日本史大戦略 ~日本各地の古代・中世史探訪~

列島各地の遺跡に突如出現する「現地講師」稲用章のブログです。

生家大塚古墳|福岡県福津市 ~前方部が失われた中期の前方後円墳~

2021-04-20 13:40:47 | 歴史探訪


生家大塚古墳は5世紀後半に築造された墳丘長73mの前方後円部で、前方部はほとんど破壊されてしまっているようです。

登頂可能(のよう)
説明板なし
道路向かいの大塚神社に駐車可能
トイレなし

お勧め度:

1.基本情報                           


所在地


福岡県福津市生家



現況



史跡指定



出土遺物が見られる場所



 

2.諸元                             


築造時期


5世紀後半

墳丘


形状:前方後円墳
墳丘長:73m
段築:
葺石:
埴輪:あり

主体部


未調査

出土遺物



周堀


後円部北側に周堀・周堤残存

 

3.探訪レポート                         


2017年8月21日(月) 宗像ツアーの下見⑥



この日の探訪箇所
宮地嶽神社および宮地嶽古墳 → 在自剣塚古墳 → 須多田下ノ口古墳および須多田ミソ塚古墳 → 須多田天降神社古墳 → カメリアステージ歴史資料館 → 生家大塚古墳 → 新原・奴山古墳群 → 田熊石畑遺跡 → 東郷高塚古墳 → 久原澤田古墳群 → 朝町竹重遺跡 → 光正寺古墳

 新原・奴山古墳群へ行く途中、大塚神社の道路向かいに生家(ゆくえ)大塚古墳という70mオーヴァーの前方後円墳があるようなのでチョロッと寄ってみます。

 495号線を北上し、新原・奴山古墳群の少し手前で東側の丘に上がります。

 あ、神社がありました。

 大塚神社発見。

 境内に車を停めさせてもらってさっそく探訪開始です。

 まずは折角なので神社に参拝。

 既述した通り、今日はデジイチが調子が悪く、ついでコンデジも充電が切れてしまい、かつガラケーも電池が切れてしまったので、ここからは不慣れなスマホで撮影します。



 つづいて古墳へ行ってみましょう。

 おっと、完全な林と化している。



 生家大塚古墳は後円部は残っているようですが、前方部はほとんど残っていないようです。

 道路側からは良く分かりません。



 ああ・・・

 今度はスマホの電池が終焉を迎えました・・・

 なんか非常にテンション下がりますね。

 いいや、ここはもう諦めて下見の本題である新原・奴山古墳群へ向かうことにします。

 ⇒この続きはこちら

 

4.補足                             



 

5.参考資料                           


・『宗像地域の古墳』 宗像考古学研究会/編 2017年


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