以前 春先に宿泊した奈良ホテルの絵日記です
イラストも春らしくしました
奈良ホテル
1909(明治42)年に営業開始、2019年10月に創業110年を迎えた「西の迎賓館」。
設計は東京駅駅舎、日本銀行本店等を手がけた建築家・辰野金吾氏。
木造2階建て桃山御殿風檜造りの本館は「奈良公園の景観にふさわしいものを」という当時の奈良市民の要望に応えて 外観はお寺風の和洋折衷構造になったとか。
数々の国賓・皇族をお迎えした重厚な玄関
本館玄関を入るとフロント前は約9メートルの格天井の吹き抜け。
2階につながる大階段には赤い絨毯。
階段の7段目に立って写真を撮るとすっきり足長に見えるそうですよ
釣燈籠を模した和風のシャンデリア。
1983年に奈良ホテルに宿泊したオードリー・ヘップバーンも、とても気に入ってこの場所で写真を撮ったとか。右から二人目がヘップバーン。「奈良の休日」ですね
ロビー「桜の間」
1922(大正11)年にアインシュタイン博士が滞在した時に演奏したピアノ! なんだかすごい。
1936 (昭和11)年にはチャールズ・チャップリン、1937(昭和32)年にはヘレン・ケラー女史も宿泊されています。
平成の大時計
1990(昭和2)年今上天皇の即位の折に、お祝いの意を込めて記念に設置した大時計。
スチーム暖房は1914(大正3)年、大正即位記念で全館セントラルヒーティング化された際に備え付けられたもの。
現在も現役で使えるのだけれど、残念ながら「早朝の音がうるさい」とお客様から苦情が出て 今嫁働中のものも使用が取りやめになるそう、、
クラシックホテルに好んで泊まりながら 古さを考慮しないのはどうかなーと自戒をこめて考えさせられたお話でした。 勿体ないなぁ、、、自分も気を付けたいです。。
メインダイニングルーム「三笠」
興福寺の五重塔(国宝)を眺める席もあります
朝食は 茶がゆや奈良づけを目当てに和食をチョイス。
奈良の夜は静かなので早々にホテルに戻ってティーラウンジでナイトスイーツを頂いていると、窓の外を鹿の親子が横切るのが見える。。
東京から行くとちょっと異空間でのんびり
春や秋は外のテラスも気持ちがよさそう。
奈良ホテルの鹿は古来、神鹿として春日大社と密接にかかわってきた天然記念物。
ホテルのあちこちに鹿が描かれているのが 日本らしくてかわいい。
ホテルからは春日大社、興福寺、東大寺、奈良公園、、とすべて歩いて行ける距離に。
早起きして朝から鹿と遊び、、
賑やかな京都も好きですが、ゆったりと時間が流れる奈良もいいなぁ、と気持ちがすっと洗われる感じ。
憧れの奈良ホテルは重厚ながら木造の温かみとスタッフさんが優しくて・
ずっと変わらないでいてほしいなーと思う空間でした
奈良ホテル
〒630-8301奈良市高畑町1096
TEL 0742-26-3300(代)
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