おたまじゃくしを眺めながら。

おそらく、音楽の話が中心になると思います。思っていることを、綴っていきたいと思います。

海の向こうとの繋がり

2022-06-07 21:56:47 | 日記
  前のブログで、人とのふれあいで生まれる温かさの話を書いたけど、その直後に、アメリカのリコーダー奏者さんから連絡があって、彼女が書いている本の原稿に目を通して、どう思うか、感想が聞きたいって。彼女が書いている本というのは、リコーダー曲を書くためのガイドブック。
 ちょっとびっくりしたのは、彼女が、私を、作曲家だと認識してくれているということ。

 不思議なつながりです。2年前に、SNSで私が発信した、女性とマイノリティーの作曲家に関する発言で、いわゆる白人の男性作曲家から、ものすごい攻撃(誹謗中傷)を受けたのだけど、その時に立ち上がってくれたのが、彼女でした。他にも女性のリコーダー奏者がいろいろ良くしてくれたし、個人的にメッセージをくれた、白人男性の作曲家もいました。白人とかって、関係ないんですけどね。
 でも、ABRSMのリコーダーの試験曲の99%が白人男性作曲家によるものだというのは、事実だったわけだし、今、生きている作曲家の曲も、もっと取り入れて欲しいという発言も本音です。
  その後、ABRSMの試験曲が変わって、少し良くなってきてます。
 ピアノの試験曲は、女性作曲家だけじゃなくて、英国人作曲家の曲も増えてます。以前は、大陸の作曲家が主だったのだけど。

 あのことがあってから、色んな人とも繋がることもできたし、私自身、勉強になったこともあるから。
 

 体調がどうしてもすぐれなくて、午後にお昼寝しました(笑)1時間ぐらい横になったんだけど、だいぶ楽になった。

 バーミンガムの音大から、Open dayについてのメールが届いてたから、目を通さないと。飛行機、搭乗時刻の2時間前に空港に来るようにって書いてあるけど、7時の飛行機だから、5時!?無理です。絶対無理です。6時に行きます。国内線なのに2時間前って、国際線じゃないんだから。

 夕方に、Theoryの試験コースの最後のセッションがありました。結構急いだけど、一応全部カバーできたはず。
 もうちょっと楽しい授業がしたかったなあ。たくさんのことを詰め込むと、そういう余裕がないから。でも、TheoryのクラスをこんなふうにZoomで教えたのは初めてだったから、良い経験になりました。

 お昼寝したのに、また眠たい(笑)今夜は早く寝ます。体調がまだ良くないみたい。明日は普通にレッスンとかあるし。職安のおっさんと話さなくちゃいけないし。
 明日は、雨だそうです。雨が降ると安心(笑)雨が降らないと、やっぱりおかしい西スコットランド(笑)

抗ヒスタミンが神様に見える(笑)

2022-06-07 11:50:30 | 日記
 ここのところ、アレルギー反応が出ていて、お肌も大変。娘がアトピーだから、もともと洗剤とかシャンプーとかには気を使っているのだけど。今日は、朝から腕に湿疹。

 更に、花粉症がひどい。芝生の種です。くしゃみ、鼻水、涙目…

 今週は、そんなに忙しくないと思っていたのだけど、くしゃみで体力使ってるみたいで、すぐ疲れてしまいます。もう、嫌んなっちゃう~。抗ヒスタミン漬けになってます。

 夕方のZoomのTheoryのクラス、大丈夫かなあ~。くしゃみをしていたら、クラスが終わっちゃいそう。

 昨日の夕方、思ったより早く家に着いたので、先週書いたばかり曲を録音してみました。
 自分で書いておきながら、え~!って(笑)。高い音は、ピッチがなかなか合わなくて。ある程度の所で妥協。
 いつも、録音した後に、ああすればよかったとか、こうすればよかったとか、あるんですよね。

 今朝は、バーミンガムの音大の先生からメールが来て、木曜日のOpen Dayは無理だけど、今月中に一度、オンラインでレッスンしてもらえることになりました。正直言って、不安です。大丈夫だよね・・・

 木曜日のOpen dayは、情報収集してきます。特に、奨学金の情報。
 教会音楽とかなら、教会から奨学金が出たりすることもあるけど、リコーダーの勉強がしたいというと、そもそもリコーダーが音大で勉強できるということ自体を知らない人の方が多いから… 同じヨーロッパでも、大陸に行くと違うんですよね。ドイツなんて、どこの音大でもリコーダーの勉強ができる。英国は、私が知っている限り、バーミンガムとロンドンとマンチェスターだけのはず。
 
 経験上、もちろん、何かを始めるのも、勇気が必要だし、簡単ではないことはわかってる。でも、それよりも難しいのは、それを続けていくこと。

 私、今まで生きてきて、これほどまで、何かに夢中になって、やりたいって思ったことって、なかったんじゃないかな。なんで若い頃に始めなかったんだろう。でも、若い頃に始めていたら、ディスレクシアのサポートが得られずに、苦労したはず。今だから、ディスレクシアのサポートを受けて、勉強することができる。英国にいる意味も、そこにあるんじゃないかな。ドイツなら、ディステクシアの人が少ないから、サポートも受けられない。ディスレクシアが多くて、研究が進んでいる英国だからこそ、他の人と同じように勉強することができる。

 何かがその時できなくても、医療や科学が進んで、将来できるってこともあるんだよね。

 YouTubeに上げた曲、「The Warmth」は、人と人のふれあいで生まれる温かさみたいなものが表現したかった。ネット上でも、温かさが伝わってくることがある。そういう温かさを大事にしたい。