原宿からチョイ外れた小さなマンションに友人Tを尋ねた。体調を崩して落ち込んでいる様子のメールが入って気になって顔を出したのだ。T、昔の面影は消え失せていた。かって工業デザイナーとしてちょいと羽振りを利かせ成功したようだが、バブルで人並に傾いた。でも面影は消えても意固地になってないのがいい。その後小さな仕事を細々とやっていると言う。
Tとの会話は昔の、今の、先々の、話を昼飯を挟んで語った。語ることで気分が晴れたと言う。来たかいがあった。親友とまで言わないがTと語る、人との交わる重要性を改めて感じた。
景気動向云々だけでなく、老いの残酷さも誰にも来る。近いうちの千葉の御宿に戻るという。それがいいだろう。過去の栄光は葬って静かに暮せばいい。Tと別れてそんな感覚を持った。
土曜日、竹下通りは昔とちっとも変っていない。川の流れの「若者」が新手で来ているだけ、、、。スマフォで一枚撮って、通りには入らず地下鉄の駅に向かった。
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