今日はパスオーバーでした。
ブリスケット。牛肉の洋風煮込みと言った感じで、義理母の得意料理。とっても柔らかくてかくておいしかったです。
パスオーバーは、エジプトで奴隷だったユダヤ人がモーゼに導かれてエジプトを脱出し、自由の民になったことを祝う祭りです。最初の夜と二日目の夜に行う「セーダ」の夕食は、「ハガダ」と言う本の順序にそって式が進められていきます
私の主人の実家では、このハガダの本の内容がみんなにまず配られます。食物はこのハガダに出てくる食物によって準備されるので、レタス、ホースラディッシュ、モツア、ゆでたまご、ワイン🍷、メインにターキーやブリスケットが用意されます。
本を読みながら食事を進めていくので、当然時間がとてもかかります。
こんな感じで、我が家の場合は縮小版がプリントアウトされてゲストのお皿の横に並べられています。
私も主人と結婚するまでパスオーバーのことをよく知らず、最初は何も知らなかったのでとても驚きました。
モッツアーは薄いクラッカーみたいな感じです。出エジプトに向けてパンを発酵させる時間がなかったので、このクラッカーを食べたことになっています。
モッツアーボールスープ。
ターキー。丸ごと焼くのではなくこうやって開いた焼いた方がジューシーで美味しくできるということがわかって、最近家は開いて焼くものが多いです。
ブリスケット。牛肉の洋風煮込みと言った感じで、義理母の得意料理。とっても柔らかくてかくておいしかったです。
パスオーバーが来るといつも春を感じます。一緒に過ごせる家族がいることをとても幸運に感じます。来年からは義理母と義理父に作り方を教えてもらって、この伝統を受け付けるように頑張りたいと思います。
本格的なパスオーバーのお祝いのテーブル、興味深く拝見しました。
私は今は教会をお休みしていますが、プロテスタントのクリスチャンです。
教会歴にもパスオーバーはありますが、特にお祝いすることはなかったので、種無しパン(rikaさんがご紹介くださったクラッカーのようなもの)のことも知識としてはあったのですが、実物はニューヨークに来てからスーパーで初めて見ました。
マッツォというのかと思ったら、モッツァの方が発音としては近いのですね。
モッツァボールのスープは、やはりNYのスーパーで箱を見たことがありましたが、東京のユダヤ料理のお店で初めていただきました。ふわふわしていてはんぺんみたいだなーと思った記憶があります。
↓こちらで記事にしています。
https://blog.goo.ne.jp/serendpt3/e/bf898b2f52d22468276fd8861c6aeae4
最初の前菜のような盛り合わせも、きっとひとつひとつ意味があるのでしょうね。
テーブルセッティングもすてきです♪