2018年NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」。
主人公西郷隆盛役は鈴木亮平に決定した。
原作は林真理子で脚本は中園ミホ。
明治維新から150年、2018年大河ドラマの主人公となるのは男にも女にも“日本史上最もモテた男” 西郷隆盛です。
明治維新のヒーロー・西郷隆盛には、肖像写真が一枚も残っておらず、その生涯は謎に満ちています。
西郷は3度死んだ男。2度の島流し、3度の結婚を経て、類まれな「勇気と実行力」で徳川幕府を転覆し、維新を成し遂げますが、最期は明治新政府と戦い命を散らします。
その素顔は、脇は甘く、愚直でうかつ。けれど、彼に出会ったものは皆、西郷が好きになり、愛嬌あふれる男の周りには、いつも“笑いと愛と波乱”が満ちています。
極貧の家に育った男は「すべての民が幸せに暮らしてこそ日本国は強くなる」と信じ、人を愛し、故郷を愛し、国を愛し、民を愛し・・・“見返りを求めない愛”を与え続けました。
人は親しみを込めて、男を『西郷どん(セゴドン)』と呼びました。
2018年、「勇気と実行力」で時代を切り開く“愛に溢れたリーダー”が、日本の日曜よる8時に元気をお届けします。
【西郷隆盛 役 鈴木亮平 プロフィール】
1983年兵庫県生まれ。NHK連続テレビ小説「花子とアン」でヒロインの夫・村岡英治役で一躍注目を集め、以後ドラマ、映画、舞台の話題作に出演。ドラマアウォード助演男優賞や橋田賞など、数々の賞を受賞する。ドラマ「天皇の料理番」では主人公の病弱な兄役で20kg減量し、映画「俺物語」では高校生役で主演、30kg増量するなど、体当たりでの役作りが話題に。今年は劇場アニメ「ルドルフとイッパイアッテナ」で声優に初挑戦し、来年放送のNHK大河ファンタジー「精霊の守り人 シーズン2」では、密偵・ヒュウゴ役を熱演するほか、多彩な場でますます活躍の幅を広げている。大河ドラマへの出演は今作が初めてとなる。
【林真理子 プロフィール】
小説家。山梨県出身。『最終便に間に合えば』『京都より』にて直木賞、『白蓮れんれん』にて柴田錬三郎賞、『みんなの秘密』で吉川英治文学賞他、話題の著書多数。「西郷(せご)どん!」は「本の旅人」(KADOKAWA)にて連載中。
【中園ミホ プロフィール】
脚本家。東京都出身。ドラマ『ハケンの品格』で放送文化基金賞、『はつ恋』『Doctor-X外科医・大門未知子』で向田邦子賞、橋田賞受賞。連続テレビ小説『花子とアン』等、数々の話題作を執筆。
隣(となり)の芝生(しばふ)は青(あお)い
何でも他人のものはよく見えるものである。
職場での付き合い方は難しい。
無視はできないし、話しかけられたらそれなりに話に対応しなくてはならない。
ましてや、年上や先輩方であれば絶対である。
意地悪されても流さなくてはいけない。
こういう人は一生懸命に仕事していないに違いない。
人の足を引っ張ることしか考えていない。
そして、人のものが良く見えるから取り上げようとするのだ。
家庭内のことまで詮索されてどうのこうのいわれたくない。
このストレスは半端じゃない。
解放されるためには辞めるしかないのだ。