アメリカ海外生活ブログ 大草原の小さな家

アメリカ🇺🇸ニュージャージーの生活を綴っていきたいと思います。

家を買いました

2023-03-24 22:12:00 | 日記
何度かこのブログに書いたかもしれないのですが、休日を利用してちょこちょことオープンハウスに去年、今年行っていました。

私の家はいわゆる3ベッドルームなのですが、1部屋を自分のオフィススペースとして使っています。今後もオフィスに毎日通勤すると言う事は考えづらいため、2人の子供にそれぞれ別の部屋が必要になったときにどうしようかとずっと思っていました。今の家には1階に外に部屋があるわけでもなく、ベースメントもありません。

コロナで自宅で働く人が増え、このまま家で働き続けるためには家にもっとスペースが必要だと考える人たちも増えています。

私の地域では近年に売られる家よりも、購入者の需要の方が上回っているいわゆる在庫不足の状態が続いています。在庫不足のために家の価格はなんと30%以上去年よりも上回り、クレイジーだとは思いながらも、待てばこの傾向が収まると言う気配もありません。気持ちは焦りながらも実際に家の買い替えをするのはもっと先になると思っていました。

将来的に家を買い換えるにしてもある程度家を見ていかないと、環境、家の善し悪しを決めることはできません。

最近はオープンハウスを一回だけして、その週のうちに競売が行われる、新しいニューノーマルが定着しています。たいていの家は木曜日にリストが上がり、金曜日からプライベートツアー。日曜日にオープンハウスをして、翌週の火曜日までにオファーを提出。同じ家を2回見たい場合は、オープンハウスも含めてブローカーさんにプライベートツアーをこの短い期間中でスケジュールしてもらわなければなりません。このニューノーマルが以前の競売形式に戻ると言う保証はどこにもなく、家の買い替えが本当に難しくなってます。

先週の日曜日、今自分が住んでいるタウンハウスのオープンハウスと、お世話になっているブローカーさんのお勧めの一戸建てを見に行ってきました。

タウンハウスというのはつまり写真のように隣の家と壁を共有している家です


見に行ったタウンハウスは、家の前に人工的に作られている池の前にあって、ウオークアウトベースメントがあります。walk out basement とは下の写真のように、ベースメントから直接外に出られるベースメントのことを言います。ベースメントとは言いつつも、窓やテラスがあり、物件によっては外から直接手入りできたりするので、実際には地下室というより、一階の下にあるリビングスペースです。よく窓のないベースメントで仕事をしていてちょっと鬱になると言う話を聞くのですが、そういう心配もありません。1階と同じスペースがベースメントとしてまるまる使えるので、とっても便利です。

購入した家の場合は、このベースメントに池に向かう感じでテラスがあり外に出ることができます。そしてもう一つの魅力は池に家の片方が面しているので自然にプライバシーがあることです。カーテンやブラインドが無くても誰かに見られる心配はありません。

オープンハウスに行ったときに、この池がもたらす何とも言えない落ち着き感にとても心が惹かれました。違いはウオークアウトベースメントだけとは言え、今自分が住んでいるユニットよりも、キッチンバスルームも更にアップデートされていて、本当に素敵だなぁと思いました。一緒に来た主人も見てとても気に入ったようでした。

私はその後ブローカーがお勧めする一戸建てを見に行ったのですが、沢山の家が密集する地域なので、一戸建てなのにプライバシーは見に行ったタウンハウスよりもありませんでした。5つの家と庭が面していて家の敷地を分ける塀も無く、犬がいたらどうするんだろうなぁと言う感じでした。

私は日曜日のオープンハウス、主人とは別にもう一度このタウンハウスを見に行きました。やっぱり好きだなぁと思いました。

ブローカーさんのJudyがオススメする一戸建てよりもこの間ハウスの方が気にいったと言うことを伝えたら、義理父、義理母、Judyを含めて4人で月曜日の11時にもう一度家を見に行くことにしました

私が驚いたのは、私よりもむしろこの3人の方が、物件をものすごく気にいったと言うことです。Judyはこのリスティングプライスは安過ぎる、多分わざと低めに設定して、たくさんの人に来てもらうようにしたんだと思うと言い始めました。ちょっと心配していた池が家の前にあると言う事実も、池の水面がはるかに下のほうにあるので、洪水の心配は無いとJudyにも義理父にも言われ安心。

義理母はウォークアバウトベースメントに行った途端、I want you to have this house、この家をあなたの家にしてあげたいと何回も言い始めました。。。義理父と義理母は、現金でこの家を買えるかどうか、家に帰って銀行残高を見たいと言い始めました。これには私の方が驚き、義理母や義理父の、他の息子さん達と揉めたくないので、無理しないでほしいと止めに入ろうとしました。義理父義理母は私の発言を気に留めることもなく、Judyとオファーするプライスについて話し合いを始めました。私の中では、オファーをするつもりであっても、実際にオファーが通るのがいかに難しいのかを知っていたので、まぁいいか、let us tryとちょっとたかをくくっていました。そして内心、みんながこの家を気に入ってくれてうれしいなと思いました。

主人が家に帰ってきて、オファー金額を決定。今住んでいる家のローンの返済は終了していて、新しい家を購入する金額の差額の現金もあり、義理父義理母から現金を一時的に借りることになっても、現在住んでいる家を売ったらすぐに返済出来て、新たにローンを組む必要もありません。自分達が今住んでいるエリアも、タウンハウスも、実際かなりの需要があり、売る心配はあまりありません。

義理父義理母にしてみれば、私たち夫婦に遠くに引っ越されると言うのが嫌なので協力してくれると言う背景もあります。入札は火曜日の12時までとあらかじめ決められてました。月曜日の夜オファーを出すコントラクトにサインをしました。

オープンハウスが一週末の日曜日のみで、翌週の火曜日の正午までにオファーを入れると言うのはすごく急だと思います。でもこれがニューノーマルとして定着しつつあるのです。

そして水曜日の夕方にJudyから電話があり、25のオファーから私達のオファーが選ばれたと言う連絡がありました。私たちのオファー金額に近いオファーは複数あったけれども、結局現金決済というのが決め手になったようです。

義理父義理母にはとても感謝しています。

売り手買い手のお互いの弁護士による契約書のレビューを3日以内に終了させなければいけないと言うことで、水曜日の夜から契約書のレビューが始まり、金曜日の朝にデビューが終了しました。次は月曜日にインスペクションです。クローズ、家の引き渡しは4月27日となってます。ほぼ一か月。ひえー、めちゃめちゃすぐだとびっくりしました 😅😅😅。

私の家探しは、真剣ではあったのですが、もっと長くなると思っていたので、思いがけない良い形で終焉して、今でもちょっと驚いています。

今の家を購入した時も、一年以上家探しに時間がかかると思っていたのに、あっさりと1ヵ月以内で決まりました。その時のマーケットは今のようにクレイジーではなく、同じ家を何回でも見に行けましたし、オファーも、ブローカーが電話で私たちの金額を提示して、売り手からカウンターオファーがあり、カウンターオファーを反映した金額をもう一度提示して、売り手からオーケーをもらうと言う、もっとシンプルで普通な感じでした。

正直、同じタウンハウスの、歩いて5分で行ける違うユニットに引っ越すだけなので、安心感があります。そして今の住んでいる家と引っ越す家の差額もそこまで多くないので、出費こそは増えますが経済的な不安感がそこまでありません。そして、このタウンハウスの中で、walkout basement がある物件が10件以下しかないので、同じような物件が将来売りに出される保証も、売り出されたとしても競売で、オファーが通ると言う保証もありません。前のオーナーは、このタウンハウスが建設された時から、実に31年住んでいるので、住んでいた場所は気にいっていたはずです。

一戸建てのオープンハウスを見に行って帰ってきた時、自分の今の家、1.5倍から2倍の値段がついてるよ家よりも、自分の家の方が好きだなぁと思う気持ちがありました。今回購入した家と現在住んでいる家の値段の違いは、大体1.2倍以下で、今住んでいる家よりもはるかに改築、アップデートされ、とてもいい感じでした。

実は今仕事がものすごく忙しい時期に差し掛かっているので、嬉しい悲鳴です😆😂🥹。また月曜日にインスペクションは残っているものの、家のガラクタを取り除くには良い機会なので、今週末はとりあえず不要なものをどんどん集めて行くことから始めようと思います。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Harry Potter Cursed Child Broadway Show

2023-03-18 23:56:00 | 日記
長男はハリーポッターが大好きです。長男が10歳になるお誕生日プレゼント。長男がずっと行きたがっていたハリーポッターのショウに今日は行ってきました。

せっかくニューヨークまで行くのでブロードウェイショウの前に何かできないかと調べていると、ハリーポッターのお店があることがわかりました。

何年もニューヨークに住んでいたのになんで知らなかったんだろう。。。

開店の朝9時に間に合うように、朝6時起き。早く行って本当に正解でした。

まずお店自体が結構広いんです。1階と地下があるのですが、いろいろファンにはたまらない仕掛けがあちこちあって、お店の商品を見るのも楽しくて、あっという間に時間が過ぎてしまいます。エレベーターでさえ楽しめます。

朝の10時にはすでにお店は混んでました。






あらかじめレビューを読んでいてファンクラブのアプリをダウンロードしておきました。


そのアプリを使って写真の下の台の部分にある丸い模様をスキャンすると、鍵がアプリに表示されてアルファベットが1文字出てきます。この12文字のアルファベットを全部集めるとハリーポッターの映画の中でよく使われる呪文が出てきます。


この12文字を全て集めると、お店では非売品のピンがもらえるんです。

お店のレビューを読んでいるときにある方が投稿していたので、お店の方に聞いて今でも有効と言うことが分かり、それを長男に見せた瞬間、長男大興奮。。。12文字集めが始まりました。1階と地下のディスプレイを探し、11文字集め、あと何文字足りないのか店員さんに聞き、12文字と判明。もう一度店内をめぐって残りの1文字を探すことができました。ハリーポッター好きの長男が正しいスペルを言うことができ、ピンを無事にゲット。優しい店員さんで家族は何人いるのかと聞かれて4人家族ですと答えるとピンを4個くれました。ラッキーです。

これが終わる頃にはもう10時15分位になってました。私としてはまだ全然店内を見れていなかったのですが、店内を走り回っていたので一息入れたいと言うことで休憩。

有名なバタビール🍺

味は日本のクリームソーダです。懐かしい。そしてこのプラスチックのカップは、家に持って帰ることができます。




長男はこのグリニッジ銀行の硬貨の形をしているブラウニーを注文。

バタービール


ナギニ
タイムターナー


次男と主人へのお土産をそれぞれ買いあっという間に11時過ぎになっていました。ちなみにこのお店の価格設定は、比較的リーズナブルです。後で行ったシアターのお土産のほうがもっと上乗せされた価格設定でした。

シアターから開演時間1:00の1時間前12時に来るようにしてくださいと言うEメールが来ていたので、軽くお昼を食べ、12時の2分前ぐらいにブロードウェイの会場に着き、ドアを開けようとすると開かない???

ちょっと先に来て並んでいた人達の短い列が出来ていて、12時になったら開くと言われすぐ後ろに並びました。12時に来いと書いといて、扉が開かないってどうやねんと思うよねと談笑。。。理由は12時からセキュリティーチェックが始まるのです。

結構あっさりと中に入れたのですが、びっくりする位混んでいました。QRコードをInstagramのアプリを使ってスキャンをすると、守護動物が見えたり天井のプラネタリウムが光って見えると言ったような仕掛けがあり、ロビーは激混みでした。私たちのような子供連れの家族が中心かと思いきや、大人たちのみと言う方の大丈の方が多かったです。

初めての長男のブロードウェイショウなので奮発。オーケストラ席の前から3列目の席を予約しました。数ヶ月前に早めに予約をして取りました。昨日ちょっとどれくらい混んでいるかと思い会場の予約の様子をみたのですが、早めに取った方が同じランクの席の値段が安いと言う印象を受けました。ちなみにどの席が良いかと言うのもググって調べましたが、2階席の最前列が良いと言う意見も多かったです。


かなり前の席だったので俳優さんの表情が本当に近くで見れました。


オペラ座の怪人などのショウに以前行ったことがあるのですが、結構聞き取りづらいです。私は事前に本を読んでから行きました。ちなみにこの本がものすごく売れたと言う記憶は無いのですが、本もとっても面白かったです。

本を読んだときに感じなかったキャラクターの悲しみが、舞台だと伝わってきて、自分でも意外でしたけど、涙が出ました。

楽しすぎて家に帰りたいと言う気持ちになれなかったので、長男にブックオフに付き合ってもらいました。ブックオフにポケモンカードが売っていたので、長男もご機嫌。私も日本の懐かしい本が安く変えて、とってもうれしかったですq

長男曰く、今日1日が3日分ぐらいに思える位充実して楽しい1日だったそうです。私もすごく楽しかったです。






コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

逃げるは恥だが役に立つ

2023-03-13 15:22:00 | 日記
アメリカのNetflixで逃げるが恥だが役に立つの配信が始まりました。日本語のテレビが普通にNetflixで見れるなんて本当に嬉しい限りです。

通常のストーリーは見たことがあったので年末年始ストーリーを楽しませてもらえました。

ちょっと私の中でタイムリーで面白いと思ったのが女性の産休、男性の育休です。

アメリカではコロナの後に男性の育休、パタニティリーブに瞬く間に普及しました。なんと12週間会社によっては100パーセント有給で取れてしまいます。

私たちの世代としては自分たちの時は産休が3ヶ月でしかも支払いが70%程度だったのにと言う気持ちがあります。

私の部下がもうすぐ育休を取ることになると思うのですが、この12週間100%有給に加えて通常の有給も加算され彼の場合は年間なんと30%不在と言うことになります。ひゃー、私も2人子供いるんですけどというのが私の正直な気持ちで、上司の私がそう思っているのですから他の部下の方々はもっとそういう気持ちが強いと思います。特にアメリカは年俸制ですから彼が不在の為増える仕事の分は支払われないわけです。

私の場合はもう1人正社員の人を雇うことにしました。そういうことに備えて余裕ある人員数にする方が、リスクマネジメントの観点から見てもありだと思いました。

私自身年始以来毎日休みたいと思っていても休みが取れずやっと今日の月曜日1日余分の休みを取れた状態です。いっぱいいっぱいの稼働率で人を回していく時代はもう終わったのかなあと思わせられました。

それにしてもゆりちゃんかっこいい上司ですね。憧れちゃいます。自分が部下にどう見られているかとかよりも自分自身が良いと思える人でありたいです。

かっこいいと言えば他の部門の統括の方に、この間引退を匂わせれました。かっこええ。。。まだ彼女は62、3歳だと思うのですが十分な貯蓄もありもう引退後に住む家も購入済み。皆さんに惜しまれながら辞めていくと言うことになると思います。私もそっち側に行きたい。。。

主人にボーナスが出たのにケイトスペードやコーチでカバンを買わないのかと言われ、前からそれよりももっと欲しいと思っていたリュックサックバックパックを買うことにしました。息子達と1日レゴランドに行く時、水筒のボトルが日本入れられて両手が開くリュックサックがやっぱり便利だからです。

お店を見て回って、最終的にはospreyのデイパック+にたどり着きました。お店にあったのはあまりにも赤い鮮やかな赤だったので、
違う色を買うことにしました。休憩にスタバのストロベリークリームクッキー。春ですね。

オンラインではこの赤が地味なえんじ色に見えたので、このオンラインの黄色も鮮やかな黄色だといいなと思ってます。

バックを探しているときに、L.L.Beanも見ました。お値段は高めですけど上品で色付かいが綺麗でいいなぁと思い、フラネルのパーカー買っちゃっいました。


忙しいと忘れちゃいますが、毎日ウキウキワクワクしていたいし、そういう気分になれない時、それを思い出させて貰えるものに囲まれていたいです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする