私の子供は8歳と5歳なので、子供用のワクチンを打つことができます。こちらでは11月の初めに子供用のワクチンがリリースされ、先々週2人とも初めてのワクチンを打ちました。来週の日曜日に2回目のワクチンを打つ予定です。ワクチンを打った後の副作用は全く見られませんでした。
先週の初め、次男の通っているデイケアでコロナのアウトブレークが起こりました。3歳児の子供の教室8人感染。。。そのうちの1人が次男と同じクラスに兄弟がいて、弟が感染していたと両親が保護者宛にメッセージを送り、日曜日にものすごい数のテキストメッセージが。月曜日に急遽デイケアが閉まり、お姉ちゃんは感染してなかったと言うことで、火曜日からデイケアが再開しました。
そして今週末、次男のクラスは全員コロナの感染の有無を確かめるように言われ、私たちもアージェントケアーに行ってきました。次男は感染していませんでした。
実は今週木曜日、次男がseizureを起こしたと幼稚園から連絡が。 これは日本語では発作、痙攣、てんかん、脳卒中と訳されますが、absence seizure、次男の症状は欠神発作の症状に1番近いようです。つまり瞬発的にまたは短い期間の間、意識がない状態になったようで、主人が大きな病院の救急病棟に次男を連れて行き検査。初めてのことで私も主人も焦り、ニューヨーク大学の次男の主治医に連絡を取り、改めて次男の脳の検査をする予定です。
次男は先天的な疾患があり、生後六か月と今年の6月に開頭手術を2回経験しています。ニューヨーク大学整形外科医部長が次男の主治医です。
5年前のサンクスギビングの辺りに、遺伝子の検査をした大学病院の先生から、次男の検査結果と、次男がおそらく普通の人と同じように人生を送ることができると判断された考察が送付されてきました。落ち葉が舞う秋空の中、立ち止まって、その手紙を何度も読んだのを覚えています。
遺伝子検査は、次男と同じ病気を持つお母さんに勧められて受ける事を決めました。
私は検査結果の手紙を読むのがとても怖く、手が震えて、病気の子供を持つ世界中のお母さん達が自分と同じような思いをしているのだと、とても切なく思いました。
次男は普通の人生を送ることができる、he will have a normal life, 私はこの文章を何回も読み返しました。そして専門医がどうしてその結論に至ったかと言う考察を何回も読みました。落ち葉の匂いと、落ち葉が立てるかさかさとした音。ベビーカーに乗せられた次男と私。怖くてその手紙を家の中で読むことがどうしてもできませんでした。
次男はその後、すくすくと育ち、私達はお医者さんに会う以外、次男の病気のことを忘れてしまいます。今週はどきっとさせられました。。。
私が自分の仕事で、一定金額を稼ぎたいと思う背景には、私の脳裏に次男が本当に普通の人生を送れるのかという、一抹の不安が拭いきれずにあるからです。何かあったときに次男を助けてあげられる経済力が欲しい、頼れる母でありたいのです。
大きな病院での検査、クリスマスの前日に予約が取れました。木曜日の後次男はいたって普通で、何も症状が見られませんが、どうか何事もないことを祈ってます。