今日の遠野は曇り。ただ午前中は雲の間から日差しが見えたと思ったら、小雨がぱらついたり、ちょっと不安定な天気です。気温は一桁の前半です。
先週の話の続きになりますが、、宮城県南三陸町志津川を後にして、私は内陸方面に向かいました。しばらく走ると、宮城の県境を越し岩手県に入り、花泉町から一ノ関市内に向かいました。ここ一ノ関市は、岩手県の中で一番南に位置する大きな町で、その証拠に東北新幹線の駅が存在します。ただ一ノ関駅と聞いても、ピンと来ない人が多いと思いますが、近年この駅を利用する人がいっきに増えました。
2011年3月の東日本大震災で、岩手の人々は辛い日々をおくっていました。するとその3ヵ月後に、岩手県に明るいニュースが飛び込んで来ました。それが平泉の世界遺産登録です。すると多くの人が平泉に訪れるわけですが、東北新幹線で来る人が降りる駅が一ノ関なのです。平泉は一ノ関の隣の町で、一ノ関駅から在来線に乗り2つ目の駅です。たしかに平泉の中尊寺にある金色堂は、一度は観る価値はあります。そんな方々の宿泊も兼ねて、一ノ関に多くの人が集まってくるようになりました。
上の写真は、一ノ関市の舞川地区にある、北上川遊水地展望台からの一ノ関方面を撮影しました。画像の右から一直線に延びているいるのが、東北新幹線の線路です。 そして真ん中に写っている川が、岩手県の真ん中を北から南に流れている北上川です。北上川は岩手の主要な町の景観の一つになりながら、東北新幹線に沿って蛇行しながら宮城県に流れて行きます。
私の住んでいる遠野は、四方を山に囲まれた盆地ということもあり、時には見晴らしのいい平野を見たくなります。冬晴れの眩しい日差しも凄くいいのは勿論ですが、私が日頃目にしている空の面積がかなり違います。久しぶりの開放感に満足です。
遊水地展望台を後にした私は、ここから少し車を走らせ平泉温泉に向かいました。今回のドライブの締めに、温泉でゆっくりして遠野に帰りました。
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