11月24日 午前7時21分。
私にとって、分かっていたけれど、
覚悟はしていたけれど、
訪れて欲しくなかった時がきてしまいました。
私の大切な、
私をたくさん可愛がってくれた、
大好きなおじいちゃんが、
93歳の大往生を遂げ、
天国へと旅立ちました。
バンクーバー時間の24日の朝、
めざましを止める為にiPodを見たら、
メールが届いていて、
おじいちゃんがなくなった知らせが届きました。
バンクーバーにきて、
初めて悲しいことで泣きじゃくりました。
朝の8時半に涙がとめどなく出てきて、
声を出さないようにベッドの中で布団に潜って、
落ち着くまでひたすらベッドの中で声を殺して泣きました。
昨日も今日も、日中は考えないように、
ひたすら考えないようにして、
平静を装いました。
でも夜になると、
嫌でも色々考えてしまって、
勝手に涙が出てきました。
いつも、いつでも、
遊びに行ったらニコニコ出迎えてくれて、
〝おー。よく来たなぁ。〟
と声をかけてくれるおじいちゃんでした。
家族や孫思いの優しいおじいちゃんでした。
気づいたら痴呆が始まっていて、
ここ最近に関しては、
多分私が来ていることもわかってないんだろうけど、
でも。
去年の大晦日に、
私とまいちゃんに、
いい孫を持って幸せだよと。
突然しっかりとした口調で伝えてくれました。
大好きなおばあちゃんが先に天国に行ってしまって、
本当に寂しかったと思う。
それでも。
残された娘や、娘家族の為に、
こんなにも長生きしてくれて本当にありがとう。
お葬式に出られなくて、
本当にごめんね。
おじいちゃん孝行できなくて、
本当にごめんね。
おじいちゃんの孫として、
この世に生まれてこれて本当に幸せでした。
93年間、本当に、本当に、お疲れ様でした。
そして、29年間、本当にたくさんの愛情をありがとう。
たくさんの思い出をありがとう。
大好きなおじいちゃんへ。
孫、瑠衣子より