7日に「知っておきたい足の変形と痛み」-偏平足と外反母趾を中心にー
と題された講演会に行ってきました。
非常に丁寧な分かりやすい講演でした。 足の専門外来でどのように診断されるのか、
分かりやすく教えていただきました。
日常、自分でできる対処療法はやはり運動が大切で
偏平足の方は、「つま先立ち」の運動や、アキレス腱のストレッチ
タオルを床に置いて、足の指でつかみ、たぐり寄せる運動 がいいそうです。
外反母趾の方は、まず一番大事なのは、靴。
1 踵の高さは3センチまで。
2 カウンター(踵を覆うところ)がしっかりホールドされているもの。
3 靴ひもやベルトで足の甲を固定し
4 中敷きには土踏まずの支えがあること。
5 靴の表底はクッション性があるもの。
6 つま先の革は柔らかい素材のもので、足趾を締め付けないデザインのものを。
そして、やはり、運動は大切で
筋力強化のため、足の指で、グーパーグーパーをして動かし
左右の親指にゴムをはめて、左右に引っ張り合いをする。
夜間には親指と第2趾の間を開く スプリントを装着する。
そして、締め括りの言葉は、足の正常な形を覚えて、変形が現れて、変形が目立つようになったり、
痛みがでたら、早めに整形外科へ。
整形外科では、上記の運動に加え、足底挿板や装具を使って、保存療法を試み、
良い結果が出ない場合は手術により治療するということになるようです。
専門的なお話はちょっと難しくてメモを取りきれなかったので、悪しからず。
この講演をしてくださった奥田先生は
「足の外来」という専門外来(大阪医科大学付属病院 整形外科) をお持ちです.
手術数は前年度全国第2位の数をこなされているようです。
私の経験ですが、一般の整形外科では、外反母趾や偏平足に関して
納得のいく診断は難しいと思います。
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