それでも私は生きている

常時30頭前後の動物と同居し、労災で障害4級になった私は猫や犬と伴に山間部の小さな村に移り住んだ、このぼろ屋が私のお城

動物との関わりで私が見た物(2)餌遣りのおばあちゃん

2013-03-09 12:14:30 | ブログ
仕事が終わり、千葉市の歓楽街で、飲みに行った帰り、繁華街の外れに差し掛かった時、大きなバケツを小脇に置き、容器に猫の餌を入れているお婆ちゃんに出会った。おばあちゃんと声を掛けると、行き成り、今日はえらい早いじゃないか、時間交代で見張っているのかと言われ、餌あげてるの、どちらさんですか、只の通りすがり、又、動物何たら言うのかと思って、それから数分して、此処で餌遣るの止めて下さい、苦情が出てるんですよ、女性3人、男性1人が、後ろに立っていた。餓死はさせられない、気に入らなければ、貴方達が保健所に連れて行きなさい、見なければ気にしないで済む、全部一匹残らず、持って行っておくれ、私も毎日びくびくしながらこんな事はしたくない、じゃー増えないように努力してください。私が生んだわけじゃない、捨てる人を何で見張らない、この前、全部私の猫って行ったでしょう、そう言わないとあんた達が保健所に持っていくでしょう。早く帰っておくれ、少し離れた所で数匹の猫が、じっとこちらを見ていた。自分の猫なら、自分で責任持って、避妊してくださいね。私はしない、餌代で手え一杯や、私が居ない時に、全部一匹残らず、保健所に持って行っておくれ、気が楽に成って良い、毎日毎日あんた達に怯えて暮らすのは嫌だ、餌入れの容器に涙が落ちた。おばあちゃん、ないてる。もう帰ってもらえませんか、こんなこと何時までも遣ってても仕方ないじゃないですか、ああ其れから、保健所で殺処分するのにお金掛かるでしょう、その費用で、避妊去勢できないんですかね。殺す数減るようになるんでしょう、素朴な質問で、馬鹿じゃないのと捨てじぇりふを残され、いっそう動物に関心を持った。お婆ちゃんに時々会いに行った。容器を回収している時、手伝おうか、と声を掛けると、少し笑った。増えて欲しくない、捨てないで欲しい、見かけない猫が来るとそう思う、と寂しそうに言っていた。その後結婚し、2人の娘を抱え、離婚し、九州に移り住んだ、かなり高齢だったおばあちゃんはもうこの世には居ないと思う。その後、全国各地でで餌やり規制で罰金、等と言う条例が2007年を前後して出来た。その後NPO法人、愛護団体に加盟したり、様々な取り組みに参加する、そして知らなければ良かった。広島ドッグパークの崩壊後を引き受けた、アークエンジェル、今は名前を変え、エンジェル、忘れては成らない、愛護団体の支援金の流れ、実際にこの目で見た事しか言えません。続く







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