それでも私は生きている

常時30頭前後の動物と同居し、労災で障害4級になった私は猫や犬と伴に山間部の小さな村に移り住んだ、このぼろ屋が私のお城

母猫が見せた生後間もない子猫への愛情

2014-04-30 21:49:40 | ブログ
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源じいの森と言う温泉がある、厨房で働く知人からボイラーの窪みに、目も開いていない4匹の子猫がいる何とかできないかと相談の電話があり、捕獲機と子猫用のケージを持って出かけた。母猫が夕方に餌を貰いに来ると言うので、捕獲機を設置して、子猫を連れて帰った。5日後、母猫が姿を見せない、出勤の途中草むらに蹲った母猫を見た、近寄って見る事は出来なかったが、車に跳ねられ誰かが草むらに置いたのではないかと思う、捕獲機を取りに来て欲しいと連絡があった。明日取りに行きます、明くる日の14時、母猫が捕獲機に入っている、同じ従業員の人たちが、此処に居つかれては困ると、10数キロ離れた大阪山という山に捨てに行った。左前脚のない体で十数キロ離れた山からよく帰ってきたねという話だった。野良で手に掛らないと聞いていたので直ぐに避妊手術をして、猫ケージに入れた。子猫の鳴き声に反応するので、子猫をケージの前に置いた、お腹をケージにくっつけ、乳を与えようと一生懸命子猫を呼ぶ、ケージから手を出し、引き寄せようとする、傷口を見て、返して上げるからもう少し待ってね、その不自由な足で、数十キロ離れたあの山から此処まで帰って来たママだから、此処でゆっくり暮らせる様にするからね。P4301077


そして今日、子猫をママのケージに移した。10日余り人間の手からミルクを貰った子はお腹が空くと私の声に反応する、その子猫を仰向けになったお腹の上に乗せ抱える様にお乳の在処を示す、子猫に対する愛情の強さに感激して泣いてしまった。ママ偉いね、私が差し出した手に頬擦りをしてくる、有難うとでも言う様に、ママ此処に居て良いからね幸せになって。


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