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どどんこぱっく

2016-05-03 15:39:43 | 日記
どどんこぱっく 宮崎熊野神社祭り
             ヒーラホーレオッポレロ  (お囃子のオノマトペ)

熊野神社獅子舞

資料によると、熊野神社は紀州本社から分霊を受け、元応2年(1320)社司藤原重密が麓に祀(まつ)った。祭日は旧3月15日であった。

神事として例祭、御輿渡御と獅子舞、それに臨時祭としては、熊野神社式年祭(御潮垢離)が21年(昭和25年以前は23年毎)毎に行われる。


刀(なぎなた)振りや例祭の行列は塩振りから始まり、法螺貝(ほらがい)、お札配りや、神官、氏子、長獅子舞など30名くらいである。

 
昭和30年ごろ小学生だった私は、祭りの2、3日前に皆で河原からリアカーで砂を運び神輿が通る道の中央に30cmくらいの幅で砂を撒くのが地域の小学生の当日の役目だった。



獅子舞の胴幕は四神(白が白虎、赤が朱雀、黄色が青龍、黒が玄武)を表している。

原始的服装の「山の精・山の神」が獅子のいる所に突然現れ、獅子と戯れつつ捕らえんとする様子を表している。



祭りの日の学校の授業は1時間で終了し、小遣いをもらって、道の両側にたくさん出ていたバナナの叩き売り、カルメラ、綿菓子、吹き戻し、瀬戸物などの出店が上町から下町までいっぱい出ていて店を覗きながら買うことが楽しみだった。

私は越後屋の竹の棒に巻いてくれる水飴が好きだった。