歌路遥かに 島津亜矢

島津亜矢の25周年記念曲。小椋佳の作品。やっぱりあざとすぎるのかなー。

京の覚え唄 石川さゆり

『朝花』(2007年)のカップリング。
作詞:吉岡治・作曲:岡林信康

島津亜矢 岸壁の母

二葉百合子が引退して，多くの歌手が“門下生”になり，継承を狙っているが，
声量，演出力ともに島津亜矢の右に出る歌手がいるのか?



歌謡浪曲のCDもコンスタントに発売してきた島津亜矢は，“芸道”という点で死角がない。。

島津亜矢 さくら（独唱）

そんな森山愛子がまだ足下にも及ばないのは島津亜矢。
ファルセットを使わないばかりか，独自の解釈で歌っています。
森山愛子はまだ原曲に忠実に歌っている段階です。



島津亜矢に対する評価が低いのは……やっぱり「見た目」なんでしょうか。

森山愛子 さくら(独唱)

キーはものすごく低いのだが，
森山直太朗の『さくら(独唱)』をファルセットなしで歌えるのはすごい。
森山愛子のファルセットを聞いたのは『雪の華』(中島美嘉)ぐらいだ。

森山愛子 子供ぢゃないの

弘田三枝子のデヴュー曲のカヴァー。
森山愛子のパワフルな声，安定した音程，そして表現力。



森山愛子は歌謡曲の愛好家からは強くサポートされている。『王様のブランチ』などの出演で知名度は高い。
どの曲も器用に歌いこなす。
『アンコ椿～』や『好きになった人』は今の都はるみではもう聞きたくないほど，森山愛子の歌唱のレヴェルは高い。

しかし，EMIミュージックのせいなのかどうか，オリジナル曲がどうしようもない。
「演歌」の狭い枠にとどまりすぎなのだ。

森山愛子が曲に恵まれ，飛翔できるのはいつの日になることやら。