先週の1月16日(土)。
↑11月の県大会決勝
↑思いっきり投げられて1本負け…
↑子どもたちが柔道を始めたばかりの頃から、主人が強くなるためのアドバイスをまとめてきた『おとうさん通信』第123号。
高校2年の次男は、とても大事な柔道の大会がありました。
『全国高校柔道選手権新○県予選会』です。
この大会では、各階級の優勝者は3月に開催される全国大会への出場が決まります。
今日本中でコロナの感染者数が増え、不安な日々が続く中…
この日に向けて次男達も感染対策を徹底して毎日厳しい練習を頑張ってきました。
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大会はもちろん無観客で行われるため、保護者は応援に行くことは出来ません😣
それ以前に、東京都は緊急事態宣言の真っ只中…。
県外に行くことすら今は自粛しなければなりません💦
今回も家族みんなで自宅から次男を応援することになりました。
いつものように、大会前日から緊張が高まり、ご飯もほとんど喉を通らなかった私…😓
当日も朝からずっとドキドキしながら次男からの結果報告のLINEを待っていました。
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11月に行われた県大会で優勝した次男は第1シードでした。
2回戦、3回戦、4回戦…
そして、準決勝を勝ち上がり…
決勝戦への進出を決めました…❗️
次男から、
『次、決勝』
というLINEが来たとき、緊張がピークだった私は心臓が飛び出しそうになってしまい、
思わず『ギャッ!』と、叫んでしまいました😵
(多分あの時の心拍数は200を超えていたかもしれません…)
その後…
1時間以上過ぎても連絡が来なかったので、もう心配で心配で居ても立ってもいられず…
家の中をグルグル歩き回っては、家族みんなに『ちょっと落ち着きなよ…💧』と、呆れられていました…
そして、午後4時半近くになり…
次男から『ピンポン❗️』と、LINEが届きました。
すぐに内容を確認すると、
『まけた』
と、一言書いてありました。
…あまりの衝撃に、
『えーーー!!😱』
と叫んでしまったあと、すぐに次男に電話をかけました。
何回かの呼び出し音が鳴ったあとに、次男が電話に出たので、
『もしもし❗️どうした…❗️大丈夫?!😰』
と声をかけると、
『やられた…』
と、暗ーい声の次男…。
そのあとに、
『あー…もう……最後の最後でやられたよ…。
完全に動きを読まれてた…。
組み際で思いっきり投げられて1本負け。
あまりにも見事に負けたから、悔し涙すら出てこない。』
と、次男。
『くそぉ…あと少しで全国だったのに…
ヤバイ…どうしよう…
もう悔しすぎて、自分が情けなくて、どうにかなりそう…』
と言ったあとに、電話が切れてしまいました。
かけ直そうかと思ったけれど、この時点で午後4時半を過ぎており、私はパートに行かなければなりませんでした😭
パートの最中も、次男のことが気になって、気が気ではありませんでした…。
次男の悔しさを思うと、涙まで出てきてしまって、堪えるのが大変でした😢
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次男が決勝で負けた相手は、11月の県大会でも決勝で当たった選手でした。
県大会では、開始1分以内で次男の大内刈りが決まって、1本勝ちで勝利していました。
↑11月の県大会決勝
けれど、今回の大会では、開始1分以内に相手の技(内股か払い腰…?)が見事に決まり…
次男は完全に1本負け。
前回と全く逆のパターンになりました。
↑今回の決勝戦。
↑思いっきり投げられて1本負け…
こちらの選手と次男は、これまでに3回戦って、3回とも次男が勝っていました。
もしかしたら…
心のどこかで慢心や油断があったのかもしれません…
一方、相手選手はこれまでの戦いから、次男の攻めパターンや苦手な組手をよく研究して、打倒❗️次男に向けて、練習をかなり頑張ってきたのだと思います。
つまり…
相手選手の努力の方が1枚上だったということです…。
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パートが終わったあとにまた電話をかけると、試合直後よりも少し落ち着いた様子だったので、ホッとしました…。
次男も自分が負けた原因をよく自覚しているようでした。
でも…
目標にしていた全国出場を逃してしまったことが、本当に悔しくて悔しくて堪らない様子でした😢
『準優勝だってすごいじゃないの。これまでよく頑張ってきたよ。』
と言おうかと思ったけれど、この大会で全国に出場出来るのは優勝者ただ1人。
決勝戦まで勝ち上がったとしても、1回でも負ければ終わり…。
恐らく準優勝は一番悔しい立位置かもしれません…。
小さい頃から目標にしていた全国出場。
やっと手が届きそうなところまで来ていたのに…
頑張っても頑張っても、それ以上に頑張っている選手がいて、上には上がたくさんいる。
本当にスポーツの世界って過酷だなぁ…
と、改めて感じました😔
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翌日1月17日の朝、また次男にLINEしました。
『よく寝た?』
と送ると、
『めっちゃ寝た。』
との返信。
そのあとに、
『大体さ、新潟で勝てないようじゃ全国でも勝てないからさ、昨日負けたことを生かせるようにするしかないわ』
と書いてありました。
中学までの次男だったら、絶対に1週間くらいは落ち込んでいたと思いますが、
翌日には前向きに気持ちを次に切り替えてきていたので、精神的な成長を感じて、ビックリしました😲
顧問の先生や、中学の時の顧問の先生(今も三男の柔道部の顧問の先生)からも、
『今回は負けたことで、自分の柔道の課題がよく分かったはずだ。
お前は強いんだから、この経験を次に生かせるように頑張れ❗️』
と、言って下さったそうです🙇
主人も今回の試合の動画を1試合1試合じっくり観たあとに、次男に向けての出来る限りのアドバイスを送っていました。
↑子どもたちが柔道を始めたばかりの頃から、主人が強くなるためのアドバイスをまとめてきた『おとうさん通信』第123号。
次男にもこの気持ちが届いているといいな…と思います。
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次男の全国への挑戦は、今度は7月のインターハイです。
これが高校柔道生活最後の大きなチャレンジとなります。
今回はとても残念な結果になってしまったけれど、ここまで強くなったことは本当にすごいことだと思っています…。
残りの高校生活も悔いが残らないよう…
体調には十分に気を付けて、
1日1日、目標に向けて頑張ってほしいなぁと思います❗️
次男、ファイト…❗️✊❗️