月曜日のユカ

録画しておいたBS12

「銀幕の大女優～BS12人の女～」

映画「月曜日のユカ」を見ました。

 

 

番組概要

日本映画史を彩った大女優12人の出演作を月替わりで放送。吉永小百合を筆頭に「銀幕女優の美しさ」にスポットを当て、小津安二郎、黒澤明、山田洋次らの有名監督の作品をお届けします。

 

 

「月曜日のユカ」

 国際都市ヨコハマを舞台に、男をよろこばせることだけが人生の生き甲斐という一人の女の昼と夜を特異なタッチで描きつくす異色野心大作。キャストは、“小妖精”として人気上昇の加賀まりこ。その他、加藤武、中尾彬、北林谷栄、梅野泰靖、波多野憲といった多彩な陣容。

（本編尺 94 分）

 

【ストーリー】

横浜の外人客が多い上流のナイトクラブ、“サンフランシスコ”では、今夜も一人の女が客の人気を独占していた。「ユカ」「ユカ！」とあちこちのテーブルから上る声に、彼女はキラとした視線を投げかける。ただそれだけでよかった。べつに愛想を振りまくわけでもなく、べたべたと客にまつわりつくでもなかった。言ってみれば、彼女の軀が持つ、どこか他の女とは変った異様なものが、ただそれだけで男達を惹きつけるのだ。なるほど男達のささやきを聞いてみれば、彼女はさまざまな伝説を身のまわりに撒きちらす女であることがわかる。歳は、十八。パトロンは、年寄もいれば若い男もいるらしい。親切だが、冷酷なところもある。平気で男と寝るが、キスは絶対させない。それに教会にも行く。結局ユカという女は、男達にとっては、わけもわからず、魅力的な女ということだ。

【出演者】
加賀まりこ、中尾彬、梅野泰靖、日野道夫、ウイリアム・バッソン、ハロルド・S・コンウエイ、波多野憲、加藤 武、北林谷栄ほか

【スタッフ】
企画：水の江滝子 原作：安川 実 脚本：斎藤 耕一 倉本 聡 監督：中平 康

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