日本史大戦略 ~日本各地の古代・中世史探訪~

列島各地の遺跡に突如出現する「現地講師」稲用章のブログです。

亀山古墳|群馬県太田市 ~円墳と言われているが前方部のようなものが存在する古墳~

2020-06-21 09:06:17 | 歴史探訪


 *** 本ページの目次 *** 

1.基本情報
2.諸元
3.探訪レポート
4.補足
5.参考資料

 

1.基本情報                           


所在地


群馬県太田市鳥山上町1509



現況


菅原神社境内

史跡指定



出土遺物が見られる場所



 

2.諸元                             


築造時期


不詳

被葬者像



墳丘


形状:円墳または帆立貝形もしくは前方後円墳
円丘部径:35m

周溝



主体部



出土遺物


円筒埴輪
 

3.探訪レポート                         


2015年11月3日(火)


 国府野遺跡を見た後は、田中橋で渡良瀬川を右岸に渡ります。



 きれいな流れですね。



 左岸側の景色。





 渡良瀬川を渡ってほどなく、東武伊勢崎線の足利市駅に着きました。



 まずは太田駅へ向かいます。







 太田駅では同じく東武の桐生線に乗り換えて、2駅目の治良門橋(じろえんばし)駅へ移動です。

 この駅名は難読駅名ですね。

 駅に着き、乗ってきた電車を撮影。







 行っちゃった。

 駅舎。



 つぎに目指す亀山古墳は菅原神社の境内にあるようなので、地図を見ながら菅原神社を目指します。



 駅の方から来た道を振り返ります。



 左が県道78号線に接続している街道で右が駅へつづく道です。

 おや、墳丘がありそうな森が見えてきましたよ。



 あちらの森も怪しいですが違うかな。



 墳丘発見!


 


 事前に調べたときは円墳になっていましたが、これは前方部じゃないでしょうか?



 かなり低いので帆立貝形にも見えますが、円丘の大きさからすると長いので前期の前方後円墳に見えなくもないです。

 ※註:後日出版された『群馬県古墳総覧』には、径35mの円墳もしくは前方後円墳と記されています。

 墳頂に登ります。



 墳頂から西側の眺め。



 神社の方に降りてみます。

 社殿の建築により墳丘が少し削られています。



 菅原神社社殿。



 境内神社の八坂神社。



 少し引いて見てみても、結構立派な墳丘ですよ。



 社殿右手にはイチョウの木があります。



 説明板。



 今上天皇(註:現在は上皇)は、昭和天皇の第5子でしたが初めての男子だったんですね。

 神社の境内には裏から入ってしまいましたが、こちらが正式な入口です。



 道路を渡って墳丘を見ます。



 さて、亀と来たら次は鶴ですね。

 つづいて鶴山古墳へ向かいますよ。

 ⇒この続きはこちら

 

4.補足                             



 

5.参考資料                           


・『群馬県古墳総覧』 群馬県教育委員会/編 2017年


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