redtail2733の知的排泄物処理場(twitter+α)

redtail2733のホンネを聞いちゃいましょう! って,ほとんどtwitterのまとめですが(^^ゞ

水野あおい 春の輝き

2011年04月07日 17時04分35秒 | アイドル
水野あおいは生まれてくるのが20年遅かったのかなー。
1994年という時代には,他に何のバックボーンも持たない若い女性が,歌メインでアイドルを目指そうとするのは「ありえなーい」時代になってしまっていた。
作詞・作曲が沢田聖子という時点でも,すでにマイナー間が漂っている。



しかし,水野おあいはテレビではなくライブで「会いに行けるアイドル」を目指した「ライブアイドル」のトップランナーでもあった。
アイドルは「TVの国でキラキラ」ではなく,「私の街のライブ会場でキラキラ」という存在に変質した。
アイドリアンはせっせと水野あおいに会いに通ったのである。



松本伊代 TVの国からキラキラ

2011年04月07日 16時51分36秒 | アイドル
松本伊代は,70年代アイドルと80年アイドル代の「ミッシングリンク」として重要な役割を果たした。とくに「花の82年組」が出てくる土壌を作り出した。



『TVの国からキラキラ』(詞:糸井重里/曲:筒美京平)で松本伊代は,「アイドルとはテレビの中からキラキラと魅力を放散していく存在である」という“マニフェスト”を自己言及的に歌った。「松本伊代の」を超えた,アイドルという存在についてのイメージソング(松本伊代のイメージソングは「伊代はまだ16だから」の『センチメンタル・ジャーニー』がある)。
そして「約束事」に縛られつつも,アッケラカンとその「約束事」を超越していく天然さ(演出なのかもしれないが)も持ち合わせていた(ゴーストライターが書いた自伝本を「私もまだ読んでないんですけど」と言ったあたり)。


麻丘めぐみ 女の子なんだもん

2011年04月07日 15時43分01秒 | アイドル
日本のアイドル歌謡史上,最も重要な曲は,麻丘めぐみ『女の子なんだもん』だと考える。
「ポージング」が加わったからだ。
「ポージング」はダンスの振り付けではない。
歌の世界を控えめに表現するだけの手段である。



ポージングは決められた段取りである。アイドルは半ばポージングを押しつけられている。その「操られ人形」感覚はエロティックな身体性を醸し出す。
そして,アイドルはポージングさえ下手くそだ。ぎこちない。そこが現在のK-POPとは根本的に異なる,「未完成なるもの」を愛でる心情である。