白川郷へは電車などはなく、名古屋や高山からバスが出ている。
着いた瞬間に口からでた感想。
『まんが日本昔ばなしの世界だね。ぼうやぁ~よい子だ♪』
時代から忘れさられ、タイムスリップしたような風景が広がっている。
村一番の撮影ポイント。車が邪魔かも
世界遺産の一つ、白川郷の合掌造りの家々は同じ方向を向いている。
これは山から吹き付ける風向きを考慮してのことだという。
茅葺屋根の“茅”とは何か知ってるだろうか?
植物の名前だとばかり思っていたらそうではなくて、このように屋根に使う植物は
全て茅とよぶらしい。この地方ではいわゆるススキを茅葺として使っている。
この屋根の葺き替えは最近では非常に高価で、個人で民家として使っている家々は
どんどん普通の屋根に変えているそうだ。 この地域で一番大きな和田家は
5千万円もかかるという。 本などには4-50年に1度葺き替えすると書かれている。
しかしそれは人が住んでいる場合で、囲炉裏などで上がる煙に燻された茅は乾燥、
殺菌、害虫の駆除をされるので長持ちする。 だから人が住まない場合、
25-30年に一度の葺き替えが必要なのだという。 古いものは維持が大変だ。
観光客なら必ず行くかも 和田家
和田家の葺替えたばかりの屋根が美しい
明善寺の屋根は民家とは違う
ナショナルトラストの文化館
文化館は財団法人のナショナルトラストが保有していて、村の端っこにあるためか
人が全然いなったので、ゆっくり見るのにはお勧め。 しかも無料。
民家園
民家園は離れたところにあった合掌造を一度解体・移動して集めた十数戸の
合掌造り集合体のようなところ。
民家園の水車
内部の写真はまた後日。近いうちに出来ればいいけど。。。
5千万?!簡単に〝お宅凄くステキだから維持して下さい〟なんて言えないですね。そんなにかかるんだぁ~…。でも素晴らしい景色ですね。住んだ事はないけど、何処か懐かしくて、ちょっと寂しくて、落ち着く感じがします。内部の写真、楽しみにしています。と言っても、お仕事で忙しいでしょうから気長に待ちます。楽しみにしていますね。
古民家は見たりたまに泊まるからいいのであって、暮らすには不便でしょうね。近代的な設備の方が便利だし、維持も簡単だし。昔から住んでるお年寄は慣れて平気かもしれないですけど。
まんが日本。。。は今の子供達には逆に新鮮かもしれませんよね。あんまり見ると飽きてくるけど
5千万円もかかるという。
同じポイントになって恐縮ですが、伝統文化を維持するには大変なコストがかかるのですね。だからこそ大事だともいえると思うんですけど。
貴重な写真、楽しませいただきました。内部の写真も、楽しみにしています。
今週末には内部写真をアップします。