⇒前回の記事はこちら
外山茶臼山古墳を眺めたあとは、同じ柄鏡形前方後円墳のメスリ山古墳を目指します。
実はこの辺から詳しい地図が手元になくなります。
用意してくるのを忘れた!
リュックの中には書籍が何冊か入っていて、そのなかに大雑把な地図が載っているのでそれを頼りにメスリ山古墳を目指そうと思います。
国道165号線を西に向かって歩いていますが、そろそろ南の方向へ行かなければというところで、立小路という名前の交差点にやってきました。
なんか、由緒がありそうな名前ですね。
ここから南下していきましょう。
道の右手には寺川が流れています。
ダスキン創設者の鈴木清一は金光教の信者だったのですが、関西に来ると金光教の教会がありますね。
何となく、KKD(経験・勘・度胸)で歩き続けます。
15分くらい歩きました。
本当にこの道でいいのかなあ・・・
念のために神武號を開いて確認します。
大丈夫そうだ。
おや、遠くに巨大な鳥居が見えてきましたよ。
もしかして、談山神社の?
そうだった!
別格官幣社ですよ!
しかし、石碑の正面にフェンスがあるのは残念だ。
談山神社自体はもっと遠いので今日は行けません。
メスリ山古墳を探そう。
おっと、雨が本降りになってきましたよ。
・・・しまった!
方角を間違った!
南下したあと、西に行かなければならないところを東へ行ってしまいました。
太陽が出ていないと感覚が狂います。
もと来た道を戻りますよ。
あれがそうじゃないか?
住宅街の坂道を登っていきます。
公園のようになっていますね。
ありました!
間違いなく、墳丘です。
説明板はないのかな?
円墳のようなものがありますね。
横穴式石室だ!
ところが文字が消えた説明板!
なんでしょうこれは。
巨石もあります。
では、改めてメスリ山古墳を見てみましょう。
ストレートの前方部!
新鮮です。
このまま裾を後円部の方へ行ってみます。
墓地でしょうか。
これは初めて見ました。
※「宇宙神ありがとうございます」は、公式サイトを見る限りでは森林の環境整備をボランティアでやっている信仰グループのようで、滋賀県に本部があるようです。
公園の敷地からはずれた場所に古い説明板がありました。
すごい古墳なのに意外と地元での扱いは素っ気ないですね。
後円部先端。
墳丘を見上げつつ戻ります。
前方部が果樹園になっていて、墳丘に登れるようなので行ってみましょう。
前方部を見ます。
後円部を見上げます。
墳頂に来ました。
おーっ!
竪穴式石室の天井石だ!
いいねえ。
天井石の上部が露出したままになっているんですね。
古墳の内容についてはさきほどの説明板に書かれていますが、メスリ山古墳で出土した円筒埴輪はことのほか大きく、2.4メートルもあるものがあり、奈良県立橿原考古学研究所附属博物館で見ることができますよ。
傘を差しながら墳頂に登ってきた甲斐がありました。
さきほどの外山茶臼山古墳は残念でしたが、こちらは素晴らしいものが見れて大満足です。
被葬者にお礼を言って墳丘を降ります。
足元には葺石がたくさんありますよ。
前方部から南側を見ます。
メスリ山古墳は東西の軸で造られており、北側の麓から側面の威容を見上げるような景観になっています。
いやー、本当に良かった。
さて、時刻はそろそろ13時です。
相変わらず食事処は見つからず、段々と足も疲れてきました。
原因は分からないのですが、昨日から両足の太ももが筋肉痛のようになっていて、下り階段がとくにつらいのです。
雨も本降りですし、早いですがそろそろ引き上げようかなと思います。
あ、でも近くに安倍寺跡があるようなので、それだけは最後に見学したいです。
ここですね。
基壇が見えますね。
説明板。
昨日クラツーでご案内した千葉県栄町の龍角寺は東国最古の寺院の一つですが、山田寺との関連があるようで、山田寺より少しあとの建立です。
安倍寺は山田寺と同じころということで、これまた東国の人間からするとビックリです。
礎石はレプリカでしょう。
これは本物っぽいな。
安倍氏というと、11世紀の前九年合戦の奥州安倍氏がもしかするとこの中央の安倍氏と関連があるかもしれません。
安倍氏と東国との関連はとても気になっているので、今日は適当に歩いてきましたが、最後に安倍氏の本拠地に来れて嬉しいです。
どうしても、北斗の拳の「アベシ」を思い出してしまう・・・
石柱。
では、桜井駅へ向かいます。
この道が安倍・山田道ですね。
安倍文珠院。
せっかくなのでチラッと参拝します。
立派な道標だ。
これは古墳ですね。
どうやらお休み処に名物の「かめパン」なるものがあるようです。
ちょっと休みたいので行ってみましょう。
これですね。
レンジでチンしてくれたので熱々で美味しい。
レンジで温めても美味しく食べらるように作られているようですね。
中にはかぼちゃの餡が入っています。
生き返りました。
桜井駅までは少しあるようです。
ちょうどよくバスもあるようですが、もうちょっと頑張って歩きますよ。
ようやく桜井駅南口に到着!
以前、この近くの旅館に泊まったことがあります。
こちら側はJRで、近鉄は北側です。
前方後円墳のオブジェ。
それでは、ホテルのある奈良市内へ近鉄に乗って向かいますよ。
桜井駅から大和八木駅まで行き、京都行きへ乗り換え。
奈良市方面へ各駅停車でのんびり移動です。
近鉄、いいねえ。
大和西大寺駅で再度乗り換え、ホテルの最寄り駅に到着。
15時過ぎ、ホテル近くの「天下一品」で本日初めての食事らしい食事です。
まずはキンキンに冷えた生ビール。
そして温かいラーメン。
ラーメンは週に1回と決めていますが、前回食べたのが4日前なので、まあいいでしょう。
ホテルは東横INNです。
10ポイント貯まると1回無料で宿泊できるのですが、今日で5ポイント貯まりましたよ!
結局今日は11㎞ほど歩いてしまいました。
普段であれば大した距離ではありませんが、朝5時前に家を出て、5時間15分かけて当地にやってきてからの11㎞ですから、結構疲れましたよ。
明日はゆっくり起きて飛鳥へ行こうかな。
⇒翌日の探訪の様子はこちら
外山茶臼山古墳を眺めたあとは、同じ柄鏡形前方後円墳のメスリ山古墳を目指します。
実はこの辺から詳しい地図が手元になくなります。
用意してくるのを忘れた!
リュックの中には書籍が何冊か入っていて、そのなかに大雑把な地図が載っているのでそれを頼りにメスリ山古墳を目指そうと思います。
国道165号線を西に向かって歩いていますが、そろそろ南の方向へ行かなければというところで、立小路という名前の交差点にやってきました。
なんか、由緒がありそうな名前ですね。
ここから南下していきましょう。
道の右手には寺川が流れています。
ダスキン創設者の鈴木清一は金光教の信者だったのですが、関西に来ると金光教の教会がありますね。
何となく、KKD(経験・勘・度胸)で歩き続けます。
15分くらい歩きました。
本当にこの道でいいのかなあ・・・
念のために神武號を開いて確認します。
大丈夫そうだ。
おや、遠くに巨大な鳥居が見えてきましたよ。
もしかして、談山神社の?
そうだった!
別格官幣社ですよ!
しかし、石碑の正面にフェンスがあるのは残念だ。
談山神社自体はもっと遠いので今日は行けません。
メスリ山古墳を探そう。
おっと、雨が本降りになってきましたよ。
・・・しまった!
方角を間違った!
南下したあと、西に行かなければならないところを東へ行ってしまいました。
太陽が出ていないと感覚が狂います。
もと来た道を戻りますよ。
あれがそうじゃないか?
住宅街の坂道を登っていきます。
公園のようになっていますね。
ありました!
間違いなく、墳丘です。
説明板はないのかな?
円墳のようなものがありますね。
横穴式石室だ!
ところが文字が消えた説明板!
なんでしょうこれは。
巨石もあります。
では、改めてメスリ山古墳を見てみましょう。
ストレートの前方部!
新鮮です。
このまま裾を後円部の方へ行ってみます。
墓地でしょうか。
これは初めて見ました。
※「宇宙神ありがとうございます」は、公式サイトを見る限りでは森林の環境整備をボランティアでやっている信仰グループのようで、滋賀県に本部があるようです。
公園の敷地からはずれた場所に古い説明板がありました。
すごい古墳なのに意外と地元での扱いは素っ気ないですね。
後円部先端。
墳丘を見上げつつ戻ります。
前方部が果樹園になっていて、墳丘に登れるようなので行ってみましょう。
前方部を見ます。
後円部を見上げます。
墳頂に来ました。
おーっ!
竪穴式石室の天井石だ!
いいねえ。
天井石の上部が露出したままになっているんですね。
古墳の内容についてはさきほどの説明板に書かれていますが、メスリ山古墳で出土した円筒埴輪はことのほか大きく、2.4メートルもあるものがあり、奈良県立橿原考古学研究所附属博物館で見ることができますよ。
傘を差しながら墳頂に登ってきた甲斐がありました。
さきほどの外山茶臼山古墳は残念でしたが、こちらは素晴らしいものが見れて大満足です。
被葬者にお礼を言って墳丘を降ります。
足元には葺石がたくさんありますよ。
前方部から南側を見ます。
メスリ山古墳は東西の軸で造られており、北側の麓から側面の威容を見上げるような景観になっています。
いやー、本当に良かった。
さて、時刻はそろそろ13時です。
相変わらず食事処は見つからず、段々と足も疲れてきました。
原因は分からないのですが、昨日から両足の太ももが筋肉痛のようになっていて、下り階段がとくにつらいのです。
雨も本降りですし、早いですがそろそろ引き上げようかなと思います。
あ、でも近くに安倍寺跡があるようなので、それだけは最後に見学したいです。
ここですね。
基壇が見えますね。
説明板。
昨日クラツーでご案内した千葉県栄町の龍角寺は東国最古の寺院の一つですが、山田寺との関連があるようで、山田寺より少しあとの建立です。
安倍寺は山田寺と同じころということで、これまた東国の人間からするとビックリです。
礎石はレプリカでしょう。
これは本物っぽいな。
安倍氏というと、11世紀の前九年合戦の奥州安倍氏がもしかするとこの中央の安倍氏と関連があるかもしれません。
安倍氏と東国との関連はとても気になっているので、今日は適当に歩いてきましたが、最後に安倍氏の本拠地に来れて嬉しいです。
どうしても、北斗の拳の「アベシ」を思い出してしまう・・・
石柱。
では、桜井駅へ向かいます。
この道が安倍・山田道ですね。
安倍文珠院。
せっかくなのでチラッと参拝します。
立派な道標だ。
これは古墳ですね。
どうやらお休み処に名物の「かめパン」なるものがあるようです。
ちょっと休みたいので行ってみましょう。
これですね。
レンジでチンしてくれたので熱々で美味しい。
レンジで温めても美味しく食べらるように作られているようですね。
中にはかぼちゃの餡が入っています。
生き返りました。
桜井駅までは少しあるようです。
ちょうどよくバスもあるようですが、もうちょっと頑張って歩きますよ。
ようやく桜井駅南口に到着!
以前、この近くの旅館に泊まったことがあります。
こちら側はJRで、近鉄は北側です。
前方後円墳のオブジェ。
それでは、ホテルのある奈良市内へ近鉄に乗って向かいますよ。
桜井駅から大和八木駅まで行き、京都行きへ乗り換え。
奈良市方面へ各駅停車でのんびり移動です。
近鉄、いいねえ。
大和西大寺駅で再度乗り換え、ホテルの最寄り駅に到着。
15時過ぎ、ホテル近くの「天下一品」で本日初めての食事らしい食事です。
まずはキンキンに冷えた生ビール。
そして温かいラーメン。
ラーメンは週に1回と決めていますが、前回食べたのが4日前なので、まあいいでしょう。
ホテルは東横INNです。
10ポイント貯まると1回無料で宿泊できるのですが、今日で5ポイント貯まりましたよ!
結局今日は11㎞ほど歩いてしまいました。
普段であれば大した距離ではありませんが、朝5時前に家を出て、5時間15分かけて当地にやってきてからの11㎞ですから、結構疲れましたよ。
明日はゆっくり起きて飛鳥へ行こうかな。
⇒翌日の探訪の様子はこちら