は実力を出し切れてない感じだったけど隣に映る偏相手に勝利してましたね。
三次審査の発表へと続く。
三次審査は5チームに分けられてましたね。白黒混合チームで。え?ならなんでまだ白組、黒組を維持してるんだろうって疑問と、確か一次審査の後の組分けでは個人順位で分けられてたのに、二次審査後はチーム勝敗で白黒を決めるんですかと。まぁそういうこまかいところをツッコミ出したらキリがなくなるかもしれません。そして三次審査はまた個人順位上位から白組という事になるらしい。三次審査は中間審査もあったりして結構長くなりそうな気がしますね。
チーム分けで美海と一緒になりたい律と依吹。
アリアの強制チーム分けでそんな二人が同じチームにw
・紫織、律、依吹
・華鈴、小雪、紬
・火花、麗、光
・美海、偏、愛音
・鈴、朱璃
…美海と依吹は全然同じチームになれませんね。
美海は偏と愛音と同じチーム。愛音と同じチームにした理由を本編でアリアが語っていましたが確かに重そうだ。そして僕の中で三次審査での退場者候補の一人に愛音の名前が刻まれました。一次審査、二次審査ともに大体丸々3巻分で終わってるんですけど、三次審査は長くなりそうな気がするなぁ。そして3巻で1人ずつ退場させていくとするなら…デビューできる5人が決まるまでまだ9人も落とさないといけないので単行本で30巻越えそうですね。NEW GAMEより遥かに長いでしょ…えらいこっちゃ。
最後に今巻のベストショット。
美海のこの真剣な眼差しです。
第8巻も期待しています。