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「偶発的事件」死刑回避求める=女性拉致殺害で最終弁論-名古屋地裁(時事通信) - goo ニュース
闇サイト殺人:弁護側、死刑回避求め結審 名古屋地裁
09年2月2日(毎日新聞・記事抜粋)
名古屋市千種区の派遣社員、磯谷利恵さん(当時31歳)が07年8月、拉致・殺害された事件で、強盗殺人などの罪に問われた闇サイト仲間の3被告の公判が2日、名古屋地裁(近藤宏子裁判長)であった。検察側の死刑求刑に対し、3被告側は「綿密な計画性はなく、被害者が1人の死刑確定事件と比べて特別に悪質とも言えない」として、死刑の回避を求めて結審した。判決は3月18日。
死刑求刑されているのは▽愛知県豊明市、無職、神田司(37)▽名古屋市東区、同、堀慶末(よしとも)(33)▽住所不定、同、川岸健治(42)の3被告。
最終弁論で、3被告の弁護人は「寄せ集めの集団で、意思の通じ合いがない行き当たりばったりの犯行。事前に具体的な殺害方法や場所を決めておらず、殺害も突発的だった」と、検察側が主張する計画性を否定した。
また検察側が「体感治安を悪化させた」と指摘したのに対し「闇サイトを悪用した事件は初めてではない」と反論した。
神田被告側は「両親の離婚や持病の群発頭痛により幼少期から安定した生活を送れず、社会に適応するのが困難だった」、堀被告側は「性格は柔和で犯罪性向は低い。改悛(かいしゅん)の情が顕著」、川岸被告側は「立場は従属的で、自首もしている。法廷では開き直った発言をしているが、心の底では反省している」と情状酌量を求めた。
結審を前に堀、川岸両被告は傍聴席の遺族に一礼し「本当に申し訳ありませんでした」「すんませんでした」と謝罪した。神田被告は「一日も早く事件が決着するようお願いします」と述べた。磯谷さんの母富美子さん(57)は閉廷後、取材に「量刑にかかわると思うと素直に(謝罪を)聞けない。受け入れる気持ちはありません」と述べた。
起訴状は、3被告が07年8月24日夜、千種区内の路上で帰宅途中の磯谷さんを車内に連れ込み、25日午前1時ごろ、愛知県愛西市内の駐車場で磯谷さんの頭を金づちで殴り、首を絞めるなどして殺害。現金約6万2000円などが入ったバッグを奪ったとしている。
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