読図塾(祖母山)1の続き。
途中にパワースポット『風穴』があります。
ここまで、よじ登り系。はしご登りの腕の筋肉を使う道中。
しみじみ登山って、全身筋肉を使うのね。
覗き込むIさん。
私も下りて、覗くが 真っ暗闇が広がっていて何も見えず。
せっかくだからと、高齢Mさんも下りてきて
・・・・・・・
スゴい鈍い大きな音が響く。
Mさんが落ちた。
みんなの緊張が高まる。
「頭を打った」と、声は聞こえるが姿は見えず。全員が焦る焦る。
スマホのライトをIさんと私でかざすが、見えん!!
(◎_◎;) ハッと、リュックに”ヘッドライト”を入れてたのを思い出す。
足場が元々悪いので、リュックをおろせず。
真後ろに居た同僚Kさんに背中のリュックから出してもらい点けると
そこにMさんの頭が見えた。近い。良かった。
Iさんにヘッドライトを渡し、コゾノさんも細引きを2本握って下りてきた。
Mさんは、自力で上がってきたが軽い流血である。
ペットボトルの水で洗って、絆創膏を貼って
思ったよりしっかりしていたので、安堵する一同。
買ったものの1度も使うことがなく
リュックのお飾りアイテムとなっていたヘッドライトだが
さすが”PETZL”。
いやぁ、こういうの。大事だなぁ。
(ヘッドライト・細引き・ペットボトルの真水)
その後は、すっかり元気になったMさんと我々は読図に戻り
頂上まで上ります。
触れちゃいけん話かと思っていたが
昨年8月に4日間遭難していた話をするので
ここはと思い、色々と聞きましたよ。
高齢男性Mさんは、小さくて細いけど足腰丈夫な方で
(遭難した時は77歳) ← 元気!
本人曰く「遭難しても”1週間ぐらいは大丈夫”と思っていた」らしい。
ヘリも出ていたと聞いたが、自力で下山して
釣り男性に「3日間ほどさ迷っていた」と伝えたそうな。
その後、この読図塾に参加されて
コゾノさんと同じお山に行ったらしいが
当時のさ迷いコースは、2度と分からなかったらしい。
不思議だよね。山が隠したのかな。
そんな話をしながら、登頂。
雲が同じ高さー !
もうちょっとキチンと描き直して
来年の年賀状にしてもいいなぁ。 (*´ω`)
山頂では、お楽しみのお弁当。
こんな景色を見ながら食べるお弁当。
最高の贅沢である。
祖母山頂は1,756.4m。
こんな高いお山に登ったのは、初めて。テンション上がる。
つづく。