いじめから子供を守ろう!ネットワークとは? 代表あいさつ 「いじめから子供を守ろう!ネットワーク」は、いじめから子供たちを守るために、立ち上がった保護者の会です。 「教室の悪魔」という本が話題になりましたが、まさに今、教室で、極めて陰湿で、悪質な犯罪が毎日、繰り広げられています。「いじめ自殺」が、社会問題になっていますが、いじめによって子供が自殺をするのは、子供が弱いからではなく、それだけ、現代のいじめが残酷だからです。
いじめと聞くと、「いじめは昔からあった」「それを乗り越えて人間は、強くなるんだ」という人も少なくありません。しかし、昔の「いじめ」と、現代の「いじめ」は違います。集団で一人を徹底的に無視し、「死ね」「キモイ」「ウザイ」と罵詈雑言を浴びせかけ、集団暴行(リンチ)する。肉体的にも精神的にもずたずたにし、自殺にまで追い込む──。そんな陰湿で残虐な行為は、もはや「いじめ」などではなく、明らかな「人権侵害」であり「犯罪」です。
いじめのほとんどは、「学校」の中で行われるのです。学校の中でいじめを止めなければなりません。私たちは、「正義」が学校を支配すべきであると考えます。「社会で許されない行為は、学校でも許されない。」ごくごく当たり前の決めごとです。――それが、私たちが求める正義です。 子供たちは、いじめられていることを、原則、絶対に親には言いません。思春期の、自尊心が芽生えたばかりの子供は、親にはいえないのです。そして誰も助けてくれない、教室という「いじめ地獄」の中で、苦しんでいます。 いま、日本には不登校児が、約13万人います。そして毎年800人もの子供たちが自殺しています。統計には表れていませんが、その原因の7割~8割が、実は、いじめだと言われています。そうです。今現実に、この瞬間にも、全国で何万、何十万もの子供たちが、いじめによって悩み、苦しみ、声なき声で、助けを求めているのです。 お父さんやお母さん、そして、地域の皆様、政治家の皆さま。子供たちを守るためには心ある皆様の力、大人たちの力が必要です。
子供たちの未来のために、「いじめ」という悪に汚染された教育界を浄化し、再生させること。そして子供たちが安全に通え、安心して勉強ができる教育環境を、未来に残すこと──それこそが、私たち大人に課せられた義務だと思います。 私たちの取り組みが、やがて日本の教育と子供たちの未来を拓く、大きな力となることを心から願ってやみません。いま、いじめて苦しんでいる方、ぜひ、ご相談ください。また、お知り合いに、いじめ問題で悩んでおられる方がいらっしゃったら、ここを教えてあげてください。 そして、ぜひ、皆様も、この運動に参加してください。 ご協力をお願いいたします。 いじめから子供を守ろう!ネットワーク |