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12月6日の金曜日は、前から予定していた奈歩と島根に行く日だった。十日ほど前に緑のお母さんに連絡したら、
「来て下さるなんて、申し訳ないです。緑に外泊取らせますね、本当にありがとうございます」と言ってくれた。
ハチ公前で奈歩と七時に待ち合わせ。出発は八時だ。私は三限まで出て、四限は休み、一旦アパートに戻って、バッグに荷物を詰めた。なんとか仕上がったビーズのネックレスを綺麗にラッピングして、荷物の一番上にそっと置いた。
遠出は、紅葉ドライブ以来だった。今の時期に島根に行っても海水浴も楽しめないけれど、今回は緑に会いに行くのが目的なのだからそんなことは気にしない。
七時に奈歩と落ち合い、バスの発着所へ向かう。一泊なのに二人共けっこうな大荷物だ。
夕食は近くのカフェで簡単に済ませた。二人共コンタクトは取ってメガネにしてきたので、しかも二人共、縁がカラフルで太いメガネなので、傍から見たらデザイナーのように見えたかもしれない。
19時45分、バスに乗り込む。空いていた。確かにただでさえ東京ー島根間はマイナーな路線だし、時期も中途半端だからだろう。真ん中あたりの席だった。私は奈歩に窓側を譲る。
ゆったりした座席で、一番後ろには温かい飲み物を自由に取れるところがあって、お手洗いも付いていた。
バスは八時を少し過ぎて出発した。
いつもは徒歩か電車での移動がほとんどの東京の街を、大型バスから眺めると、又違ったように見える。これから夜の遊びに繰り出すらしい若者の集団、スーツにネクタイ姿のサラリーマン、露店で商売しているアラブ系外国人、カラオケ屋、飲み屋の勧誘の店員…などが小さく見える。
ほどなくしてバスは東名高速道路に入った。バスの中の明かりが暗くなる。私と奈歩は、コートを膝掛け代わりにして、後ろに人がいなかったので、おもいっきりリクライニングした。
奈歩とこうして二人で旅行するのは、考えてみれば初めてだった。一年の始まりから、松崎がいたので、旅行は専ら松崎と行っていたし、そうじゃない時は緑と三人だったりした。
まだ眠くなかったので、最近の、高村くんと出会ってからの私を反芻していた。本当に降って湧いたような恋。私は奈歩に話してみた。
「奈歩、この間はありがとう。なんか、切ないよ。高村くんとは、ひとたび会って話始めたら、あんなに楽しいのに…。もともと叶わなぬ恋だったんだよね。なのになんで美雪さんがいるのに、会ってくれるんだろ。余計辛いよ。私、どうすればいいかな?早苗にも中村コーチにも、高村くんのことは反対されてる。まずは高村くんに、私に彼がいることを伝えるべきなのかな…」
「理美、理美はね、自分が特別な経験をしているように思っているかもしれないけれど、私たちみたいに多感な時期には、二人の人を同時に好きになってしまうことって珍しくないと思うわよ。私はね、そういう経験、中・高でさんざんしてきて…。昔そういうことあって。だから、私は特定の彼を、結婚を考えられるぐらいの人が現れるまでは、作らないことに決めたの。そのことで、安住する人がいない、不安になることもあるけれど、深く付き合うことに臆病になっちゃったのよね。一方を傷つけるくらいなら、最初から深入りしないようにって。理美、松崎にも高村くんにも、まだ何も言わない方がいいわ。次に高村くんに会う時に、まず告白してみて。美雪さん云々ではなく、あくまでも自分の気持ちを大切にして。正直に自分と向き合ってみて。気持ちって言わないと伝わらないと思うの。でもね、私高村くんに会ってないから何も言えないけど、これだけは言えるわ。松崎は、真っすぐに理美のことを想っているってこと。大切にしてくれているってこと。松崎にとっては、理美以外にいないってこと。松崎を傷つけるくらいなら、少しの間嘘をついてあげて。そのくらい松崎は…」
「わかった。奈歩の言う通りにする。私、高村くんに出会ってね、今まで松崎を基準にしてた恋愛観そのものが見事に壊されたって言うか打ち破られたって言うか…。高村くんは、松崎と何もかもが違うの。そう、女性的って言うのかな。話しやすいし、メールも丁寧に打ってくるし、考え方、目線なんかが似ていて、親近感が湧いてしまって…。私、そういう気持ちって男の人に対して抱いたの初めてなの。松崎とは、確かに一緒にいて心底落ち着くし、同じ物理専攻で色々教えてもらえたり、お母さんがピアノの先生だから嬉しかったり…。でも、震えるような刺激は感じないし、物足りなさを感じているのも事実で…。比べられることじゃないのかもしれないけれど、高村くんが新鮮だったのね。付き合えないって分かっても、気持ちだけ伝えてみるよ。」
バスは秦野中井ICを通り過ぎてゆく。
でも、好きとか言ったら、また須藤の時みたいになってしまうようで、内心、迷っていた。好意を抱いた男の子と、振られたからって友達として続いた試しは、未だかつて、ない。
時計は九時を回ろうとしていた。リクライニングを戻し、後ろから温かいお茶を取ってきて飲む。
車窓からのキラキラした夜景を眺めていたら奈歩がふいにこんなことを言った。
「理美覚えてる?松崎の友達で今カナダに留学している井上くん。彼がね、この冬帰国するんだ。私ね、メールのやり取りはずっとしてたんだ。一年の時四人でスノボー行ったことあったじゃん、あの時実は井上くんに一目惚れしたんだ。でも、あの時は彼には素敵な彼女さんいたじゃない?で、私、あれ以来特定の彼氏って作らなかったじゃない。それってね、実は井上くんがすごく好きで諦められなかったからなの。でもね、今は一人なんだって。メールで話してくれたんだけど、カナダ留学決意したのも、元カノの影響なんだって。彼は振られたの。元カノの麻里絵さんは、帰国子女でかなり頭のきれた人だったそうよ。井上くんは彼女の視野の広さ、考えの深さ、大人っぽい部分にいつも嫉妬してたって言うか、悔しかったみたい。もっと自分が、彼女と対等なくらい英語ができたり、視野の広い会話ができたりすれば、振られなかったんじゃないかって、彼なりにすごく悩んだ時期があったみたいなの。それで、カナダ留学したんだって。提携してる大学に行けば単位も一部は振り替えてもらえるとかで。それが二年の九月からね。学校は今年の八月で終わったんだけど、彼、今三ヶ月の世界一周旅行に出てるのよ。旅先から一週間おきぐらいにエアメールが来るの。私、夏に思いきって告白したの、『帰ってきたら私と付き合って下さい』って。そしたら、『いいよ、こちらこそよろしく!』って返事がきて。だから私も、今まで中途半端に付き合ってきた人たち、稲葉とかね、12月までに清算するんだ」
奈歩が井上くんとそうなっていたなんて…。
「奈歩、良かったじゃない!私も嬉しいよ。また一年ん時みたいに、四人でダブルデートもしようね!」 それならカウントダウン・ライヴは奈歩を誘おうと思った。香織には幸い、まだその話をしていなかった。
「松崎もこの間、井上くんが帰国するんだ、って嬉しそうに話してて、年末カウントダウン・ライヴのチケットを四枚取ってくれるらしいの。私が誰か友達を誘って四人で行こう、ってことになってて。じゃあ奈歩絶対一緒に行こう!」
松崎の友達の井上くんと、私の友達の奈歩が付き合いはじめる…。私は思った、奈歩もこの一年、寂しかったんだろな、と。遠距離恋愛のようなものだったんだもんな。 バスはあっと言う間に浜松まで来ていた。
15分の休憩があり、用はなかったが降りて、伸びをし、うなぎパイを買った。 それから後は、バスのエンジン音が眠気を誘い、深夜にトイレに起きた以外は朝まで熟睡した。
朝六時過ぎ、日の光で目が覚める。程なくして島根県の県庁所在地松江に到着した。ここで乗客の約半分が降りた。緑の実家は出雲だ。その後、宍道、玉造、と停車し、出雲に着いたのは七時半過ぎだった。
バス停には緑のお母さんが車で迎えに着てくれていた。
「遠くからありがとうございます」 お母さんが車から出て挨拶してくれた。緑は?と思って車の中を見ると、後ろの座席に、乗っていた!表情は明るかったが随分と痩せていた。
その姿を見て、私は即座に「拒食症」「対人恐怖症」と言う単語が頭に浮かんでしまった。
奈歩と私は車に乗り込む。私たちは久しぶりの再会にしばし喜び合い、緑の実家へと向かった。ちょっとよそよそしい緑を感じて、
(ああ、緑はまだ治ってないんだな…)と悲しい気分になったが、表面上はそういう素振りはせず、きわめて明るく接した。
「島根はもっと暖かいのかと思っていましたが、やはり12月ともなると寒いんですねー」
私は当たり障りのない会話をした。
「そうなんですよ。島根って南の方だから冬は雪が降らないと思っている方もいますけどね、実は積雪量がけっこうあって、スキーも出来るんですよ」
とお母さんは運転しながら、優しい声で言う。
20分足らずで到着する。住宅街の一軒屋で、ごく普通の家だ。 前に緑が話してくれたことがあった。緑のお母さんはとても心配症で、3~4日に一回は必ず電話をよこすのだ、と。おそらく十月に、緑の異変に気付いたのだろう。そしてたぶん両親が上京し、アパートに来たら、緑は目に隈を作って、冷蔵庫は空っぽで、もしかしたら廃人のようだったのではないか…。明らかに精神の病と察知できたのだろう。 いわゆる精神病院に入れることはためらったに違いない。が、今、島根県立医大付属病院の精神科に入院しているそうだ。昨日一泊だけ外泊を許されたとのこと。
どこかで聞いたか読んだのだが、対人恐怖症になると、まずは外界と遮断する時間が、平均丸一ヶ月は必要だそうで、拒食症も伴うと、規則正しい食事の時間も回復につながるということで、それなりの順序と時間を要し、こうやってその道のプロに任せるのが最も早道らしい。
お母さんは気を利かせて、私たちを緑の部屋に通し三人だけにしてくれた。
緑が、ポロリ、ポロリと話し始めた。
「私、一年の春休み以降、工藤に夢中だった、工藤が私のすべてになってた、工藤に寄り掛かり過ぎてた。なんであんなにのめりこんだのか…彼にはそういう力があったのだと思う。工藤は、自分の世界を強く持っている人だったの。工藤の考え方は建設的だったし、ゆるぎない心と言うか、自信、気迫みたいなのがあった。それに金銭面でも、デート代は100%彼が持ってくれたし、とにかく私、工藤という人間に身も心も惹き付けられていったの。そうして知らないうちに彼に従順にもなっていった」
ここまで話すと、トントンとノックの音がして、お母さんがお茶を運んで来てくれた。みかんも三つ添えられていた。お茶を一口飲んで、緑が続けた。
「忘れもしない8月17日、横浜でのデートの最後に、夜の海を眺めながら、工藤はこう言ったの。緑には、もう魅力を感じなくなった。他に好きな人ができた。そして会社が忙しくて、もう会えないって…。魅力を感じなくなったって言われたの、ショックだった。私、自分を亡くしてしまっていた。従順になり過ぎて…捨てられたのよ。で、気が付いたら、周りに誰も友達がいなくなってた。と言うか、自分でそう決めつけていたのね。捨てられたこと、奈歩や理美には恥ずかしくて言えなかった。自分だけでなんとか現実を受け入れようとしたんだけど、工藤に裏切られたことでどの人も信じられなくなって。人に会うのが怖くなってしまったの。それで九月は、デンマにだけは頑張って行ってたけど、バイトも辞めて、ほんとに最低限の人にしか会わずに、食事の準備もできず…料理やその他、普通にできていたことが急に難しくなって。お母さんが島根からお父さんと二人で駆け付けてくれて。即、帰ることになって。奈歩や理美だけにはちゃんと話したかったんだけど、入院しちゃってケイタイも使えなくて…。ほんとに心配かけてごめんね」
やっぱり想像した通りだ、と思った。深いため息が出てしまった。緑が、あんなに大人っぽくしっかり者の緑がどうして、どうして…。工藤が憎らしかった。別れるには、もっと別のセリフがあってよかったんじゃないか。好きな人ができたなんて正直に言えばいいってもんじゃないだろうが。でも、これだけ緑が過去を認めて振り返ることが出来ていることに、ああ、これなら病気も快方に向かってるんじゃないかと思いホッとした部分もあった。ただ、始末が悪いのは、緑が今でも工藤を、過去の幻影を懐かしんでいることだった。奈歩が、
「緑、工藤はね、悪い男だったのよ。緑もそれを認めて早く立ち直んなきゃ。緑、自分を大切にして。工藤はもう戻ってこないんだから」
と必死で緑を見つめた。
「緑にふさわしい人はこの先いくらだって現れるわよ。工藤を卒業すればね」
私も励ますように、肩を叩いた。
緑はこんなことを言った。
「私、付き合ったのって初めてだったの。中学の時はそういうコト考えすらしなかったし、高校は女子高で。私、初めて付き合ったのが工藤だったの」
同情せずにはいられなかった。最初に付き合った人というのは、強烈にその後のその人の人生を左右するって、どこかで聞いた事がある。
それから、またお母さんが、今度はケーキと紅茶を持って来てくれたので、ひとまず話し合いは中断してお茶をした。私は、このタイミングはちょうどいいと思い、バッグからネックレスを取り出し、
「はい、誕生日のプレゼントだよー」 持って来たネックレスを渡す。ラッピングは、緑のイメージに合わせて、エメラルドグリーンにオフホワイトのリボンを結んできた。
「うわぁ、理美、ありがとう」 緑は早速包みを丁寧に開ける。
そのネックレスは、水色のビーズと透明なビーズを使った、自分で言うのも何だけれどとても精巧なもので、真ん中には緑の誕生石であるターコイスのちっちゃい丸い石をあしらってある。
「作ったものなんだけどね…」 私は照れ笑いをする。
奈歩もプレゼントを出してきた。それはセリーヌ・ディオンのバラードコレクションのCDだった。
「病院ではCDは聴けるんじゃないかって思って。これを聴くと芯から癒されるわ」
すると緑は、今まで我慢していたのか、突然箍が外れたように、わっと泣き出した。
「泣きたいだけ泣くといいのよ。涙は汚いもの全部洗い流してくれるわ」 奈歩も私も、もらい泣きして、三人で声を立てて泣いた。
しばらく経って、お昼になったので、リビングに下りる。緑のお母さんがお昼を準備してテーブルに並べて待っていてくれた。スパゲッティナポリタンにクラムチャウダー、それにレタスとパプリカのサラダだった。
お昼を食べた後、リビングの端にピアノがあったので、緑の為に、浜崎あゆみの「ボヤージュ」を弾き語りした。
緑が真剣に聴いてくれて、終わったらいつまでも拍手してくれたのが印象的だった。
その後、さすがに長旅で疲れていたせいか睡魔に襲われ、緑の部屋で二時まで昼寝をした。
一眠りしたらさっぱりして、天気もよかったので、出雲大社に参拝に行こうということになり、準備をして出かけた。
緑の実家から出雲大社まではほんの十分足らずで着いた。道中うっすらと雪が降っていた。
出雲大社は鼻高山という山の入り口にあった。縁結びの神・福の神として親しまれているということで、皆、思い思いの願いを込めて、かなり長く手を合わせていた。 帰り病院へ寄り、緑は病院へ戻った。奈歩と私は、
「明日、帰る前に病室に寄るね」 と言って別れた。
その日の夜は、緑の実家で手巻き寿司をご馳走になり、ご両親と色々お話した。大学のことを話すとお父さんは、
「遠くに出したのが悪かったと思った。こんなことになってしまって…。でも、緑にはこんなに良いお友達がいたんだね。緑は良くも悪くも私に似て、自分の思いを内に閉まってしまうところがあってね。今回のことで、緑は随分苦しんだ。大切なのはこれからどうするかだ。起こってしまったことはどうすることもできないのだからね。これから緑が学校に戻っても、どうかそばにいてやってください」 と私たちに頭を下げた。
緑は、お父さんが言うように、性格もお父さん似なのかもしれないが、顔も、目が細めだけれど優しく、鷲鼻のところなど、バッチリお父さん似だ。
その後順番にお風呂に入らせてもらい、十時にはもう緑の部屋へ行き眠りに就いた。
次の日、帰る前に緑の病室を訪ねて行った。
受付を済ませて病室へ向かう。
緑の病室は四人部屋で広々としていて、時間の流れがゆったりとしているようだった。ベッドもスチール製ではなく木製で、あまり病院という感じがしない。
緑は私たちを見ると、目を輝かせた。きっと自分が、普通の人とは違ってしまったような激しい悲しみがあったのだろう。だから、普通の人であろう奈歩や私が、この病室に入ってきてくれた、そのことが本当に本当に嬉しかったに違いなかった。 ベッドでは狭いからと言って、緑は笑顔をいっぱいに興奮しながらデイルームという淡い木の色のテーブルと椅子の置いてある部屋へ連れて行ってくれた。 緑は、昨日よりもスッキリした表情をしていた。 一人、色黒で目がギョロギョロした年配のおばさんが、こちらを興味津々に見ている。
「マサエさん、私の大学の友達なのよ」 緑は、そのおばさんと仲がいいのだと言う。 マサエさんは、急にくしゃくしゃと笑顔になって、
「あ、どうもどうも。ごゆっくりしてらっしゃーな」 と言って背中に太陽を背負って去って行った。
「マサエさんはね、この病棟のボスなの。患者間の情報をいち早くキャッチしてる、すごく頭のいい人よ。あの人を味方につけとけば、ここの病院は過ごしやすいわ」
私は、ここが「過ごしやすい」と言っている緑にちょっと不安になった。それで、
「緑、でもさ、もちろんゆっくり休んで治して欲しいけど、一月の試験、なるべく受けられるように頑張って戻って来てね」 と優しく言った。
「分かってるわ、ありがとう。実は病院暇だから試験勉強してるんだ。茜が試験範囲とか色々情報教えてくれて」
茜…戸田茜は、同じ学科のクラスメートで、戸田・永井・夏木と出席番号が並んでいて、二年までは緑の実験パートナーだった。今は彼女も数学を専攻しているので緑にとっては一番の友達だ。因になぜ奈歩とは出席番号が離れているのに仲良くなったかと言うと、入学式でたまたま隣に座っていて、私から声をかけたのが始まり。
「それはいいね。暇つぶしにどんどん勉強して。でも無理はしないでね」
帰りはお母さんが飛行機の手配をしてくれていて、出雲空港に送ってくれた。
「色々、ありがとうございました」 丁重にお礼を言われ、
「こちらこそ、お世話になりました。それでは」
と、三回ぐらい頭を下げながら別れる。
行きは丸十時間以上かかったのに、飛行機に乗っていたのはたった一時間半足らずで、あっと言う間に羽田空港に着いた。
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