東京Fancy Free Life♪

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デュピルマブ(デュピクセント)使用報告

白川郷・合掌造

2005-10-03 | 旅行

白川郷へは電車などはなく、名古屋や高山からバスが出ている。

着いた瞬間に口からでた感想。
『まんが日本昔ばなしの世界だね。ぼうやぁ~よい子だ♪』

時代から忘れさられ、タイムスリップしたような風景が広がっている。

 村一番の撮影ポイント。車が邪魔かも

世界遺産の一つ、白川郷の合掌造りの家々は同じ方向を向いている。
これは山から吹き付ける風向きを考慮してのことだという。



茅葺屋根の“茅”とは何か知ってるだろうか? 
植物の名前だとばかり思っていたらそうではなくて、このように屋根に使う植物は
全て茅とよぶらしい。この地方ではいわゆるススキを茅葺として使っている。

この屋根の葺き替えは最近では非常に高価で、個人で民家として使っている家々は
どんどん普通の屋根に変えているそうだ。 この地域で一番大きな和田家は
5千万円もかかるという。 本などには4-50年に1度葺き替えすると書かれている。
しかしそれは人が住んでいる場合で、囲炉裏などで上がる煙に燻された茅は乾燥、
殺菌、害虫の駆除をされるので長持ちする。 だから人が住まない場合、
25-30年に一度の葺き替えが必要なのだという。 古いものは維持が大変だ。

観光客なら必ず行くかも 和田家

 和田家の葺替えたばかりの屋根が美しい

明善寺の屋根は民家とは違う 

 ナショナルトラストの文化館

文化館は財団法人のナショナルトラストが保有していて、村の端っこにあるためか
人が全然いなったので、ゆっくり見るのにはお勧め。 しかも無料。

 民家園 

民家園は離れたところにあった合掌造を一度解体・移動して集めた十数戸の
合掌造り集合体のようなところ。

民家園の水車 

内部の写真はまた後日。近いうちに出来ればいいけど。。。

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4 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (マーヤ)
2005-10-04 08:30:37
 本当に〝まんが日本昔ばなしの世界〟みたい。〝懐かしい…。あのTV面白かったなぁ~。今の時代、あぁ言う「昔話」を放送すればいいのに…。再放送しないかなぁ~〟…って話が脱線した。

 5千万?!簡単に〝お宅凄くステキだから維持して下さい〟なんて言えないですね。そんなにかかるんだぁ~…。でも素晴らしい景色ですね。住んだ事はないけど、何処か懐かしくて、ちょっと寂しくて、落ち着く感じがします。内部の写真、楽しみにしています。と言っても、お仕事で忙しいでしょうから気長に待ちます。楽しみにしていますね。
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Unknown (Rav)
2005-10-04 23:57:26
鋭い!そうなんです。生活感全然ないし、ちょっと寂しい感じがしましたよ。

古民家は見たりたまに泊まるからいいのであって、暮らすには不便でしょうね。近代的な設備の方が便利だし、維持も簡単だし。昔から住んでるお年寄は慣れて平気かもしれないですけど。



まんが日本。。。は今の子供達には逆に新鮮かもしれませんよね。あんまり見ると飽きてくるけど 

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Unknown (yuta)
2005-10-06 01:02:22
>この屋根の葺き替えは最近では非常に高価で、個人で民家として使っている家々はどんどん普通の屋根に変えているそうだ。この地域で一番大きな和田家は

5千万円もかかるという。



同じポイントになって恐縮ですが、伝統文化を維持するには大変なコストがかかるのですね。だからこそ大事だともいえると思うんですけど。



貴重な写真、楽しませいただきました。内部の写真も、楽しみにしています。

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Unknown (Rav)
2005-10-06 22:46:01
私が泊まった旅館は屋根の葺き替え予算が6500万と見積もられて、普通の屋根に変えたそうです。たった数室では一生借金のためにはたらくことになりそうで、もったいないなんて言えませんでした。



今週末には内部写真をアップします。
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