僕は、意識を取り戻すと、先生と部員達の姿は、なかった……。
ここは、どこだ? 辺りを見ると、枯れ葉が舞う秋の公園だった。公園の木製ベンチの上だ。
「ん?」
ベンチの下に、本が落ちているぞ。僕は、その本を手に取った。本は、time goes on 物語と書かれてあった。開いて、読んでみる。
僕は、理解した。本から飛び出したんだと!
「目的は、笑顔だ!」
僕は、本を手に持つと、この世界を歩き始めた。
あてもなく、はてしない未来へと。
笑顔をもとめて……。
完
蓮輔は、夢の世界から目覚めて成長し、現実の道を歩み始めた!