白川郷・蕎麦庄やまこし

日をまたいでるけど珍しく怒涛の3連続UPです。　雪降るぞぉ　

色々旅行をしてきて、ある程度の年齢になると安い宿というのに抵抗が出てくる。
やっぱり満足感がないと旅は楽しくないし、美味しい食事をしたい。
白川村には民宿しかないということで、車で5分ほどのところの旅館やまこしに予約をした。

事前にネットで調べたら、蕎麦では有名らしいが、ネット情報がこれだけ充実する
今日、泊まったことがある人が見つからないという、かなりマイナーなお宿みたい。
問い合わせをメールでするけど、ぜんぜん音沙汰がない。
予約の電話をしたあと、食事の問い合わせをメールしたが返事がない。
1週間後に電話があるが留守電に返事ともいえないメッセージが、
あらまあ、大丈夫かなぁ。。。
「返事しないならサイトのアドレス外した方がいいですよ」と電話でいったが
まだ載せてるねぇ。　たぶん誰かに作ってもらったまま放置状態なんだろうな。

　そんな広くない大広間？

立派で大きな柱をたくさん使った、元は合掌造りの旅館は数年前まで茅葺だった
のを葺き替え料「6500万円」との見積もりで断念。普通屋根にしたらしい。
和田家以上じゃない！たかーい！

部屋は１０畳くらいかな、和モダンな雰囲気があって素敵。
だけど、うーんゴミ箱がいっぱいだ。　捨て忘れてる。
叔母はキレイ好きなんで、洗面所の鏡にくっついた髪の毛やら、
畳のゴミ・ホコリが気になるらしい。

「ここの人、掃除苦手やね」

（翌朝、ホコリのせいか、クシャミと鼻づまりが。アレルギー持ちにはキツイ。）

夕食前にお風呂に入ることにした。　
温泉でもない普通のお風呂で3人くらいまでかな。
サイトに写真が載ってなかったのは、そのせいなのね。
2面の大きな窓ガラスからは庭の景色が見える。　
湯船に浸かってたら泊まりの？男の人が歩いてるし…　覗かれてたのかも。　
まだ明るいからこちらからも見えるけど、夜になると外からは覗き放題になる。
昼だって、望遠鏡があればいくらでも覗ける。それって考えもん。

さて気を取り直して、夕食。
蕎麦屋として昼に出すそばは数時間で売切れてしまうと聞いていたんで
期待したい。

　夕食

これに蕎麦と揚げ物といわな（だっけ？）の塩焼きとお刺身がでてきた。
野菜は全て自家製の有機もの。
山で採った山菜はアク抜きで３日前から仕込むそう。
そして名物の飛騨牛の石板焼きはとても柔らかくて、塩で食べると美味だった。
お腹いっぱいで食べきれず、蕎麦を残し、おはぎを部屋へ持ち帰る。

朝食も美味しかった

ちょっとくらい掃除してなくても、風呂をのぞかれたって、
食事さえ美味しければ細かいことは許せてしまうんだよなぁ。　

ここの蕎麦は　蕎麦粉8.5：小麦粉1.5の割合で、水を入れて打つ。
湯だと風味が飛んでしまい、蕎麦10割だとボソボソしてしまうという。
水だとまとまりが悪くかなり打つのが大変とのこと。
ここのは蕎麦好きにはたまらん味だと、思う……　たぶん。
残念なことに、うどん好きの関西人にはその良さがわからなかったりする。

連休ど真ん中なのに私たち含めて２組しか泊まってなかったけど、
大丈夫かなと心配してしまうよ。　
でもまあ、正直なとこ、ここには泊まらず、食事だけすることをお勧めする。