こいつぁ春から……

妻が娘の「初漕ぎ」を車に迎えに行った帰りに事故に遭った。「co-op小豆餅店」で買い物をした後，工場街を北に向かった。ウェアハウス工業とアーレスティの先の十字路である。



この十字路は南北方向が優先道路で，東西方向には「一時停止」標識がある。南側から走っていくと，工場の建物が目隠しとなり，東西から来る車は把握しづらい。



東西方向は道路に慣れていないと交差点があることさえわからないかもしれない。なぜならば，直線方向の見通しが良すぎるからだ。交差点が掘れているので，「止まれ」のライニングも直前にならないと気がつかない。



妻が運転するラクティスは徐行しながら交差点内に進入した。相手(川崎市在住)が運転するパジェロは一時停止標識を見落とし，40km/h(推定)で交差点に突っ込んだ。この状況で，左側に大きな損傷を被るのは当然に安物のラクティスだ。ドアが開かなくなるぐらいに。パジェロはほとんど無傷だ(パンパーが少し凹むぐらい?)。



警察が呼ばれ，ラクティスの本来の所有者(ディーラー)が呼ばれ，約2時間半の事情聴取・事後処理になったらしい。相手が偉いと思うのは，全面的に非を認めたことだ。書類送検されて免許にも大きな瑕疵が付くのに。交通事故がよく起こるのに，交差点直前に警告は少なく，一時停止標識も見えづらいのだから，「警察の怠慢だ。私は悪くない」と主張してもおかしくないのに(私ならそう主張して，さらに墓穴を掘るだろう)。さらに言えば，信号を設置してもバチは当たらないと思うが，通行量が基準にギリギリで足りていないらしい。

新車納品時にお祓いを受けず，珍しく初詣もサボっているとこんな事故に遭うのである。