2022年7月16日~10月2日まで PLAY! MUSEUM (東京都立川市)で開催中の
「クマのプーさん」展 に行ってきました。
PLAY! MUSEUM にくるのは初めてでしたが 入った瞬間からどこか木の香りがする素敵な空間でした。
原画を見る前に まずは
プーさん Ato Z のコーナーで プーさんの世界を おさらい。
A は America、
B は Bear of Very Little Brain
ちっぽけな脳みそのクマ …
ちょっとドキリとしますが、クリストファー・ロビンが ぬいぐるみのプーのことを親しみを込めて呼ぶことば。
「あぁ、そうだったなぁ」と 忘れていた原作の世界を思い出していきます (^^
『くまのプーさん』(Winnie-the-Pooh) は、1926年にイギリス人作家の A.A.ミルンが書いたお話。E.H.シェパードの挿画を交えて綴られています。
本展では、1950年~60年代、アメリカのダットン社のシリーズ新装版のためにシェパードが描いた原画約100点を展示しています。自分には初めて見るカラーの絵ばかり、日本でこんなに見ることができてすごくビックリしました
物語の舞台である「百森町(100エーカーの森)」をイメージした展示室。
E. H.シェパード『絵本クマのプーさん』原画 1965年 E. H. Shepard, Illustration forThe Pooh Story Bookby A. A. Milne. Courtesy of Penguin YoungReaders Group, a division of Penguin Random House, LLC. © 1965 E. P. Dutton & Co., Inc.
2冊の詩集『クリストファー・ロビンのうた』『クマのプーさんとぼく』 のために描かれた原画もいくつか展示しています。とても可愛いです
↓ フォトスポットコーナー。 E.H.シェパード 『The Pooh Cook Book』( 1969年)
実際の イギリスのプーさんの物語の舞台はどんな所なのかしら、ということで。。
映像インスタレーションで プーさんの物語の舞台となったイングランド南部の「アッシュダウンの森のきろく」が展示されています。空から草花、木々、川や空、そして風が体験できるインスタレーション。
かすかに柔らかい森の香りがして のんびり~
アッシュダウンではないですが、若いときに「ピーターラビット」の舞台、湖水地方を訪ねたことがあります。
イギリスはロンドンなどの一部の大都市を除いては のんびりとした牧歌的な風景が続いていて とても抒情的な趣がありますね。
プーさんはハチミツ泥棒のような陽気なイメージがありますが、クリストファー・ロビンが学校に行くようになると もう森でプーさんや仲間たちと遊べなくなる、クリストファー・ロビンはそれをわかっている、
いつかは終わってしまう夏休みのような切なさも ちょっと思い出した企画展でした。
PLAY!CAFE に
PLAY! SHOP
木々や緑の色合いが目に優しく プーさんは可愛く♪ 癒されまくりの展示でした
※本展は 2022年10月8日(土)~11月27日(日)名古屋美術館へ巡回予定です。
「クマのプーさん」展
会場: PLAY! MUSEUM (東京・立川)
住所: 東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3棟 2F
期間: 2022年7月16日(土)~10月2日 会期中無休
開館時間: 10時~18時(日時指定制)
詳細は → 公式サイト をご覧ください