日本史大戦略 ~日本各地の古代・中世史探訪~

列島各地の遺跡に突如出現する「現地講師」稲用章のブログです。

八幡塚古墳|山梨県笛吹市 ~元々は帆立貝形古墳~ 【近場のため油断していた甲斐歴史探訪 ⑩】

2019-12-01 05:29:12 | 歴史探訪
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 変な形の狐塚古墳を見た後は、八幡塚古墳へ向かいます。

 遺跡めぐりを車ですると細い道に突入していくため軽自動車がベストですが、現地まで高速道路で移動することを考慮すると、きちんとスピードの出るコンパクトカーの方が良いでしょう。

 そういう意味では、デミオはもっとも遺跡めぐりに適した車だと思うので、なんでマツダがそれを広告で全面的にアピールしないのか不思議でなりません。

 まあ、デミオは名前が「MAZDA 2」になってしまいましたが、マツダはヨーロッパの自動車メーカーのような方向性があるのかもしれませんよ。

 というわけで到着。

 ちょっとしたスペースに停めて探索開始です。



 説明板がありますよ。



 現状は不整形の長方形ということですが、元々は帆立貝形古墳だったんですね。

 5世紀という築造年代は、関東で帆立貝形古墳が多く作られた時期になります。

 埴輪や葺石は確認できないとのことで、往時は周溝がめぐっていたようです。

 墳丘は普通に神社ですね。



 墳頂に神様が祀られるケースは多いですが、そのお陰で墳丘が削平されずに残るということもあります。



 このように、墳丘は削られているようですね。



 眺望。



 参道。



 墳丘はこういう使い方もあります。



 それでは、もう少し笛吹市内をめぐりますよ。

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