令和無色のetc日記

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「嫌われる勇気」読破  魔力を持つ本

2020-08-12 22:28:38 | 日記


どうもこんばんは、令和無色です。
昨日と今日の朝の分投稿できませんでした。最近夜暑すぎて寝れなくて
朝起きれなくなってきました。やはり扇風機だけでは限界なのでしょうか(´・ω・`)
では本題。





{本題}
一つわかったことがあって、たとえ2時間でも図書館に行けば、
3日で1冊読み切れるんですね。

(´・ω・`)「本なんて1日あれば読み切れる」
そう言われれば実際そうなんです。
しかし、自然に毎日2時間読書する習慣が図書館に行くだけで出来る。
とはいえ、読む本が面白いという前提なんですがね。



今回図書館で読んだのはこちらの「嫌われる勇気」という本。
結構有名ですので、実際も読んだ方が多いと思います。

悩める青年が街で噂になっている哲人に談義を持ち掛ける所から
話はスタートします。というのもこの哲人
「人生はシンプルだ」という持論も持つ。
これは到底普通の人では導き出せない持論である。
自分も実際読んでいて、人生って複雑だと思うんですけどと内心思っていた。
この哲人の話の根底にはアドラー心理学という心理学があるのです。

そしてこのアドラー心理学というのがとても画期的な考え方なのだ。
「すべての悩みは対人関係である」という言葉はこの本を一度でも読めば
💡ピーンとくるものがあるでしょう。

具体例を出すとすれば、承認欲求の否定だろうか。

他人の自分に求められている期待に応えようとすることって当たり前ですよね。
子供の時は親が褒めてくれるから、頑張っていい成績を取ろうとしたり、
先生に「期待してる」みたいなことを言ってもらえると頑張れたり。
しかし、哲人は承認欲求を否定します。
なぜなら他人の期待に応えることは
必ずしもあなたの人生を歩むことと同じとは限らないから。
もっと言えば他人から見た自分というホントの自分とはまた違う理想像を
押し付けられているに過ぎないということ。


アドラー心理学では大切にしていることに貢献感というものがある。
この貢献感は自分が「貢献できたなぁ」と思えるだけで幸せであるというもの。
これは承認欲求とは異なり、相手からの感謝やお礼などの見返りを
一切介さないことで自分の中で幸せを感じられるのだ。
そもそもなぜ”貢献”にスポットライトが向いているのか。
それを説明するには、共同体感覚や所属感という言葉がキーワードになってくる。


...と説明するにも、特有の言葉をまず説明しないといけないので
詳しくは自分で読んでみてください。人生観が結構変わると思います。
現代人は他者との交流に異常なほど執着しています
学生の中でもボッチや陰キャという言葉が出てきて、
皆自分が一人にあるいは、弱者にならないように必死に他者と足並みを
揃えようと努力しています。
だからこそ、自分は人づきあいに疲れている若い方にこの本を読んでもらって
少しでも自分の中に吸収してもらって、気楽に生きてほしいと願います。

もちろん、実践していくかどうかは人次第。
だけど、あなたの疲れはどこかしらにフッと消えていくと信じている。
もし何もすることがないのならこの本を読むことを薦めたい。